ALLDOCUBEが発表したタブレット「iPlay 60 mini Turbo」ですが、AliExpressのほかAmazonと楽天での販売もスタートしました。また、楽天では10月15日と16日の2日間、数量限定で発売記念セールが開催されます。
iPlay 50 mini Pro、iPlay 60 mini Proとも中国の8インチ級(この製品は8.4インチ)タブレットの中ではスペックが高く、日本でも人気製品になっていますが、「Proよりもさらに高性能なTurbo」も日本ユーザーの受けが良いと思われ、さらなる人気を博しそうですね。
なお、この製品のの筐体はウインタブで実機レビューをしたiPlay 60 mini Proと同じだと思われます(サイズがぴったり同じです)ので、筐体品質や使用感についてはこちらのレビュー記事をご参照下さい。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro レビュー - Helio G99搭載、ディスプレイ品質も高い8.4インチタブレット、日本で人気が出そう!
また、iPlay 60 mini Turboについては以前ウインタブで紹介記事を掲載済みです。こちらもあわせてご覧ください。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo - 日本でも人気の8インチタブレットにSnapdragon 6 Gen 1が搭載されました!
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo | |
OS | ALLDOCUBE OS Lite(Android 14) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 6 Gen1(SM6450P) |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8.4インチIPS(1,920 × 1,200) |
バンド | LTE/5G非対応 |
SIM形式 | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 3.8V/5,500mAh |
サイズ | 202.7 × 126 × 7.9 mm |
重量 | 323 g |
先日の紹介記事掲載後、OSの仕様が判明しました。Android 14ベースの「ALLDOCUBE OS Lite」です。
ここ、ちょっと注意したい部分です。ウインタブがレビューしたiPlay 60 mini Proは「ALLDOCUBE OS 3.0」を搭載していて、どうやら「ALLDOCUBE OS Lite」とは少し仕様が異なるようです。「Lite」でメーカーがアピールしているのは上の画像の4点ですが、「3.0」にあった「スマートサイドバー」や「Assistive Touch」といった機能については説明がなく、「一部の機能はOS 3.0とは異なります」という説明もありましたので、おそらく3.0よりも少し独自機能が少ない仕様と思われます。…まあ、ウインタブの「3.0」の使用経験に照らすと「あんまり気にしなくていい」と思いますけどね。
SoCでSnapdragon 6 Gen 1を搭載する、というのがTurboの目玉です。メーカー発表によるとAntutuスコアは55万点をマークするとのこと(Proのウインタブ実測値は403,282点)。このスコアだとどんなゲームもサクサク動く、とまでは言えませんけど、確実にProよりも快適にプレイできるゲームタイトルは増えているでしょう。
RAM/ストレージ/ディスプレイの仕様はProと同じです。また、WidevineもL1でNetflixでもHD以上の画質で視聴が可能です。
地味にうれしいのがUSBポートの規格アップです。USB 3.1 Gen1規格(メーカーの表現)となり、データ伝送速度が5Gbpsになりました。また、それだけでなく
映像出力にも対応するようになりましたので、お手持ちのモニターやテレビなどで大画面の動画やゲームを楽しめます。
iPlay 60 mini Proよりも劣化した箇所もあります。バッテリーがProの6,050mAhに対し、Turboでは5,500mAhと容量が小さくなりました。このバッテリーは18Wの急速充電に対応しますが、付属のACアダプターは10W対応のため、18W急速充電をするためには別途急速充電器が必要です。
それと、この点は「人によっては問題」だと思いますけど、LTE/5Gには対応しません。Wi-Fi専用機です。iPlay 50 mini Pro、60 mini ProともLTE対応機だったんですけどね。
2.価格など
ALLDOCUBE iPlay 60 mini TurboはAliExpress内のALLDOCUBE Official Store、Amazon、楽天で販売中です。10月8日現在の価格は下記の通り。
AliExpress:149.99ドル(22,518円)
Amazon:33,999円
楽天:32,999円
※AliExpressの価格は製品ページにある30ドルOFFクーポンを使用したもの
※楽天では10月15日・16日にクーポン利用で23,999円になるとの案内あり
いますぐ買うとすればAliExpressでしょうか。ただし、AliExpressは海外配送になりますので、配送が遅れてしまったり、外箱が少し凹んだりするリスクがあります。これらの点を気にされるのであれば楽天の15日のセールを待つ、というのがいいかもしれません(ただし、いずれにせよおおもとは海外配送なので、多少箱が凹んでいるというくらいの不具合はありえます。後から文句を言うくらいなら最初から国内メーカーの製品にされることをおすすめしますし、そもそもそういう人は中華製品を買うべきじゃないです)。
…2万円台前半で買える、というのはうれしいですよね…。
3.関連リンク
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo:ALLDOCUBE Official Store(AliExpress)
ALLDOCUBE iPlay60mini Turbo:Amazon
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
コメント
国内販売が意外に早かったですね。
待っていれば良かったのですが、実は月初にアリエクで注文してしまいました。
ケースを付けて2.3万円ほど。
発送はされていますが、到着にはまだ日数がかかりそうです。
ちなみに、システムのバグで(?)widevineのレベルがL3になっている個体もあるという通知が店からありました。
L1に設定変更する方法はあるようです。
本機種に関する前の記事で、国内販売にタイムラグがある理由が考察されていましたが、正しい推測だったのではないでしょうか。
ご購入おめでとうございます。WidevineについてはTeclast製品でOTAアップデートでL1になった、という事例があるので、多分大丈夫だと思います。
今さら感がありますが、本機のWidevineレベルについてご報告しておきます。
L3で届いたのですが、販売店からの情報に従って、計算機アプリで「(666)」と入力すると裏設定画面が表示され、そこからレベルを変えることができます。
変更後、amazon prime videoアプリ(β版)にてHD画質での再生を確認しました。
ちなみに同梱のケースはペラペラなブツでして、蓋を閉じるとパワーオフというような機能は付いていません。
どうせ家の中でしか使いませんので、私はこれでも全然構わないのですが、アリエクで買う人がいましたらご参考になれば幸いです。
コメントありがとうございます。Widevineのレベルって、そんなに簡単に直せるんですか?ちょっとビックリ…。いただいたコメントは他の購入者の方にとても有益だと思います。ありがとうございました。