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Galaxy Z Flip4 - 折りたたみスマートフォンのニューモデル、Snapdragon 8+ Gen 1搭載でパワーアップ!

Galaxy Z Flip 4
こんにちは、かのあゆです。Galaxy Z Fold4と同時発表されたGalaxy Z Flip4をご紹介します。こちらも折りたためるディスプレイを採用した端末ですが、縦に折りたたむタイプでポケットにすっぽり入るコンパクトなサイズ感を実現しています。

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Galaxy Z Fold4は約24万円と手を出しにくい価格になっていますが、Galaxy Z Flip4は比較的手の届きやすい価格設定だと思います。

1.Galaxy Z Flip4 スペック

スペック表

   Galaxy Z Flip 4
OS One UI 4.1.1(Android 12ベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
RAM 8GB
ストレージ 128GB/256GB/512GB
ディスプレイ メインディスプレイ:6.7インチAMOLED(2,640 × 1,080)
カバーディスプレイ:1.9インチAMOLED(260 × 512)
LTEバンド 対応バンド未公開(2022年8月11日現在)
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C
カメラ イン10MP/アウト12MP + 12MP
バッテリー 3,700 mAh
サイズ  折りたたみ時:71.9 × 84.9 × 17.1~15.9 mm
ディスプレイ開口時:71.9 × 165.2 × 6.9 mm
重量 187 g

バリエーションモデル

8GB/128GB
8GB/256GB
8GB/512GB

コメント

OSはAndroid 12ベースのOne UI 4.1.1です。Galaxy Z Fold4のほうはタブレットとして利用できるため、大画面に最適化されたAndroid 12Lを採用していますが、Galaxy Z Flip4は通常のAndroid 12です。グローバルで販売されているGalaxyフラッグシップモデルではOSアップデート保証期間が4年、セキュリティアップデート保証期間が5年に延長されており、Galaxy Z Flip4も2026年8月まで最新のOSアップデートを受け取れる見込みです。近年スマートフォンに搭載されているCPUの性能が高性能化しており、バッテリー寿命を考慮する必要はあるものの、長く使っていくことも可能になので、OSアップデートやセキュリティアップデートを長期的に受け取れるのはありがたいところです。

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CPUはGalaxy Z Fold4と同じくSnapdragon 8+ Gen 1です。RAMは8GB、内蔵ストレージは128GB/256GB/512GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応しません。Galaxy Z Flip3の国内向けモデルでは128GBモデルが投入されましたが、2022年現在ではクラウドストレージを活用するとしても、128GBではやや心ともない容量(特にゲームをたくさんインストールする場合)になってきていますので、できれば256GBモデルや512GBモデルも投入してほしいところです…。

Galaxy Z Flip 4 カバーディスプレイ
ディスプレイは6.7インチサイズで、解像度はFHD+(2,640 × 1,080)です。パネルにはGalaxy Z Fold4と同じくDynamic AMOLED 2X(有機EL)を採用しており、リフレッシュレートは120Hz表示に対応します。折りたたんだ際に使用できるカバーディスプレイは1.9インチ(260 × 512)でSuperAMOLEDパネルを採用しています。残念ながらカバーディスプレイでAndroidアプリの実行はできませんが、ディスプレイを閉じた状態でセルフィー写真のプレビューや各種通知の表示が可能です。

カメラはイン10MP、アウト12MP(メイン) + 12MP(超広角)という構成です。Galaxy Z Fold4と比較すると控えめなスペックですが、Galaxyは元々カメラのチューニングの良さにも定評があるため、このニューモデルでも美しい写真を撮影できそうです。スマートOIS(光学式手ぶれ補正)とVDIS機能(デジタル手ぶれ補正)が搭載されているため、手ぶれを抑えた写真や動画を撮影できます。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応します。

バッテリー容量は3,700 mAhで、30分で50%まで充電が完了する25W出力の急速充電とワイヤレス急速充電、スマートフォンやアクセサリー類などをワイヤレス充電できる「ワイヤレス・パワー・シェア」に対応します。またGalaxy Z Fold4と同じくIPX8準拠の防水に対応しています。

2.Galaxy Z Flip4 筐体

Galaxy Z Flip 4 ディスプレイ開口
ディスプレイを開口した状態です。ヒンジ部が目立つものの、デザインとしてはGalaxy Sシリーズに準じたものを採用しています。中央の「折れ目」が「どの程度目立つのか」は少し気になるところです。

背面
サイドフレーム
背面です。ディスプレイを開口した状態だとやはり「折れ目」が気になりますね…。一見するとGalaxy Z Flip3と変わっていないように見えますが、側面が丸みを帯びたデザインに変更されています。サイドフレームにはアルミフレームが採用されており、より高級感が増した印象を受けます。

筐体色
ディスプレイを閉じるとポケットに入れても邪魔にならないコンパクトなサイズ感になります。Galaxy Z Foldシリーズだとどうしても「厚み」がある関係で毎日持ち運ぶスマートフォンとしてはGalaxy Z Flip 4の方が魅力的に感じられるかもしれません。筐体色は「グラファイト」「ボラ・パープル」「ボラ・パープル」「ピンク・ゴールド」の4色展開です。

3.Galaxy Z Flip4 価格など

Galaxy Z Flip 4はグローバル市場では8月26日より販売開始となり、価格は999ドル(約132,459円)からです。日本国内での発売は現時点では発表されていませんが、すでに公式サイトが日本語化済みになっていることもあり、今年の秋・冬モデルとしてキャリアから販売される可能性は高そうです。初代Galaxy Z Flipではファッションメーカーの「トム・ブラウン」とコラボしたモデルがSIMフリーで国内販売されていたこともあり、今回もSIMフリーモデルの販売に期待したいところです。

Galaxy Z Fold4は大画面タブレットとしても運用できる魅力的な端末ですが、ポケットに入れた際にどうしても厚さが気になってしまうことや、販売価格がグローバル版で約24万円と高額になってしまったこともあり、コンパクトでSnapdragon 8+ Gen 1を搭載するハイエンドモデルとしてはむしろ購入しやすい価格帯に設定されているGalaxy Z Flip4の方が現実的かな…と感じています(ただし、両者は「折りたたみ」という以外の製品特性がかなり異なりますよね)。国内で販売される際のストレージ構成がどうなるのかは気になるものの、スマートフォンとしての性能も高く、折りたたみスマートフォンの魅力を気軽に体験できるGalaxy Z Flop4、国内モデルの正式発表が今から楽しみです。

4.関連リンク

Galaxy Z Flip 4:Galaxy Mobile Japan

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