こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日AlcatelのVRゴーグルつきSIMフリースマホ「IDOL 4」の紹介記事を書きましたが、Alcatelは同時にもう少し気軽に購入できる「SHINE LITE」という製品も発表しています。特にすごい性能とかではないのですが、最近はSIMフリー機もどんどんハイスペックになっていく中、少しホッとする感じの製品だと思います。
1.スペック
OS: Android 6.0
CPU: MT6737
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 5.0インチ(1,280 × 720)
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.2
カメラ: イン500万画素 / アウト1300万画素
バッテリー: 2460mAh
サイズ: 141.5 × 71.2 × 7.45 mm / 156g
最近、SIMフリー機でも高スペックな製品を紹介することが多かったんですが、この製品の場合、全体的に「普通」な感じですね。CPUはMT6737と、最近だとacer Liquid Z6に搭載されているもので、それほどスペックが高いものではありません。またRAMとストレージも2GB/16GBと、3GBのRAMが普通になってきているミドルスペック製品としては物足りない感じです。ディスプレイがHD(1,280 × 720)ということもあり、エントリー~ミドルクラスくらいの性能だと言えそうです。
カメラの方もインカメラが500万画素と、そんなに悪くはないものの、自撮りには少し物足りないかもしれませんね。また、この製品はNanoSIMスロットを2つ搭載していますが、DSDS(デュアルSIMによる同時待ち受け)には対応しません。
2.筺体
筺体は2.5D曲面+ドラゴントレイルガラスをフロントとバックに採用しています。またフレーム部分は金属製です。個人的にはわりと好きですが、スマホケースはしっかりしたのを使わないといけないっぽいですね。また、指紋センサーを背面に配置していることもわかります。
筺体色は前面がブラックとホワイト、背面がブラック、ホワイト、ゴールドの3色から選べます。ただし、前面をホワイトにする場合、背面もホワイトに、前面をブラックにする場合、背面はブラックかゴールドになります。
3.価格など
Alcatel SHINE LITEは12月の発売予定で、想定価格は税抜き21,800円(税込み23,544円)です。なお、NTT-Xストアでは予約注文を受け付けていて、価格は税込み22,248円となっています。
「2万円ちょっとで買えるSIMフリースマホ」としては決して悪くないんじゃないか、と思います。ここのところ、かなりスペックの高いSIMフリー機の紹介記事を書いてきて、それらの製品は性能的には文句がないんでしょうけど、4万円とか6万円とか10万円とかの価格になってしまうのがネックだと思いました。
ウインタブ読者の場合、Windows スマホをメイン機にしていたり、他のOSでも比較的スペックの高い製品を使っているのだろうと思いますが、この製品はどちらかというと「サブ機」みたいな位置づけになるのかな、と思います。もちろん、タブレットユーザーならスマホに多くを期待しなくてもいいでしょうから、この製品をメイン機に、というのもありそうですね!