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acer Aspire 7 & Aspire 5 - 15.6インチでGeForce搭載のスタンダードノート、最近こういうの増えてきたよね

acer Aspire 5 & Aspire 7
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。acerが15.6インチサイズのスタンダードノート2機種を発表しました。「Aspire 5」と「Aspire 7」で、サイズやデザインはよく似ていますが、Aspire 7のほうがスペックが高く、Aspire 5のほうがやや低くなっています。しかし、2機種とも外部GPU(NVIDIA Geforce)を搭載していて、特にグラフィック性能が非常に高い製品となっています。

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1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Core i5-7200U/i5-7300HQ
GPU: NVIDIA GeForce MX150 / GTX 1050 Ti
RAM: 8GB
ストレージ: 1TB HDD / 128GB SSD + 1TB HDD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみWebカメラ
入出力: USB 3.1 Type-C、USB 3.0、USB 2.0 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、SDスロット、オーディオ
バッテリー稼働時間: 約7時間
サイズ: 
(Aspire 7)381.6 × 262.8 × 23.95 mm / 2.4 kg
(Aspire 5)381.6 × 263 × 23.95 mm / 2.2 kg

Aspire 7は「Core i5-7300HQ/GTX1050 Ti/RAM8GB/ストレージ128GB SSD + 1TB HDD」、Aspire 5は「Core i5-7200U/MX150/RAM8GB/1TB HDD」という構成になります。なので、7のほうはちょっとしたゲーミングノート並みの処理性能ということになりますし、5のほうは、比較的スペックのよいスタンダードノートに外部GPUを搭載したもの、という位置づけになります。

ディスプレイは共通で、15.6インチサイズのFHD解像度なので、スタンダードノートとしては十分なものといえます。2機種とも「Acer Color Intelligence」機能を搭載し、コンテンツに合わせて最適な色彩を再現してくれるとのこと。また、入出力ポートについてもUSBが合計で4つ、HDMIと有線LANもついており、実用性は十分と言えるでしょう。

あと、スピーカーについても「Acer TrueHarmony」機能により、臨場感あふれる音質が楽しめます。また7のみですが、「Dolby Audio Premium」機能も搭載されています。

おそらく7と5で共通の筐体と思われますが、外観は多少異なります。なので、見た目が全く同じということではなく、それぞれに個性のある外観と言っていいでしょう。

2.筐体

acer Aspire 5 & Aspire 7
acer Aspire 5 & Aspire 7
見た目は一般的なスタンダードノートですね。この画像はAspire 7のものですが、このアングルだと5もほぼおなじに見えます。

acer Aspire 5 & Aspire 7
ただし、天板のデザインは異なります。左がAspire 7、右がAspire 5です。5にはくっきりとしたストライプ模様の加工が施されますが、7のほうはそれよりも目ただないヘアライン加工となります。

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acer Aspire 5 & Aspire 7
キーボードです。上段がAspire 5、下段がAspire 7です。キートップの装飾が異なりますが、配列は共通で、見た目が少し異なる、というくらいですね。日本向けには日本語配列のキーボードが用意されると思いますが、画像を観る限り使いやすそうに見えます。

また、Aspire 7のタッチパッドの中に指紋センサーが見えます。一方でAspire 5にはそれがありません。つまり、Aspire 7のみが指紋認証に対応します。

acer Aspire 5 & Aspire 7
Aspire 5の側面画像です。おそらく7のほうもこれとほぼ同じ配列になっていると思います。メーカーによれば、ポート類を筐体の後部に配置することにより、筐体をスリムにすることができた、ということです。

3.価格など

acer Aspire 5とAspire 7は9月21日の発売予定で、ビックカメラではすでに予約販売が開始されていました。価格はAspire 7が税込み148,813円、Aspire 5が税込み107,773円(ともにポイント10%つき)です。

最近、非ゲーミングのスタンダードノートに外部GPUを搭載する製品が増えてきました。Aspire 5とAspire 7について、私が個人的に面白いと思うのは5のほうです。7はスペックと価格がゲーミングノートとバッティングしてしまい、その割にCPUがCore i5-7300HQと、一般的なゲーミングノートに搭載されるCore i7-7700HQより低くなってしまっているので、少し中途半端な印象があります。

一方でAspire 5のほうは、GPUを搭載しているという以外は中上位のスタンダードノートと変わらないスペックになっているため、ゲーマーが食指を動かすというよりは、一般的なビジネス利用、エンタメ利用目的で、「一段高い性能を」と考える人に向くと思います。

ノートPCの「スペックの上げ方」っていうんでしょうか、限られた価格上昇幅で、CPUを優先するのか、GPUを搭載するのか、ストレージをSSDにするのか、人それぞれの考えがあると思いますが、Aspire 5の場合、「まずGPUを載せた」ということですよね。グラフィック性能ということに限れば「Core i7 + Intel HD Graphics」の組み合わせよりも「Core i5 + GeForce MX150」のほうが上、というのが私の予想です。一方で、グラフィックに関係のない、高度な数学的演算とか、大きなデータベースへのアクセスとかを考える場合はCPUの型番を上げたほうが快適なのではないか、とも思います。

ただ、GeForceもMX150という、エントリークラスのGPUをリリースしたこともありますし、この先、スタンダードノートではAspire 5のような製品がどんどん出てくるような気がします。

4.関連リンク

Aspire 7:acer 製品ページ
Aspire 5:acer製品ページ
Aspire 7 A715-71G-A58H/K:ビックカメラ
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Aspire 5 A515-51G-A58G/K:ビックカメラ
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コメント

  1. 匿名 より:

    現状の内蔵GPUはいわゆるメモリ帯域のボトルネックを抱えていて
    ある一定以上の規模の性能を狙う事ができません
    intelは上位iGPUにはeDRAMを載せて一時凌ぎしてますけど
    コスト、電力、容量密度、あらゆる点で厳しいので
    GDDR5を積んだローエンドのdGPUと簡単に立場が逆転してしまいます
    まあこの辺の悩みはAPUも同じですね
    汎用高帯域メモリ(HBM2と言われるもの)の低コスト化が確立するまで
    一般人とdGPUが中々の関係が切れるまではもう少しかかりそうです

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ウインタブでもオンラインゲームのベンチマークテストをすると、たとえローエンドであっても外部GPUがあるのとないのとではめちゃめちゃスコアが違っちゃいますね。