アイワデジタル(会社名はJENESIS)がスマートフォン「aiwa phone B-2」を発売しました。税込み19,800円と、国内向けとしては安価なエントリークラスの製品です。
1.aiwa phone B-2 スペック
スペック表
aiwa phone B-2 | |
OS | Android 12 |
CPU | UNISOC T310 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.5インチ(1,600 × 720) |
LTEバンド | FDD-LTE: B1/3/5/7/8/19/28B TD-LTE: B34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、イヤホンジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+2MP |
バッテリー | 4,000 mAh |
サイズ | 164.4 × 76.6 × 9.2 mm |
重量 | 190 g |
コメント
OSはAndroid 12、CPUのUNISOC T310はAntutuスコアが16~18万点程度なので、エントリークラスではありますが、めちゃめちゃ低性能でスクロールがカクカクするとか不意にフリーズする、ということはありません。ゲーム向きとは言えないものの、Android OSの基本操作とかSNS、動画視聴などは問題なくこなせます。
RAMは4GB、ストレージは32GBです。32GBというストレージはAndroid機としてはミニマムな水準で、アプリをたくさんインストールしたり、動画を撮影したりするとすぐにいっぱいになってしまいます。この製品はmicroSDカードを使えますので、動画や写真撮影の頻度が多い人はmicroSDカードを活用されるといいでしょう。…ただ、個人的には普段使い用のスマホにこの容量はあまりおすすめできません。
ディスプレイは6.5インチで解像度はHD+(1,600 × 720)です。低価格品なので、ここは妥当かと思います。通信周りではドコモ、ソフトバンクのプラチナバンドはカバーされているものの、au向きではありません。
カメラはイン8MP、アウト13MP(メイン)+ 2MP(マクロ)という構成で、実際の撮影品質については何とも言えませんが、画素数的には見るべきところはありません。
なお、この製品には紛失防止タグ(とアプリ)「MAMORIO」が搭載されており、1年間無料で「お忘れスマホ自動通知サービス」「他の端末からスマホを探す」サービスを利用することができます。
2.aiwa phone B-2 筐体
前面は水滴型ノッチが配され、ベゼル幅は太め、「まあエントリー」という感じです。背面もごくシンプル。
筐体色は「サンドベージュ(sand beige)」のほか、「ミッドナイト(midnight、ブラック)」を選べます。
3.aiwa phone B-2 価格など
aiwa phone B-2はaiwaダイレクトで販売中で、価格は税込み19,800円です。
うーん、どうでしょうね。ガジェクラ(≒スマホマニア)の皆さんから酷評されているXiaomi Redmi 12Cは4月27日現在、4GB/128GB版がAmazonで税込み20,614円で販売されており、aiwa phone B-2よりもストレージ容量が大きく、カメラも50MPだったりしますからねえ…。
正直なところ、(この価格であれば)あえて読者におすすめしたい、という感じではないです。MAMORIOが搭載されているので、個人向けとしてはお子さんとかお年寄りを意識した製品かもしれないですね。
4.関連リンク
aiwa phone B-2:アイワデジタル