記事にアフィリエイト広告を含みます

acer Spin 7 シリーズ - acerの新しいキーボード非分離型2 in 1がシリーズ化して大挙登場!

acer Spin 7
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。LenovoがIFA 2016(ベルリンで開催中の国際展示会)で発表したニューモデルの紹介記事を立て続けに書きましたが、IFAでニューモデルを発表したのはLenovoだけじゃないです。acerもすごく面白いです。モバイルノート系では「Swift」と「Spin」の2ラインを発表しているのですが、今回は「キーボード非分離・ディスプレイ360度回転型」の2 in 1「Spin」シリーズを紹介します。「Spin 7」「Spin 5」「Spin 3」「Spin 1」の4シリーズありますが、残念ながら突っ込んだ説明資料はまだ公開されていなので、現状わかる範囲で速報として書きます。

スポンサーリンク

1.Spin 7

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7(kabylake)など
RAM: 最大8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 14インチFHD(1,920 × 1,080?)
入出力: USB Type-C × 2など(詳細不明)
バッテリー稼働時間: 8時間
サイズ: 厚さ10.98 mm / 重量 1.2 kg

位置づけとしてはSpinシリーズのハイエンドモデルということになります。

acer Spin 7 薄型筐体
まず注目したいのはキーボード非分離・ディスプレイ360度回転式の2 in 1でありながら厚さがわずか10.98 mmという超薄型の筐体になっていることです。

acer Spin 7 ナローベゼル
また、「13インチの筐体に14インチのディスプレイ」とacerがアピールしているように、ベゼル幅が非常に細くなっており、そのぶんスタイリッシュに見えます。筐体素材は「オールアルミのユニボディ構造」でディスプレイにはゴリラガラスが採用されています。

acer Spin 7 キーボード
キーボードはこんな感じです。これを見ただけではなんともいえませんが、キーストロークはある程度深さが確保されているように見えます。ただ、キーの数は少ないような…。タッチパッドはかなり大型でもちろんジェスチャ対応です。

CPUは「まだ見ぬ」第7世代、Kabylake(YouTubeで外人さんの発音をいくつか聞いてみたら「キャビーレイク」って言ってましたね「カビーレイク」って聞こえたのもありました。)で最上位モデルはCore i7を搭載し、RAMは最大8GB、ストレージは256GBですから、モバイルノートとして最新、最高のスペックと言っていいでしょう。

2.Spin 5

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i(kabylake、Skylake)など
RAM: 最大16GB
ストレージ: 最大512GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチFHD(1,920 × 1,080?)
バッテリー稼働時間: 10時間

スポンサーリンク

続いてSpin 5です。ここからは製品画像がありません。価格帯としてはSpin 7より下位に位置するモデルなのですが、CPUはKabylake搭載可能でRAMは最大16GB、ストレージは最大512GBと、むしろSpin 7よりも高性能に見えます。またバッテリー稼働時間もSpin 7の最大8時間に対し、こちらは最大10時間と、さらに長時間稼働がかのうです。

おそらくこの製品はビジネス色が強い性格付けをされているんでしょうね。その分筐体の美しさとか薄さ、重さなどはSpin 7よりも劣るのだろうと思います(サイズは非公表です)。

3.Spin 3

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core (Skylake)など
RAM: 最大12GB
ストレージ: 最大256GB SSD / 最大1TB HDD
ディスプレイ: 15.6インチFHD(1,920 × 1,080?)
バッテリー稼働時間: 9.5時間

Spin 3は15.6インチの大型2 in 1で、CPUはKabylakeではなくSkylakeとなります。しかし、RAMやストレージの構成を見ると十分スペックが高いですね。またバッテリー稼働時間も9.5時間と、このサイズにしては長持ちです。その分重いのかもしれませんけど…。こちらはオフィス用途や家庭用なのかな、と思います。

4.Spin 1

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Pentium / Celeron(Skylake)など
ディスプレイ: 13インチFHD / 11.6インチFHD(1,920 × 1,080?)
バッテリー稼働時間: 9時間

Spin 1はエントリークラスの製品で、「学生用、もしくはセカンドマシンとして最適」ということです。CPUはPentiumかCeleron、ディスプレイサイズは11.6インチと13インチの2タイプあります。クラウドブックの2 in 1版くらいに考えるといいのかもしれません。それにしてはディスプレイが高性能だし、バッテリー稼働時間も長いため、使い勝手はかなり良さそうです。

4.価格と発売時期

acer Spinシリーズは下記の通りの発売予定になっています。

・Spin 7:北米は10月発売、価格1,199ドル(約12.5万円)から。EMEAは10月発売、価格1,299ユーロ(約15万円)から、中国は9月発売、価格8,999元(約14万円)から
・Spin 5:北米は10月発売、価格599ドル(約6.2万円)から。EMEAは9月発売、価格599ユーロ(約6.9万円)から
・Spin 3:北米は10月発売、価格499ドル(約5.2万円)から。EMEAは9月発売、価格599ユーロ(約6.9万円)から
・Spin 1:北米は12月発売、価格249ドル(約2.6万円)から。EMEAは11月発売、価格299ユーロ(約3.5万円)から、中国は10月発売、価格2,999元(約4.7万円)から
※EMEAとはEurope, the Middle East and Africa(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の略

また、公式には「日本発売は未定」ということなのですが、日本のacer公式サイトでも紹介されているので、日本発売の可能性は高いと思われます。

この記事は現在取りうる情報をもとに書きましたが、Spinシリーズにはまだ不明な点が多く、日本発売が決定した段階で改めて紹介記事を書きたいと思います。Spin 7とSpin 5あたりは日本のビジネスマンから人気が出そうだし、私は個人的に、というかウインタブ的にSpin 1の情報は特にしっかりフォローしたいです。

5.関連リンク

Acer’s New Spin 7 Brings Life Full Swing with Extreme Portability and Versatility:acer プレスリリース(英語)
IFA 2016 特設ページ:acer公式サイト(日本語)

スポンサーリンク

コメント

  1. ずめん より:

    Spin 1気になります。
    13.3インチFHDとなると、CPUがCore mだったり、Core i5か7だったりで、そのお陰で高額で、なんでセレロンで出してくれないかな?ていつも思ってました。
    重さや13.3インチの値段が気になるので、続報楽しみにしています。

    • wintab より:

      ずめんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Spin 1とSwift 1こそウインタブのメイン領域。でもSwift 7とSpin 7はほしいわ…

  2. 匿名 より:

    独立したPageUp/Downキーはなくなるのだろうか。
    個人的には便利で多用するからなくしてほしくないのだが。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。日本語キーボード見てみないとなんとも…。ノートの場合は省略されるキーがありますが、場合によって重大な問題になっちゃいますね。