SamsungがAndroidタブレット「Galaxy Tab S6 Lite(2024)」を発表しました。従来モデルからSoCが変更され、パフォーマンスが向上しています。Sペンが付属して快適なペン入力ができ、DeXなどのSamsung独自機能も使える、コスパのいいGalaxy Tabです。
1.概要
スペック表
Galaxy Tab S6 Lite(2024) | |
OS | One UI 6.1(Android 14) |
SoC | Exynos 1280 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.4インチ(2,000 x 1,200) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 7,040 mAh |
サイズ | 244.5 x 154.3 x 7.0 mm |
重量 | 465 g |
コメント
Galaxy Tab S6 Liteの2024年モデルはスペック表の上では従来モデルからの変更点が少ないです。まず、これは当然ではありますが、プリインストールOSがAndroid 14ベースのOne UI 6.1になりました。
最近ウインタブでも「PCモードが使える中国タブ」をよくご紹介していますが、Galaxy S6 Liteでは「DeX」が使えます。で、私ちょっと誤解していまして「DeXはスマホ用、よって外部モニターに接続しない限りPCっぽいUIにはならない」と思っていたんですが、タブレット製品のDeXなら外部モニターに接続することなくPC的なUIが使えます(Galaxy好きなライターのかのあゆさんに指摘されました)。ウインタブではGalaxyタブのDeXを使ったことはありませんけど、おそらく中国タブのPCモードよりも洗練されたものになっているんでしょうね。
SoCは2023年モデルのSnapdragon 720G(Antutuスコア約39万点/出所:NanoreviewからExynos 1280(Antutuスコア約47万点/出所:Nanoreview)に変更されました。Antutuスコアベースで約8万点の差がありますので、使用感にも少し差が出るかもしれないですね。
Galaxy Tab S9 Lite(2024)には筆圧対応のペン入力ができる「Sペン」が付属します。SoCの変更によりペン入力がより快適になっている可能性も高そうです。
一方で、RAMとストレージはちょっと寂しくて4GB/64GBです。microSDカードによるストレージ拡張ができるとは言え、さすがに今どきこれじゃあ…、というのはありますよね。Galaxy Tabの中では手頃な価格と言っても5万円以上する製品ですし。
筐体は従来モデルと全くの同サイズ、同重量で外観も従来モデルと見分けがつきません。
2.価格など
Galaxy Tab S6 Lite(2024)は7月31日発売予定で、すでに予約販売がスタートしています。7月17日現在の予約価格は53,570円です。Galaxyなので品質がよく、満足度の高い製品なんだろうと思いますが、5万円台のタブレットでRAM4GB/ストレージ64GBというのはどうなの?という気もしますね(特にストレージ)。あと、私はタブレットの「PCモード」に関心がありますので、この製品で動くDeXは体験してみたいです。
3.関連リンク
Galaxy Tab S6 Lite:Samsung
Galaxy Tab S6 Lite 2024:Amazon