レノボがAndroidタブレット「Lenovo Tab Plus」を発表しました。見るべきところが非常にはっきりした製品で、何とスピーカーを8基も搭載しています。レノボによれば「エンターテイメント性能を極限まで高めたタブレット」ということで、ぜひその音質を体験してみたくなる製品です。
レノボの製品ページはこちらです
Lenovo Tab Plus:Lenovo
1.概要
スペック表
Lenovo Tab Plus | |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB(LPDDR4x) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 11.5インチ(2,000 × 1,200) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB 2.0 Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト8MP |
バッテリー | 8,600 mAh |
サイズ | 268.3 × 174.3 × 7.8-13.6 mm |
重量 | 650 g |
コメント
OSはAndroid 14でSoCはHelio G99です。LTE対応する型番ですが、この製品はWi-Fi専用機です。RAMは8GB、ストレージは256GB、ディスプレイは11.5インチで解像度は2,000 × 1,200と、ウインタブが良くご紹介している中国タブレットの上位モデルと同じくらいのスペックですね。
前面は割と普通ですが、側面の下部が分厚くなっています。このディスプレイは4,096段階の筆圧に対応するTab Pen Plusが使えます(ペンは別売りです)。
こちらが背面。中央に「段」がついていて、上下で厚さが異なるのがわかります。また、キックスタンドも装備していますね。筐体素材は不明ですが、おそらく金属製かと思います。IP52レベルの防滴・防塵性能も備えています。
横から見るとこんな感じ。プレスリリースで「JBLスピーカーを計8基(マトリックス・ツイーター×4基、フォース・バランスド・ベース・システム×4基)搭載」ということなので、片側に4基ずつスピーカーがあるはず。おそらくこの2枚の画像の左側の太くなっている部分にウーファー(ベースシステム)2基と右側の細い部分にツイーター2基があるものと思われます。
まあ、「見るからに音が良さそう」な外観ですねえ。実際に音楽とか動画で試してみたいです。
側面とポート構成です。USB Type-Cポート、イヤホンジャック、microSDカードリーダーを装備しています。
2.価格など
Lenovo Tab Plusはレノボ直販サイトで7月2日発売、とアナウンスされていますが、この記事の執筆時点(7月2日22:00)ではまだ販売がスタートしていません。価格は「7万円前後」とのことです。
とにかく「スピーカーがすごい」製品なので、割高なのか割安なのかはなんとも言えません。音楽好きな方や動画をよく観られる方なら7万円出しても惜しくない…かもしれませんね。
3.関連リンク
Lenovo Tab Plus:Lenovo