こんにちは。かのあゆです。ケイ・オプティコムが展開するMVNOキャリア「mineo」が1月19日に新機種発表会を行い、「ASUS Zenfone3」「ASUS Zenfone3 Laser」「Huawei MediaPad T2 Pro」を2月1日より取り扱うことを発表しましたが、それとは別に今春もう一機種、「5.0インチの高スペックモデル」を投入することを発表しています。
またソース元のケータイWatchの記事によると「既存製品ではなくまだ世に出ていない製品で、2月に開催されるMWC 2017の比較的大きなブースで発表される製品になるのでは」とあります。(ただしmineo向け新製品に関してはMWCとは別の機会に発表されるという訂正も後程追加されています。)
これに前後して海外サイトreview.geではMWC 2017で発表されるソニー・モバイルが販売する「XPERIA」のリーク情報が掲載されており、おそらくいつも通りキャリアモデルとして販売されるであろうSnapDragon 835搭載フラッグシップモデル「Yoshino」、SnapDragon 653を搭載したミッドハイモデル「BlancBright」、グローバルのみで販売されていた「XPERIA XA/XA Ultra」の後継モデルとみられるHelio P20搭載「Hinoki」「Keyaki」のほか、「Mineo」というスペックの詳細が不明のモデルが準備されているらしいとのことで、この「Mineo」がコードネーム名通りそのままmineo経由でSIMフリーモデルとして投入される新型XPERIAになるのではないかと予測されます。
mineoでの発表が「4万前後のプレミアムモデル」でリーク情報が「$350程度で販売されるモデル」とあり価格設定が一致することからあくまで現時点ではリーク情報でしかありませんが信ぴょう性はかなり高いものとなっています。
目次
実は3年前にもSIMフリーモデルを投入。ただし既存モデルの流用品
実はソニーモバイルは3年ほど前にもMVNO向けにSIMフリーのXPERIAを日本で販売していたことがありました。「XPERIA J1 Compact D5788」がそれで、現在ではすでに販売を終了しており、これ以降日本国内ではSIMフリーモデルを投入していません。
XPERIA J1 Compact自体はドコモからこの機種の発売より2年ほど前に投入された「XPERIA Z1 f」及びそのマイナーチェンジ版「XPERIA A2」を流用したモデルで、キャリアモデルより若干新しいバージョンのOSでリリースされたものの、ベースモデルのグローバル版でアップデートされたAndroid 5.0.2/5.1.1以降へは一度もアップデートされることなく終わり、またキャリアモデルでは搭載されていたワンセグ受信機能がなぜかカットされており、価格設定も高めでベース元のモデルも中古市場で値が下がってきた時期だったこともあり微妙な立ち位置のモデルでした。
今回の「Mineo」はおそらくXPERIA Xシリーズ以降の新プラットフォームで投入される最新モデルということで今回は「とりあえず出した」J1 Compactより本気度が高いモデルになるものと思われます。
スペックはミッドレンジ?XPERIA XA/XA後継モデルベースの可能性も
リークサイトでは「Mineo」のみ詳細なスペックが記載されていませんが、mineoの発表によると5インチで高スペックなコンパクトモデルになるということ。
XPERIAのコンパクトモデルというと4.6インチの「XPERIA X Compact」が存在するため、5インチをコンパクトといってしまっていいのかどうか微妙なところではありますが同じく情報がリークしている5インチモデル「Hinoki」に搭載されているとされるHelio P20がAntutuスコア6万台をたたき出すことからおそらくmineo向けに久々に投入されるSIMフリーXPERIAは「Hinoki」をベースに日本国内向けにカスタマイズした仕様になると思われます。
ちなみに現行XPERIAでMediaTek Helioシリーズを搭載した機種はHelio P10を搭載した「XPERIA XA」「XPERIA XA Ultra」となり、すでに海外サイトのSlashLeaksなどでこのモデルの後継モデルのレンダリング画像がリークしています。
現行XPERIA XAはXPERIA Xシリーズのデザインを受けつきつつ液晶ベゼルをぎりぎりまで狭くした「ゼロベゼルデザイン」を採用しており、ミッドレンジモデルとは思えない高級感のあるデザインが魅力のモデルでしたが、その後継モデルが日本向けにカスタマイズされて投入されるのであれば個人的には「待っていました!」という感じです。
XPERIA XAもスペック的には十分すぎる性能を誇っていただけに「Mineo」のほうも普段使いには十分すぎる性能が期待できそうです。
答え合わせは今春。情報通りなら発売が待ち遠しい!
mineoの発表直後すぐに海外サイトでそのまますぎるコードネームのモデルがリークされたことから個人的にはかなり信ぴょう性が高くほぼ確実に「XPERIAのミッドレンジモデル」がmineo向けにSIMフリーモデルとして投入されるものと思われますが、あくまでmineoから新製品が発表されるまでは「うわさ」レベルの情報でしかなく、新製品が他メーカーの機種である可能性も存在します。
ただそれでもXPERIAシリーズで久々に日本国内向けのSIMフリーモデルが投入されるということで久々にワクワクしながらリーク情報を眺めています。
日本初のSIMフリーXPERIAはXPERIA J1 Compactは正直あまりいろいろな意味で成功したとは言い難いモデルでしたが、リーク情報通りXPERIA XA後継モデルがSIMフリーとして投入されるのであればミッドハイモデルやフラッグシップモデルにはないゼロベゼルデザインと十分な性能をもち、キャリアモデルとして投入されるフラッグシップモデルより買いやすい値段で提供される魅力的なモデルになることから日本でもかなり売れ筋になるモデルになるんじゃないかと期待しています。
今春正式発表されるmineoの新5インチモデルが本当にXPERIAなのか、答え合わせを楽しみに待ちたいと思います。
関連リンク
mineo、MWCで発表予定のスマートフォン最新モデルを今春に発売 ー ケータイwatch
MWC 2017で発表されるXPERIA5機種のリーク情報(グルジア語) – review.ge
XPERIA X Compactと過ごすかのあゆブログ
コメント
れいなちゃん!
嗜好がだだ漏れてますね(笑)
>>匿名さん
「はぁれいなたん」の人ですからw
最近は制限ガチガチなキャリアよりMVNOの方が魅力的なスマホ売ってる
>>匿名さん
日本のキャリアモデルだと昨年発売のものからテザリングロックはようやくなくなってしまいましたけど未だにA-GPS制限などMVNOで使うには厳しい制限が残ってますからね…
Huawei、ZTE、ASUS、Moto、Freetel、どのメーカーもキャリアモデルにはない魅力があるのは本当にその通りだと思います。