CUBOTが「P80」の販売を開始しました。2万円未満で購入できるエントリースマホですが、日本国内で販売されている同価格帯の端末と比較してもワンランク上のスペックを備えています。
1.CUBOT P80 スペック
スペック表
CUBOT P80 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek MT8788V/WA |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.583インチ(2,408 x 1,080) |
LTEバンド |
FDD-LTE:B1/2/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28A/28B/66 TD-LTE:B38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン24MP/アウト48MP + 2MP + 0.3MP |
バッテリー | 5,200 mAh |
サイズ | 165.75 x 75.8 x 9.75 mm |
重量 | 217 g |
コメント
OSは現時点で最新バージョンとなるAndroid 13です。カスタムUIではなく、素のAndroid OSに準じたソフトウェアが採用されています。ただし、現在ベータテスト中のAndroid 14含め、OSのメジャーアップデートが提供される可能性は少ないかと思われます
CPUはMediaTek MT8788V/WAです。Helioブランドではない上にMT8788V/WAとしての情報がWEBでは見当たらなかったので詳細は不明ですが、Blackview Tab 10 Proで採用されているMT8788Vの派生型番と思われます。WEBで検索した限りMT8188VはAnTuTu Benchmark v9で22万点程度のスコアを計測しているようなので、エントリークラスの端末としては悪くない性能と言えそうです。
RAMは8GBですが、内蔵ストレージを8GB割り当てることで実質16GBとして使えます。内蔵ストレージは256GBと、このクラスの端末としては大容量です。MicroSDカードスロットも備えているので容量不足に陥ることはないでしょう。
ディスプレイは6.583インチサイズで、解像度はFHD+(2,408 × 1,080)です。パネルはIPS液晶です。さすがに高リフレッシュレート表示をサポートしていませんが、エントリークラスの端末では解像度がHD+(1,600 × 720)にとどまっているものが多いので、高精細なFHD+を採用している点は魅力的に感じられます。
カメラはイン24MP、アウト48MP(メイン) + 2MP(マクロ)+ 0.3MP(深度測定)です。アウト側だけでなく、イン側のカメラも画素数が高いのでセルフィーも映える写真が撮影できそうです。
モバイルネットワークは4Gのみとなりますが、日本国内4大キャリアのバンドをサポートしています。ただし、BlackviewやUMIDIGI、Oukitelとは異なり、CUBOTは現時点で日本での展開を行っていないので、おそらく技適を取得していない可能性は高いと思われます。
バッテリー容量は5,200 mAhです。
2.CUBOT P80 筐体
前面はパンチホールではなく、ティアドロップ型ノッチが採用されています。左右ベゼルは狭くなっていますが、あくまで公式サイトで公開されている画像はイメージなので実際にはもう少し太くなっているかもしれません。
背面は・・・どこかで見たことがあるスクウェアカメラバンプが気になりますが、ある意味このデザインはテンプレートになってしまっているので突っ込むのも野暮かもしれません。素材はおそらくガラスではなく樹脂かと思われます。筐体色はブルー、ピンク、ブラックです。
3.CUBOT P80 価格など
CUBOT P80はAliExpress内CUBOT Official Storeに製品ページがあり、4月17日午後4時からワールドプレミア(セール)がスタートしています(4月22日日本時間午後3時59分まで)。セール価格は114.83ドル(16,287円)です(製品ページにあるクーポンを使用した価格)。
エントリークラスの製品ですが、この価格帯の製品だとRAMが4GB、内蔵ストレージが64GBという製品が多いので、大容量RAM、ストレージを搭載し、OSのバージョンも新しいという点は魅力的です。
4.関連リンク
CUBOT P80:CUBOT公式サイト 製品紹介
CUBOT P80:CUBOT Official Store(AliExpress)