UMPCの販売でおなじみの天空がAndroidゲーム機「AYANEO POCKET MICRO」の新色「レトロゴールド」を数量限定発売しました。AYANEOと言えば高性能なWindowsのゲーミングUMPCを思い浮かべますが、AYANEO POCKET MICROはそれとは全然違います。非常に小さな筐体でAndroid機としてのスペックも高くはなく、どちらかというと「レトロゲームを楽しむ」ことが目的と思われる製品です。
AYANEO POCKET MICROについては以前紹介記事を掲載済みです。詳しくはこちらの記事をご参照下さい。
1.スペック表
AYANEO POCKET MICRO | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 6GB/8GB(LPDDR4X-4266) |
ストレージ | 128GB/256GB UFS2.2 |
ディスプレイ | 3.5インチIPS(960 × 640)タッチ |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー |
カメラ | なし |
バッテリー | 2,600 mAh |
サイズ | 156 × 63 × 18 mm |
重量 | 233 g |
2.バリエーションモデル
・6GB/128GB
・8GB/256GB
※左からRAM/ストレージ
3.コメント
スペック表を見ていただくと、OSはAndroid 13と最新ではありませんし、SoCも(ウインタブではおなじみの)Helio G99なので、ハイエンドとかハイスペックという表現は使えません。今ならむしろ「エントリー寄り」の型番かと思います。RAMとストレージの容量も小さめで、特にストレージ128GBというのはゲーム機としては相当に心もとないと感じられます。
また、ディスプレイも3.5インチと小さいのはいいとして、アスペクト比が3:2というのは現代のスマホゲーム向きではないですよね。
しかし、これらの点は「レトロゲームをプレイする」のであれば全く問題にはなりません。レトロゲームに高解像なディスプレイは不要ですし、性能的にもPS2くらいまでの時代のゲームなら十分行けるでしょう。
で、このサイズ感、使用感です。筐体は小さくともAYANEOらしい高質感(高級感)な仕上がり。持つ喜びも与えてくれそうです。
限定販売される新色「レトロゴールド」です。RAM8GB/ストレージ256GBで本体の他にケース、保護フィルム、ジョイスティックキャップもセットになってお値段は49,800円。
既存の色に「レトログレー(8GB/256GB)44,800円」と「ソウルレッド(6GB/128GB)39,800円」がありますが、「マジックブラック」は完売となっています。
4.まとめ
私は以前からレトロゲームを楽しみたいと思っていましたが、2025年はそれを必ず実現します。ただ、私はこのジャンル(エミュレーターを使ってレトロゲームのデータを吸い出し、それをゲーム機に入れる)をよく理解していません。ウインタブのライターではかのあゆさんがこのジャンルに詳しく、自身でも楽しんでいるということなので、現在ガイド記事をお願いしているところですが、彼は現在業務が多忙なのと、「法規制をクリアし、かつ誰でもできる」ようなガイド記事の執筆がなかなか進められていないとのことでした。
実は私が一番このガイド記事をあてにしている人間でして(w)、彼の環境がもう少し落ち着いて、記事が公開されたら自分でも実践しようと思います。ということで、私としてはこのAYANEO POCKET MICRO、ぜひ手に入れたいです。
5.関連リンク
AYANEO POCKET MICRO Android機:ハイビーム公式オンラインストア
AYANEO POCKET MICRO:Amazon
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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