こんにちは、natsukiです。重量230gという、タフネススマホとしてはかなり軽量な「IIIF150 Air2 Ultra」を紹介します。タフネススマホは、その性質上、どうしても重量が重くなりがちです。あるいは、軽量でもその分小型になります。その中でIIIF150 Airシリーズは、通常サイズのタフネススマホでありながら重量を抑えた珍しいラインナップです。ちなみに、IIIF150はOUKITELのサブブランドなので、実績は十分。このところ、Airシリーズの新製品が出ていなかったのですが、久しぶりに登場しました。もちろん、最新機種にふさわしく、十分に使えるスペックとなっています。このサイズ感なら、メインスマホとして日常的に使うのにも、違和感が少ないと思います。
目次
1.IIIF150 Air2 Ultra ― スペック
IIIF150 Air2 Ultraのスペックは、以下の通りです。製品の発表自体は今年はじめで、以降、報道メディアによってスペックの細部に違いがあるようなのですが、下記スペックはメーカーサイトに掲載されたもので、おそらく最終仕様と思われます。
IIIF150 Air2 Ultra |
|
OS |
Android 14 |
CPU |
Dimensity 7050 |
RAM |
12GB(12GB拡張) |
ストレージ |
256GB(microSDカードで拡張可) |
ディスプレイ |
6.8インチ(1,080×2,460ピクセル)AMOLED |
LTEバンド |
5G対応、詳細は不明 |
SIM形式 |
Nano SIM |
ネットワーク |
WiFi、Bluetooth 5.2、NFC |
入出力 |
USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ |
イン:32MP アウト:108MP(メイン)+64MP(赤外線カメラ) |
バッテリー |
5,000 mAh 有線65W急速充電/ワイヤレス15W充電 |
サイズ |
170.3×79.8×8.55(カメラバンプを除く)mm |
重量 |
230g |
メーカーサイトでは、8.55mmという薄さ(ただし、カメラバンプ部を除く)、AMOLEDディスプレイとディスプレイ内指紋認証、独特のカメラとライトデザインを売りにしています。
なお、カラーバリエーションについて、メーカーサイトでは「Jet Black」のみとなっていますが、Aliexpressには「Titanium gray」もあります。「Jet Black」が迷彩の柄が付いているのに対し、「Titanium gray」は比較的シンプルなデザインになっています。
2.IIIF150 Air2 Ultraの特徴
現在、公開されている情報はご覧の通り。ポイントをまとめてみましょう。
サイズと重量 ― タフネススマホとしては非常に軽量、省サイズ
最大の見どころは、タフネススマホとしては異例の、230gという重量。通常のスマホと比べると、さすがにひとまわり重いものの、大きくは異なりません。通常のスマホでも、ケース次第ではこのくらいになりますからね。ベゼルも、タフネススマホにしては細く仕上がっているようで、サイズ感も、通常のスマホと大きく変わりません。ただし、厚さ8.55mmはカメラバンプを含まず、製品画像からは、カメラバンプはそこそこ出っ張っているように見えます。
基本システム ― 重量級ゲーム以外は十分こなせるスペック
CPUはDimensity 7050を採用。Antutu v10でのスコアは50万点台と思われます。中華スマホで採用の多いHelio G99よりワンランク上ですね。対応バンドの詳細は現時点では不明ながら、5G通信にも対応してます。メモリは12GBでプラス12GBの最大24GBまで拡張可能。ストレージは256GBかつ、microSDカードでの拡張に対応します。経験上、Helio G99でも画質を調整すれば「原神」だってできるので、これなら普段使いに十分、長く使っていけるだけのスペックです。
カメラ ― 赤外線暗視カメラ搭載
メインカメラは、108MPと高解像度。解像度のみがカメラの画質を左右するわけではありませんが、それなりに実績のあるメーカーなので、大きく期待外れということはないでしょう。さらに、タフネススマホらしく赤外線暗視カメラを備え、こちらも64MPと、暗視カメラとしてはかなりの高解像度になっています。フクロウのようなデザインが印象的ですね。
バッテリー ― 容量は標準的だが、ワイヤレス充電対応
バッテリー容量は、5,000mAhと標準的。これは、軽量を追求するゆえ。もちろん、普通のスマホとしては十分な容量です。有線での65W急速充電に対応する他、15Wでのワイヤレス充電にも対応します。USBポートにカバーの付くタフネススマホでは、ワイヤレス充電対応は、通常のスマホ以上にありがたいところです。
3.販路など
このIIIF150 Air2 Ultraは、Aliexpressの「IIIF150 Official Store」で、5月20日から23日まで発売記念セールが行われます。残念ながら、記事執筆現在、価格は明らかになっていません。
このサイズ感と重量なら、普段使いに、通常のスマホとほぼ同じ感覚で使うことができるでしょう。タフネススマホは欲しいけれど重量で躊躇してしまう、でも、サイズが小さいのはちょっと、という人には、唯一無二の選択肢となりそうです。
4.関連リンク
IIIF150 Air2 Ultra:メーカーサイト
IIIF150 Air2 Ultra 5G:Aliexprss内「IIIF150 Official Store」
※4月30日現在、AliExpressで表示されている価格はダミーです。また同ストア内に複数ページが作られているので、この商品ページは予告用で、実際の販売開始時にはあらためて商品ページが作り直される可能性があります。
コメント
Simがトリプルスロット使用だったら使ってみたいな。
いよいよ発売始まりますね。価格は299.99ドルとのこと。
SIMトレイの形状は残念ながら公表されていませんが、発売直前にストレージが256GBから512GBに増量されたようです。これなら、micro SDカードで増設する必要性も薄いかと思います。
CPUもう一段階上げて399ドルの方が売れそうな気がする