こんにちは、かのあゆです。Huaweiはハイエンドスマートフォンの「P10」「P10 Plus」を日本で正式発売しましたが、よりお買い得感の高いミッドレンジモデル「P10 Lite」も同時に発売しています。こちらは昨年十分な性能と質感の高い筐体デザインで高い評価を得ていた「P9 Lite」の後継モデルで、上位モデルと異なりLeica監修カメラレンズは非搭載であるものの充実したカメラ機能、そして高級感のあるデザインをもち、スペック的にも十分な性能を持った良ミッドレンジモデルとなっています。
スペック
OS: Android 7.0”Nougat” With EMUI 5.1
CPU: Huawei Kirin 658
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ:5.2インチIPS(1,920×1,080)
LTE: B1/3/5/7/8/18/19/26
キャリアアグリゲーション:2CA対応
W-CDMA: B1/5/6/8/19
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: イン8MP/アウト12MP
バッテリー:3,000mAh
サイズ: 146.5 x 72.0 x 7.2mm /146g
※SIMはNano SIM × 2だが、SIM2はGSMのみの対応となるため、日本では1つのSIMしか使えません。
上位モデルのHuawei P10/P10 Plusがハイエンド向けCPUのKirin 960を採用するのに対してミッドレンジモデルであるP10 LiteではHuawei Nova Liteに採用されていたKirin 655の改良版であるKirin 658を搭載しています。
Antutuベンチマークだと、ミッドハイCPUであるSnapDragon 650とほぼ同等の65,000台くらいは出ますので、十分な性能であると言えます。RAMは3GB、内蔵ストレージも32GBと十分な容量を搭載しているため、動作上ストレスを感じるようなことはないはずです。
カメラはP10/P10 Plusと異なりLeica監修ではありませんが、機能は十分に充実しており、ポートレートモードや顔認識などもしっかり搭載されています。
またドコモ回線だけでなくP10/P10 Plusでは対応していないau回線での利用もサポートされており、発売時点は対応していないもののソフトウェアアップデートでau VoLTEにも対応予定となっています。そのためP10 Liteに関してはau系MVNOキャリアであるUQ Mobileでも販売されます。
デザイン
比較的購入しやすい価格のミッドレンジモデルではあるものの、筐体には硬度7Hの2.5D曲面加工ガラスとダイヤモンドカット加工メタルフレームを採用するなど、ワンランク上の高級感を実現しています。
本体のカラーリングは「サファイヤブルー」「ミッドナイトブラック」、「パールホワイト」、「プラチナゴールド」の4色となります。
またUQ Mobile限定カラーとして「サクラピンク」が用意されています。これはグローバル版には存在しない日本限定カラーとなります。
ちなみに指紋認証センサーは前面に移動したP10/P10 Plusとは異なり前モデルP9 Lite同様背面に設置されています。
デザイン面に関しては上位モデルと同レベルの高級感のあるデザインとなっており、正直3万前後で購入できるミッドハイモデルとは思えない質感となっています。
3.価格など
Huawei P10 Liteは税抜29,800円で販売されます。前モデルP9 Liteも同価格だったので、「お値段据え置き」ということになりますが、基本スペックや筐体の質感などは大幅に向上しており、正直なところこの価格設定はかなり魅力的に感じられます。
特に筐体デザインに関しては上位モデルのP10/P10 Plusに劣らない高級感のあるデザインとなっており、ミッドレンジモデルとは言え妥協のないつくりとなっているため、初心者の方にもお勧めできる一台となっています。
また独自UIであるEMUIもAndroid標準のドロワー式のランチャーを選択できるようになるなど使い勝手が向上しており、他メーカーのAndroid端末からの乗り換えでも違和感なく使えるようになってきています。
基本性能も前モデルから正当進化を遂げており、筐体の質感も高いことからおそらく今回も前モデル「P9 Lite」と同じく大ヒットするのではないかとかのあゆは考えています。
関連リンク
Huawei P10 Lite : Huawei
コメント
こんにちわ、いつも楽しく拝見させていただいております。
僕も購入を考えており、確認の意味もあったので質問させていただきました。
スペック表中のWi-Fiの記載についてなのですが、11acは対応してないのでしょうか。
こんにちは、コメントありがとうございます。メーカーの公表スペックではac対応になっていましたので、記事の方は修正しておきました。ご迷惑をおかけしてすみません。