acer Swift X 14（SFX14-72GP-N73Z47）－ 高精細な有機ELディスプレイとGeForce RTX4070を搭載する14インチクリエイターノートPC

エイサーがノートPC「Swift X 14（SFX14-72GP-N73Z47）」を発売しました。14インチサイズで重さは1.5 kgと、モバイル利用もできるサイズ感ながら、CPU/GPUのスペックが高く、ディスプレイにも高品質な有機ELパネルを搭載する、非常に高品質な製品です。

販売サイトはこちらです
Swift X 14（SFX14-72GP-N73Z47）：Acer公式オンラインストア

1.製品概要

スペック表

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エイサーはプレスリリースでこの製品を「クリエイター向け軽量AIノートパソコン」と称していますが、その通り、とてもスペックが高いです。OSはPro版でCPUはCore Ultra 7 155H、そしてGPUにはGeForce RTX4070を搭載しています。また、RAMは32GB、SSDは1TBと大容量です。ただし、RAMはオンボードメモリなので、購入後の増設や換装はできません。

ディスプレイも非常に高品質です。14.5インチの有機EL、解像度は2,880 × 1,800（アスペクト比16:10）と高く、色域は100%DCI-P3、「Calman認証、Delta E<2、VESA CERTIFIED DisplayHDR True Black 500認定」と開示されています。ただし、リフレッシュレートについては説明がなく、ということはつまり60Hzと思われます。

ウインタブでよく「45%NTSC、100%sRGB、100%Adobe RGB、100%DCI-P3」などとご説明していますが、これらの色域はこんなイメージになります。クリエイターの方でなければ100%sRGBでも十分美しく感じられ、私なんかはsRGBとAdobeRGBの特性の違いもよく認識はできませんが、（この図にはない）45%NTSC（比較的低価格なノートPCでは一般的）と100%sRGBの違いは割と認識できます。

…ちょっと脱線してしまいましたが、100%DCI-P3というのは100%sRGBをすべて領域内に含む色域である、ということですね。ただしAdobeRGBとは少しズレ（互いにカバーしていない領域がある、という意味）があります。

入出力ポートは左側面に集中しており、HDMI、USB Type-A、USB Type-C（Thunderbolt 4）× 2、イヤホンジャックがあります。右側面にはUSB Type-AとmicroSDカードリーダー。配置はともかくとして、ポート数は14.5インチノートとしては十分かと思います。

筐体素材はアルミ、色はスチールグレイでMIL規格（MIL-STD-810H）準拠の堅牢性も備えています。重量1.5 kgというのはモバイル利用には少し重いですが、非常にスペックの高い製品であることを思えば納得できますし、むしろ軽いほうかと思います。

2.価格など

acer Swift X 14（SFX14-72GP-N73Z47）はAcer公式オンラインストアで販売中で、6月30日現在の価格は314,800円です。「さすがに30万円オーバー」ですが、高いシステム構成や薄型で軽量、そして頑丈な筐体を備えており、妥当なお値段だと思います。

3.関連リンク

Swift X 14（SFX14-72GP-N73Z47）：Acer公式オンラインストア