FFF SMART LIFE CONNECTED株式会社が10.1インチのAndroidタブレット「FFF-TAB10A4」を発表しました。システムスペックはどちらかと言うとエントリー寄りですが、WUXGA(1,920 × 1,200)解像度のディスプレイを搭載し、「フルメタルボディ」の高い質感を備えた製品です。
1.FFF-TAB10A4 スペック
スペック表
FFF-TAB10A4 | |
OS | Android 11 |
SoC | MediaTek MT8168 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microHDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 3.7V/6,000 mAh |
サイズ | 249 × 151 × 7.3 mm |
重量 | 464 g |
バリエーションモデル
12月2日の発表時点では上記スペック表の単一バリエーションです。
コメント
OSはAndroid 11、CPUはMediaTekのMT8168です。MT8168はAntutu Ver.8のスコアが9万点強(Ver.9だと10万点程度と思われます)なので、ゲーム向きとは言えません。しかし、Android OSの基本操作でもっさりするようなことはありませんし、ライトなパズルゲーム、2D系シューティングゲームなどは十分サクサク動くと思います。
RAMは4GB、ストレージは128GBです。ゲーム用ということでなければ十分な容量と言えるでしょう。また、ディスプレイは10.1インチIPS液晶、WUXGA解像度と3万円前後のAndroidタブレットとしては標準的な仕様だと思います。
こうなると「Widevineのレベル」が気になるところです。L1(最上位レベル)だと動画のサブスクリプションサービスがHD画質で楽しめますが…、現状は不明です。
入出力ポートは最近のAndroidタブレットとしては充実しているほうだと思います。「イヤホンジャックが省略されておらず、microHDMIポートがある」というのはありがたいところ。また、カメラはタブレット製品としては高画素数と言えます。アウト側13MPということなので、実際の撮影品質にも少し期待ができそうです。
サイズもこの価格帯のAndroidタブレットとしては薄型で軽量な部類だと思います。10.1インチで重量が500 gを切っているのはいいですね。
中華タブや中華スマホ(日本に正規輸入されていない中国メーカーの製品)の場合、ラジオが入っていることが多いのですが、ほぼ100%日本では使えません。日本で使われている周波数に対応していないためです。しかし、この製品は「日本で使える」FMラジオ機能が搭載されています。この点は歓迎したいですし、中華では無理ですね。
2.FFF-TAB10A4 筐体
前面です。この画像でいう「上下ベゼル」がかなり細くなっています。そのせいでとてもかっこよく見えますね。
背面です。筐体素材は金属で、質感もかなり良さそうに思われます。
各部名称です。スピーカーはステレオですが、配置はあまり良くありません。これだとステレオ感は出ないでしょうね。
3.FFF-TAB10A4 価格など
FFF-TAB10A4はFFF SMART LIFE CONNECTEDの直販サイト「PREMIUM STAGE」のほか、楽天、PayPayモール、Qoo10などで販売中(12月14日から順次発送予定)で、通常価格税込み39,800円のところ、発売記念割引で26,800円で購入ができます。
ウインタブでは日頃TeclastやALLDOCUBEのタブレットをよくご紹介しているため、どうしてもそれらの製品と比較してしまいがちですが、FFF-TAB10A4は国内メーカーの製品ですから、国内で1年間の保証が受けられますし、日本語のサポートも受けられますので、より安心であることは間違いありません。あとは記事中にも書かせていただいたとおり「Widevine」ですね。これがL1ならとてもいい買い物になりそうですが…。
4.関連リンク
FFF-TAB10A4:FFF SMART LIFE CONNECTED 製品紹介ページ
FFF-TAB10A4:PREMIUM STAGE
FFF-TAB10A4:楽天
FFF-TAB10A4:PayPayモール