こんにちは、かのあゆです。Huaweiが日本国内向けに新しいSIMフリー端末を投入します。投入される端末の詳細はまだ明らかにされていませんが、昨年ヒットした端末の後継モデルでAIカメラを搭載した端末になるとのことです。
1.「P Smart(2019)」こと「nova lite 3」か?
まだ発表日前のため、実際にどの機種が投入されるのかは明言できないのですが、日本国内向けの端末だけでなく、グローバル端末の発売情報や発売端末の技適通過情報をまとめている情報サイト「blog of mobile」にて昨年2月6日付で「Huawei P Smart(2019)」が技適を通過したとの情報が掲載されており、日本市場向けにこちらが投入されるものと思われます。
日本市場にHUAWEI P smart 2019 (POT-LX2J)を投入へ、HUAWEI nova lite 3として発表か : blog of mobile
実はHuawei P Smartは昨年発売した初代モデルも日本国内に「nova lite 2」として投入されており、今回もグローバルと同じ「P Smart」名称ではなく「nova lite 3」などの別名称で国内投入される形になるのではないでしょうか。
2.日本国内2台目となるKirin 710搭載機
Huawei P Smart(2019)はグローバルモデルも今月発売される予定で、CPUにAIに対応したKirin 710を採用したミッド〜ミッドハイレンジの端末となります。初期搭載OSは最新のAndroid 9 Pieで、Huawei独自UIである「EMUI 9.0」が採用されています。
日本国内ではすでにKirin 710を搭載した「Mate 20 lite」が発売しており、同CPUを採用する国内端末はこれで2台目ということになります。国内モデルでは仕様が変更になる可能性もありますが、先に発表されているグローバルモデルはRAMが3GB、内蔵ストレージが64GBという構成です。
またディスプレイは2,340×1,080 FHD+で、Oppoなどでも採用されているノッチサイズの小さい「ティアドロップ型」のデザインを採用。
カメラに関してはミッドレンジモデルらしくイン8MP、アウト13MP+2MPと控えめなスペックになっているものの、Kirin 710に内蔵されたAI処理チップ「NPU」により、状況に応じて最適なモードで写真を撮影できるなどカメラ機能に力を入れているHuaweiらしい機能がしっかり実装されています。
そのほか接続ポートはUSB-CではなくMicroUSBを採用しているなど、すでに発売されているMate 20 liteと比べるとスペックが落とされている部分もありますが、その分もっと購入しやすい価格帯で投入されるはずです。
3.まとめ
実際に投入される端末の答え合わせは1月30日の正式発表にて、 ということになってしまいますが、すでに技適通過済みとなっている「P Smart(2019)」こと「nova lite 3」となるモデルであった場合、すでに国内投入されている同じCPUを搭載したMate 20 liteが現在39,800円(税抜)で販売されており、それよりRAMやカメラ、接続ポートの仕様などが落とされていることを踏まえるともう少し安価な価格帯に抑えられて投入される可能性があります。
Kirin 710は昨年Huaweiがミッドレンジモデルに採用してきたKirin 659より大幅にスペックが向上しており、Antutuベンチマークのスコアとしては130,000点台とQualcomm Snapdragon 660やSamsung Exynos 7885と同等以上のスコアを計測しているため、メインとして十分活用できる一台に仕上がっているはずです。
Huawei国内公式Twitterアカウントではまもなく発表される端末が「初めてHuaweiを使ってみたいという人にもおすすめ」としていることから、かなり自信を持っていることが伺えます。
改めて端末詳細記事を書く予定ですが、1月30日の正式発表を楽しみにしたいと思います。
4.関連リンク
Huawei Japan : Huawei
Huawei Mobile(JP)公式アカウント : Twitter