DOOGEE Blade 10 Max － DOOGEEのエントリー・タフネススマホ、大容量バッテリーに背面サブディスプレイがつきました

DOOGEEがタフネススマートフォン「Blade 10 Max」を発表しました。Blade 10という名称の製品では少し前に「DOOGEE Blade 10 / Blade 10 Pro / Blade 10 Ultra」という3機種が発売されており、うちBlade 10とBlade 10 Proについてはウインタブで紹介記事を掲載しています。

今回ご紹介するBlade 10 Maxはシリーズの最上位モデルで、SoCこそUNISOC T606とやや低スペックなものの、大容量バッテリーや背面サブディスプレイなど、他のBlade 10シリーズとは異なる独自の仕様になっています。

Blade 10 / Blade 10 Proについてはこちらの紹介記事をご参照ください。
DOOGEE Blade 10 / Blade 10 Pro － 薄型・軽量なエントリー・タフネススマホ。アウトドア用のサブスマホとしては魅力的です

1.概要

スペック表

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OSはAndroid 14でSoCはUNISOC T606です。SoCの型番と他のBlade 10の実売価格（100ドル台前半）からみてDOOGEEとしてはエントリークラスの製品と言えますが、その割にSoC以外のスペックや装備は充実しています。

RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは256GBです。またmicroSDカードによるストレージ拡張にも対応します。

ディスプレイ解像度はエントリーレベルですね。HD+（1,612 × 720）解像度にとどまります。しかし、リフレッシュレートは最大90Hzですし、前面カメラ部分は水滴型ではなくパンチホールです。

カメラはここ最近のDOOGEE製品と同様morpho監修です。イン側は8MPでアウト側は50MP+0.3MPと高めの画素数ですが、タフネススマホに搭載例の多いナイトビジョンカメラはありません。というかアウト側は事実上シングルレンズです（0.3MPというのはおそらく深度センサーだと思います）。

バッテリーは他のBlade 10シリーズから倍増となり、10,300mAhを搭載します。また、リバースチャージ対応については説明がありませんでした（たぶん対応しているかと…）。

筐体色はForce BlackとPlatinum Grayの2色を選べます。背面のデザインも他のBlade 10シリーズとは趣が異なります。個人的には「カッコいいなあ」と思いますね。それと、この製品はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を備えています。

背面のカメラ横には1.54インチのサブディスプレイを搭載しています。この画像だけだと詳細な機能がわかりませんが、様々なデザインで時刻を表示したり、指定したテキストを表示できるようです。なお、画像右下のCarousel（カルーセル）というのはもともとは「回転木馬」という意味ですが、ITジャンルでは「画面の一部に窓状の領域があり、領域内の項目を横または縦方向にスライドすると、隠れていた項目が次々に表示される」という意味で使われるようです。詳しくはこちらをご覧ください。ちなみに「英検1級以上の単語」とのことw

2.価格など

DOOGEE Blade 10 MaxはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、10月14日から発売記念セールが予定されています。セール価格は不明ですが、2万円以下で購入できる可能性が高いと思っています。

正直なところ、（ライターのかのあゆさんのようにキャンプ中にテントの中でゲームをするのだ！という人もいて、それも結構だと思いますけど）タフネススマホならSoCがUNISOC T606でも十分なのでは？と思います。個人的にはバッテリー容量が大きいのは歓迎ですが、サブディスプレイも余計だと思いますね。このクラスのタフネススマホの場合、ウインタブ読者がメインスマホとして使う可能性は低いと思うので、もう少しアウトドア向けに割り切った仕様でも良かったと思います。

3.関連リンク

DOOGEE Blade 10 Max：DOOGEE Official Store（AliExpress）