JENESIS株式会社がaiwaブランドのタブレット「aiwa tab AB10L」を発売しました。エントリースペックながらLTEに対応し、価格も税込み22,800円と、国内メーカー製品としては低めに抑えられています。
1.aiwa tab AB10L スペック
スペック表
aiwa tab AB10L | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek MT8766 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 10.1インチ(1,280 × 800) |
LTEバンド | B1/3/8/18/19/26/28/41 |
SIM | microSIM × 1 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 5,000mAh/3.8V(最大約5時間) |
サイズ | 244 × 163 × 9.8 mm |
重量 | 480 g |
コメント
OSは現時点で最新のAndroid 13です。Android 13は大画面デバイス向けのUIを備えていて、メーカー側でも「新機能に対応」という説明になっていました。
CPUのMT8766というのはあまり聞かない型番ですが、リリースは古く、Webで確認したところAntutu Ver.9にスコアも8万点台後半くらいなので、2023年の現在だと「相当なエントリースペック」と言えます。
RAMは3GB、ストレージも32GBと、CPU性能も含め、ちょっと物足りないですね。これだとアプリのインストールにも気を使うことになりそうですし、ゲームにも向きません。
ディスプレイは10.1インチで解像度は1,280 × 800です。ここまでのところ、ウインタブがよくご紹介している2万円未満の中華タブと比較しても「見るべきところがない」という感じです。
ただし、この製品はLTE対応し、国内メーカー製らしく日本の主要なLTEバンドをしっかりカバーしています。また、GPSも搭載していますので、カーナビとしても使えそうです。
2.aiwa tab AB10L 筐体
前面と背面です。タブレット製品なので当然奇抜なデザインというのは難しく、ごくオーソドックスな外観になっています。
側面と入出力ポートの配置です。スピーカーは2つ、microSDカードリーダーとmicroSIMスロットがそれぞれ独立して配置されているのが面白いですね。
3.aiwa tab AB10L 価格など
aiwa tab AB10Lはaiwaデジタルダイレクトで販売中で、7月26日現在の価格は税込み22,800円です。正直なところ、LTEバンドが日本向けになっているという以外はAmazonで販売されている同価格帯の中華タブよりも見劣りするスペックと言わざるを得ません。もちろん日本メーカー製品なので、信頼性は高いとは思いますけど…。
4.関連リンク
aiwa tab AB10L:aiwa 製品紹介
aiwa tab AB10L 10.1インチSIMフリーAndroidタブレット 【JA3-TBA1005-D】:aiwaデジタルダイレクト