Blackviewのブランド「TABWEE」のエントリータブレット「T80」がAmazonでセール中です。性能面に見るべきところはありませんが、付属品が非常に充実しており、価格も非常に安いので、手軽な情報端末・ときどき仕事用として、またお子さん用のタブレットとして検討の余地はあると思います。
セールの概要
・割引前の価格:18,999円
・割引後の価格:12,899円 (32%OFF)
・セール期間:8月18日(月)〜 24日(日)
※詳細はセールページをご覧ください
1. スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Android 15 |
SoC | UNISOC T310 |
RAM | 6GB(拡張機能により最大18GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,280 × 800) |
バンド | 5G/LTE非対応 |
無線通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth5.0 |
ポート類 | USB Type-C 、microSDカードリーダー 3.5 mmオーディオジャック |
カメラ | 前面:2MP/背面:5MP |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 242×161×9 mm |
重量 | 製品ページに記載なし |
2. OS/SoC/RAM/ストレージ
OSはAndroid 15でSoCはUNISOC T310です。Antutuスコアは約16万点と、中国タブのエントリーモデルに搭載例の多いUNISOC T606(約25万点)よりもさらに低いスコアです。「使っていて突然フリーズする」ような感じではないと思いますが、Web閲覧にせよニュースアプリにせよ、多少もっさりとした動きになると思います。
RAMは6GBで拡張機能により最大18GBとして使え、ストレージは128GBです。また、microSDカードによるストレージ拡張にも対応しています。
3. ディスプレイ/筐体
ディスプレイは10.1インチで解像度はWXGA(1,280×800)と低めです。また、Widevineについても製品ページに説明がなかったので、L3である可能性が高いです(よって、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画サブスクでHD画質視聴はできません)。
カメラも前面2MP/背面5MPとミニマムスペック。2MPあればWebミーティングは問題なくこなせると思いますが、背面カメラは「メモ用」という感じになるでしょうね。
バッテリーは6,000 mAhです。SoC性能が低く、ディスプレイ解像度も低めなので、これでも良さそうには思いますが、10インチタブレットとしては小さめの容量です。
4. 付属品
ここまで本体を説明しましたが、冒頭に書いた通り、はっきり言って見るべきところがないスペックです。しかし、TABWEE T80は「セットモデル」で、付属品が非常に充実しています。
この画像だとちょっとわかりにくいですが、「ケース(タブレットスタンドにもなります)」「保護フィルム」「Bluetoothキーボード」「Bluetoothマウス」「スタイラスペン(タッチペン)」「スタンド」「ACアダプターとUSBケーブル(これは一般的な付属品ですよね)」が付属します。
なので、キーボードとマウスを接続してGoogleドキュメントで文書を作成したり、長文のEメールを書いたりといったことができます。また、キーボードとマウスはBluetooth接続なので、T80以外のデバイスで使うこともできます。
これらの付属品は(確証はありませんが)先日レビューしたTABWEE T90の付属品と同等と思われますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Tabwee T90 レビュー - Blackview系列のエントリータブレット。「初めての一台」としてもぴったりの全部入りセット。Android 16搭載!
5. 価格など
TABWEE T80はAmazonで販売中で、8月18日現在セール中です。セール価格は12,899円です。タブレット本体については「完全にエントリー」クラスですが、付属品が充実しており、セットとしての価格は安いと思います。
ウインタブ読者であれば「(動画を観るにせよ、キーボードで文書を作成するにせよ)割り切った使い方」になると思いますが、お子さんとか、PCを持っていない人とかであれば、価格も価格なので購入検討をする意義はありますね。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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