OUKITEL WP22 － 大音量スピーカーと大容量バッテリーを搭載、アウトドアで便利な機能が盛りだくさんのタフネススマホ

OUKITELがタフネススマホ「WP22」を発売します。ミッドレンジクラスのスペックに加え、大音量を出せる大型スピーカーと大容量バッテリーを搭載しているのが大きな特徴の4G（5Gには非対応）スマホです。

1.OUKITEL WP22 スペック

スペック表

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OSは「Android 13」です。おお、中華スマホとしてはこれが初か？と思ったのですが、先日ご紹介したUMIDIGI G2/C2というエントリースマホがAndroid 13搭載だったので、ウインタブが取り上げる製品としては「中華メーカーでは2番めのAndroid 13搭載機」ということになります。順番はともかくとして、最新OS搭載というのはうれしいところ。

一方でCPUはHelio P90と「久しぶりに聞く名前」です。3～4年前によく見かけた型番ですよね…。しかし、パフォーマンスは（今でも）決して悪くはなく、CPU MonkeyによればAntutu Ver.9のスコアは268,320とのこと。タフネススマホ用のCPUとしては十分な性能だと思います。

RAMは8GB、ストレージは256GBと十分な容量が確保され、ディスプレイも6.58インチのFHD+解像度です。タフネススマホの場合、中上位のモデルでもディスプレイ解像度がHD+にとどまるケースが少なくないので、この点も歓迎です。

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カメラはイン側が16MP、アウト側が48MPと、最近よく見かける108MPとかではないものの、「タフネススマホのカメラ画素数としては文句なし」です。また、20MPのナイトビジョンカメラ（モノクロになるが、暗闇でも鮮明な画像・映像を撮影できる。一般的な「ナイトモード」とは異なります）も搭載しています。

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バッテリーも10,000 mAhと超大容量です。1泊くらいの旅行とかキャンプであれば電源接続（充電）はいらないでしょう。

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さらにリバースチャージ機能（WP22をモバイルバッテリー代わりにして、他のデバイスを充電できる機能）もありますので、ご家族やお友達のスマホをレスキューできたりもします。ただし、この10,000 mAhのバッテリーについて「急速充電機能の説明が見当たらなかった」というのがちょっと怖いところです…。

通信バンドは5G非対応であるものの、LTEについては「グローバル対応」です。日本の主要バンドもしっかりカバーされています。また、ここ最近OUKITELの製品のレビューをしていないのですが、OUKITELは日本のAmazonでも自社出品しており、比較的新しいモデル（WP21）は技適を取得しているということなので、この製品にも技適マークがついているのではないかと思います。

2.OUKITEL WP22 筐体

前面には水滴型ノッチが使われ、上下のベゼルは太めです。また、背面はレザー調で大型のスピーカーがあり、これがデザインアクセントにもなっています。厚さは19 mm、重さは398 gと薄型軽量です（ウソです。でも大型スピーカーと大容量バッテリーを搭載して400 gを切っているというのは心理的にはプラスかと…）。

この筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性があります。

左側面にはユーザーが任意の操作を割り当てることのできるカスタムキー（OUKITELではプログラマブルキーと称しています）があり、イヤホンジャックはありません。

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スピーカーは「最大125db 4Wピーク出力」で、OUKITELによれば「世界最大かつ大音量のスマートフォンスピーカー」とのことです。住宅街では最大音量を試すのは難しいと思いますが、アウトドアではいろんな意味で役に立ちそうですね。

3.OUKITEL WP22 価格など

OUKITEL WP22はAliExpress内のOUKITEL Official Storeに製品ページがあり、3月20日から発売記念セールが予定されています。セール価格は170.99ドル（およそ24,500円。数量限定で最低価格になるものと思います）。

あまりゲームをしない人なら（ゲーム目的でタフネススマホを購入する人は少ないと思いますけど）メインスマホとして使えるでしょうし、大音量スピーカーに大容量バッテリー、ナイトビジョンカメラと、アウトドアで役立ちそうな機能も盛りだくさんなので、無事に170.99ドルで買えれば、という前提ですが、「非常にお買い得」だと思います。

4.関連リンク

OUKITEL WP22