モトローラがスマートフォン「edge 50 pro」を発表しました。SoCにSnapdragon 7 Gen 3を搭載し、美しい「カーブエッジデザイン」を採用した、メインスマホとして活躍してくれそうな製品です。
1.スペック
スペック表
edge 50 pro | |
OS | Android 14 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.7インチpOLED(2,712 x 1,220)144Hz |
バンド | 5G:n1/3/5/8/28/41/66/77/78 LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 B26/28/38/39/40/41/42/48/66 |
SIM | nanoSIM+eSIM(スロット数:1, DSDV) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.4 |
入出力 | USB3.1 Type-C(映像出力対応) |
カメラ | イン50MP/アウト50MP + 13MP + 10MP |
バッテリー | 4,500 mAh |
サイズ | 161.23 x 72.4 x 8.19 mm(最薄部) |
重量 | 186 g |
コメント
OSはAndroid 14ですが、UIについての詳しい説明がありませんでした。従来モデルのedge 40 neoが搭載していた独自UI「MyUX」についての説明はなく、海外サイトで「MyUXではなくHello UIが採用された」という説明がありました(参照元:91mobiles)。また、PCモード(Ready For)も健在のようです。ただし、あくまで海外サイトの情報なので、国内版が海外サイトの記事通りの仕様であるかは確証がありません。
個人的にはSamsungのDeXやモトローラのReady Forについて「現時点で需要がないかもしれないが、必ず継続し、レベルを上げていってもらいたい」と願っています。将来的に非常に有望な機能だと思いますので。
SoCのSnapdragon 7 Gen 3はAntutuスコアが約82万点(出所:Nanoreview)をマークする高性能な型番です。…まあ世の中「ゲームの挙動をひたすら気にする人」とか「AIを連呼する人」ばかりじゃないですしねえ。
RAMは12GB、ストレージは256GBで、ストレージ容量については512GBの設定があっても良かったかな、と思います。ディスプレイは6.7インチの有機EL、解像度は2,712 x 1,220と従来モデルよりも大型化・高精細化しました。リフレッシュレートは最大144 Hzです。
カメラはイン50MP/アウト50MP + 13MP + 10MP、光学手ぶれ補正(OIS)、レーザーオートフォーカス、3倍光学ズームなど、高い性能になっています。
edge 50 proは急速充電機能がすごいです。出力が125Wで「最短19分」で残量1%から100%までの充電が可能とのこと、125W出力のACアダプターも付属します。
外観です。「カーブエッジデザイン(メーカーの表記)」で、前面ガラスはエッジ部分が大きく湾曲しています。従来モデルから踏襲されたデザインで、好みがわかれると思いますが個人的には好きです。
背面はヴィーガンレザーが貼られていて、「ソフトな風合い、手によく馴染む」ものになっています。
筐体色は一つ上の「リュクスラベンダー」と「ブラックビューティー」、そしてソフトバンク版のみ「バニラクリーム」も設定されます。
2.価格など
motorola edge 50 proは7月12日の発売予定で、公式オンラインストア「MOTO STORE」ではすでに予約販売がスタートしています。価格は79,800円です。またMNOではソフトバンクがedge 50s proという名称で予約販売中、MVNOではIIJ mioが取り扱います。MNO、MVNOからの購入の場合、回線契約をセットすると製品価格も安くなります。
3.関連リンク
edge 50 pro:モト部 by motorola
edge 50 pro:MOTO STORE