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AYANEO Pocket EVO / AYANEO POCKET DMG - Android OSの携帯ゲーミングデバイスが国内発売、Snapdrahon G3x Gen 2搭載です

AYANEO POCKET DMG
株式会社天空がゲーミングデバイス「AYANEO Pocket EVO 国内正規版」「AYANEO POCKET DMG 国内正規版」を発表しました。ともに「Android機」です。SoCにSnapdragon G3x Gen 2を搭載する高性能な製品ですが、両者の雰囲気は大きく異なります。ウインタブ読者の場合、DMGのほうに惹かれるんじゃないかと…。私もそうですけど。

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1.AYANEO Pocket EVO

スペック表

  AYANEO Pocket EVO
OS Android(バージョン不明)
SoC Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2
RAM 8GB/12GB/16GB(LPDDR5X 8533Mbps)
ストレージ 128GB/256GB/512GB(UFS4.0, 128GB版はUFS3.1)
ディスプレイ 7インチOLED(1,920 × 1,080)120Hz
ネットワーク Wi-Fi7、Bluetooth 5.3
入出力 USB3.2 Gen2 Type-C(フル機能)、microSDカードリーダー
バッテリー 8,600 mAh
サイズ 260.5 x  100 × 17-33.9 mm
重量 478 g

バリエーションモデル

・8GB/128GB
・12GB/256GB
・16GB/512GB
 ※左からRAM/ストレージ

コメント

AYANEO Pocket EVO
AYANEO Pocket EVOは7インチサイズで外観はWindowsのゲーミングUMPCによく似ています。ゲーミングUMPCジャンルではノウハウのあるAYANEO製ということもありますし、外観を見て心配することもなければ逆にサプライズもないですね。

搭載OSはAndroidでSoCはSnapdragon G3x Gen 2です。Antutuベンチマークのスコアは150万点以上になりますので、Google Playのゲームでまともに動かないものはないでしょう。というかすべてのゲームが快適にプレイできる、と言ってもいい性能です。

RAMとストレージは8GB/128GB、12GB/256GB、16GB/512GBの3種類です。Androidのゲームもどんどんサイズが大きくなっていて、20GB以上のものも普通にありますから、128GBというのはちょっと心もとないかな、と思います。ただし、MicroSDカードによるストレージ拡張は可能です。

AYANEO Pocket EVO

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各部名称です。筐体背面にボタンはありませんが、レイアウト的にはWindowsのゲーミングUMPCと大差ないかと思います。また、ディスプレイは7インチでパネルは有機EL、リフレッシュレートも120Hzと高速です。

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2.AYANEO POCKET DMG

スペック表

  AYANEO POCKET DMG
OS Android(バージョン不明)
SoC Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2
RAM 8GB16GB(LPDDR5X 8533Mbps)
ストレージ 128GB/512GB/1TB(UFS4.0, 128GB版はUFS3.1)
ディスプレイ 3.92インチOLED(1,240 × 1,080)
ネットワーク Wi-Fi7、Bluetooth 5.3
入出力 USB3.2 Gen2 Type-C(フル機能)、microSDカードリーダー
バッテリー 6,000 mAh
サイズ 151 x  91.5 × 15-22.3 mm
重量 278 g

バリエーションモデル

・8GB/128GB
・16GB/512GB/1,920 × 1,080
・16GB/1TB/2,560 × 1,440
 ※左からRAM/ストレージ

コメント

AYANEO POCKET DMG
AYANEO POCKET DMGは誰もが「ゲームボーイのオマージュ」であるとわかる外観です。特に画像中央下の「レトロカラー」は「もろ」という感じです。当然ですがWindowsのゲーミングUMPCとは似ても似つかないですね。

懐かしい外観ですがスペックは非常に高いです。SoCはAYANEO Pocket Evoと同じSnapdragon G3x Gen 2ですし、RAMとストレージ容量も16GB/512GBとか16GB/1TBと大容量なモデルもラインナップされますし、MicroSDカードも使えます。

一方でディスプレイは筐体の形状の制約もあり、3.92インチと小ぶりです。有機ELパネルで解像度も1,240 × 1,080と高いですが、これだとゲーム内の小さな文字は読みにくいでしょうね。

AYANEO POCKET DMG

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ボタン類は充実しています。前面下にはアナログスティックもありますし、タッチパッドまでついています。側面にはダイヤル式の「MagicSwitch」もありますね。このダイヤルを回すと音量調整ができ、短押しでミュート、長押しで機能選択ウインドウが表示されるとのこと。

3.価格など

AYANEO POCKET DMGは2025年1月31日、 AYANEO Pocket EVOは2025年2月7日の「発送予定」で、ハイビーム公式オンラインストアとAmazonで予約注文が開始されています。12月1日までに予約購入をすると本体が割引となるほか、予約特典としてDMGでは「メッシュケース、スクリーン保護フィルム、ジョイスティックキャップ」が、EVOでは「スクリーン保護フィルム、ジョイスティックキャップ3種」がプレゼントされます。価格は下記の通り。

AYANEO Pocket EVO
・8GB/128GB:85,310円(89,800円)
・12GB/256GB:99,560円(104,800円)
・16GB/512GB:113,810円(119,800円)
AYANEO POCKET DMG
・8GB/128GB:80,560円(84,800円)
・16GB/512GB:104,310円(109,800円)
・16GB/1TB:118,560円(124,800円)
※カッコ内は通常価格

ところで、ライターのかのあゆさんはエミュレーターを使ってスマホやPCにレトロゲームを入れて遊んでいます。違法ダウンロードは論外ですが、古いゲーム資産を最新のスマホやPCで活用するというのはとてもおもしろいと思いますし、私もやってみたいと思っています。今回ご紹介した2機種はいずれもハイエンドクラスのスペックを備えていますので最新かつ重量級のAndroidゲームも楽しめますが、レトロゲーム機としても良さそうですよね(特にDMGのほう)。

4.関連リンク

AYANEO Pocket EVO:ハイビーム公式オンラインストア
AYANEO Pocket EVO:Amazon
AYANEO POCKET DMG:ハイビーム公式オンラインストア
AYANEO POCKET DMG:Amazon

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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