DOOGEE S200 － Dimensity 7050を搭載するタフネススマホ。背面にはサブディスプレイもついています

DOOGEEがタフネススマホ「S200」を発売します。5G対応機なので中国のタフネススマホとしては性能が高く、100MPカメラや10,000mAhオーバーの大容量バッテリー、さらに背面にサブディスプレイも搭載するなど「盛りだくさん」な製品です。

1.概要

スペック表

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SoCのDimensity 7050はAntutuスコアが約57万点（出所：Nanoreview）と、5G対応の型番としてはそれほど高性能ではありませんが、中国製品に搭載例の多い4G型番、Helio G99（スコア40万点程度）よりはずっと高性能です。

RAMは12GBで拡張機能により最大32GBとして使え、ストレージは256GB、MicroSDカードも使えます。

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ディスプレイは6.72インチ、FHD+（2,400 × 1,080）解像度でリフレッシュレートも120Hzと高速です。ノッチは水滴型で、パンチホールではありません。

S200はイン側に20MPカメラ、アウト側には100MPという高い画素数のメインカメラ、20MPのナイトビジョンカメラ（モノクロになるが、暗闇でも鮮明な撮影ができるカメラ）、2MPのマクロカメラを搭載しています。最近のDOOGEEはカメラにMorphoの技術を採用していますので、（ウインタブではテストしていませんが）おそらく画質が向上しているものと思われます。

背面には1.32インチの有機ELサブディスプレイを搭載しています。ただ、何でも表示できるというわけではなく、時計やお好みの画像、任意の文字（文章）など、限られたものを表示される程度です。最近の中国タフネススマホにしばしば見られる構造ですね。

バッテリー容量は10,100 mAhと大きく（しかし中国タフネススマホとしては「並」くらいです）、33Wの急速充電に対応し、リバースチャージ機能もついていますので、アウトドアシーンでは便利に使えると思います。

筐体色はグレーとシルバーの2色。NFCのところが強調されたデザインです。最近のDOOGEEタフネススマホはデザインが（良くも悪くも）個性的と感じられます。

2.価格など

DOOGEE S200はAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、8月18日から発売記念セールが予定されています。セール価格は不明ですが、8月11日現在の表示価格が239.99ドル（36,004円）と十分に安く、セール価格はここから大きくは下がらないのではないかと思います。

いまのところ筐体重量が開示されていません（おそらく300 g台前半くらいかと思います）。街なかで使うには少々厳しいサイズ感であることは容易に想像できますけどね。でもスペック的にはメインスマホにできるくらいの製品だと思います。

3.関連リンク

DOOGEE S200：DOOGEE Official Store（AliExpress）

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。