こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中華スマホメーカーDOOGEEの意欲作「MIX」についてはウインタブでも実機レビュー、読者レビューをしており、性能、デザイン、そして価格と三拍子そろった製品だと思っています。
DOOGEE MIX - 5.5インチディスプレイを5インチのボディに押し込んだ、話題の最新スマホを試す(実機レビュー)
DOOGEE MIX - カメラにフォーカスしていろいろ試してみました。しっかり使えるよ!(読者レビュー:こぶ平さん)
今回紹介する「MIX Plus」は「MIX」の小型版で、スペックは決して高くないのですが、スマホに多くを求めない人、日用品として使いやすく低価格なものを探している人にはピッタリの製品だと思います。ちなみに私はこの製品、MIXよりも欲しいです。
1.スペック
OS: Android 7.0
CPU: MediaTek MT6737
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 5.2インチ(1,280 x 720)ゴリラガラス5
LTEバンド: 1/3/7/8/20
SIM: NanoSIM × 2
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力: microUSB、オーディオジャック、microSD(SIM2と排他利用)
カメラ: イン8MP / アウト13MP + 13MP
バッテリー: 3,080 mAh
サイズ: 138 × 73.2 × 8.6 mm / 160 g
CPUはMT6737、RAM2GB、ストレージ16GBと、2017年水準では完全にエントリースペックとなります。ただ、エントリースペックと言ってもニュースアプリを見たり、SNSを使ったりするぶんには全く支障はないでしょう。また、ちょっとしたパズルゲームなどをするのも大丈夫です。
ディスプレイは5.2インチのHD解像度ですが、MIX譲りのベゼルレスデザインは健在で、前面ガラスはゴリラガラス5が使われます。ベゼルレスデザインということもあり、サイズはかなり小さくなっています。後述しますが、メーカーによれば「4.7インチクラスと同等」になっているとのこと。ただし、8.6 mmとやや厚く、重量も160 gということなので、タテ・ヨコサイズはともかくとして、「とにかく小さい」というわけでもないです。
あと、カメラですが、親分であるMIXよりも性能は向上しています。特にアウトカメラがデュアルで13MP + 13MPというのはエントリークラスのスマホとしては非常に高性能です。さすがにインカメラは8MPとなりますが、Face Beautyモードも搭載されており、セルフィー(自撮り)にも自信があるようです。
2.筐体
外観はMIXにそっくりで、この画像だけ見るとMIXと見分けがつかないくらいです。しかし…
ご覧のようにMIXと比較するとずっと小型です。フレームは金属製(背面カバーはコーティングしたプラスティックと思われます)で、質感はMIXと同等でしょう。
メーカーサイトを確認したところ、筐体色は「ブラック」「ブルー」「ゴールド」の3色ありました。ただし、Banggoodでプレオーダーを受けているのは「ブラック」と「ブルー」のみとなります。
この画像はMIXのものですが、この製品もAndroid 7.0をベースにDOOGEEの独自UIが搭載されます。MIXの実機レビューでは設定メニューの80%くらいが日本語化可能で、一部英語のメニュー(DOOGEEの独自機能)が残りました。また、ホーム画面のネコも健在のようです。
3.価格など
DOOGEE MIX Liteは中国の通販サイト「Banggood」で「Alert Me On Arrival」というステイタスになっており、まだ販売は開始されていません。しかし、そう遠くないうちにプレオーダーが開始されると思います。9月19日現在の価格は(まだ参考レベルですが)129.99ドル(14,780円)で、MIXのときと同様、プレオーダーが開始されればもう一段安くなる可能性があります。
この製品はMIXと比較するとカメラ以外の性能は低く抑えられており、スマホでゲームを楽しみたいとか、そもそもスペックが気になるという人には向きません。しかし、スマホに多くを期待しない人、例えばSNSとかメールの送受信ができて、ニュースや天気予報を確認できれば十分、という人や、カメラさえ性能がよければあとはOK、という人にはいい選択肢になると思います。タテ・ヨコサイズが小さくてじゃまにならない上、ベゼルレスのデザインも素晴らしく、とてもエントリークラスのスマホとは思えません。
個人的には性能がよく、サイズも大きいMIXよりも、このMIX Liteのほうが気になりますね。
関連リンク
DOOGEE MIX Lite:Banggood
コメント
いつも興味深く拝見しています。このところ、貴サイトを拝見するうちに中華スマホに興味を持ち始め、とくに現在、大画面・大電池のUMIDIGI S2 Proが欲しくなってきました。しかし、商品説明の言語に「日本語」が見当たりません。UMIDIGI S2も同様に、「日本語」がないようですが、S2 ProもS2も、日本語での使用はできないのでしょうか?年寄りなので、日本にはなかなかない安価な大画面モデルを探しています。
こんにちは、コメントありがとうございます。最新のUMIDIGIはレビューしていないので、なんとも答えられません。しかし、今年始めにレビューしたUMI Zはほぼ完璧に日本語化はできました。
MIX愛用中の身としては
MazeにこのLiteの登場と、心穏やかじゃない日々が続きます(大げさ)
使うとわかる、三方狭ベゼルの良さです。
従来の5.5より上が短いのはやはりいいです。
Liteも5インチにしては重いとは思いますが
より幅が小さいのは敷居が下がっていいと思いますね。
こぶ平さん、こんにちは、コメントありがとうございます。こぶ平さんカメラ詳しいから、こっちも買っていいかもしれんですね…
DOOGEE MIX は日本国内でもdsds(4g+3g)可能と思いますが
Liteも可能ですか?
わかればご教示お願いします
こんにちは、コメントありがとうございます。中華製品はDSDS対応でも日本では機能しないケースがかなり多いです。なので、あまり期待しないほうがいいと思います。あと、ごめんなさい、ウインタブではSIM通信はレビューできないんです…