こんにちは、natsukiです。今回は、Banggoodで購入したスマホ・タブレットスタンド「ミラノ折りたたみ式ポータブル電話タブレットスタンド」をレビューします。個人的には、スマホ・タブレットスタンドというのは、人によっては使いはじめると手放せなくなる、ニッチな製品だと思っています。正直なところ、「見る」だけなら、100円ショップので十分なんですよ。しかし、「作業」をするなら、ちょっとお金をかけてでも自分に合う造りのものを探した方が断然いい。この、ミラノ折りたたみ式ポータブル電話タブレットスタンドは、10インチクラスまで支えることが可能で、手軽な持ち運びもしやすいのが特徴です。なにより、実用性だけでなく、デザインにも優れた、こだわりの一品です。
1.筐体
このスタンドには、「ピンク(Khaki)」「緑(Peacock blue」「ブラック(Obsidian black)」の3色のカラーバリエーションがあり、今回私が購入したのはピンク(Khaki)です。なかなか写真に撮ると色味が再現されにくく、この写真が最も実物に近いです。以下の写真では淡泊な色合いに移っていますが、それは撮影の具合で、実際には上の写真のような、こってりとしたおいしそうな(?)色合いです。
見たまんまですが、このように展開します。アーム部分は金属で、その他はプラスチック。やはりデザインが美しいですね。展開は、特にネジなどは無く、力ずくで伸ばすだけです。もちろん、タブレットを支えるためにそれなりの硬さがあります。タブレットやスマホに接する面は、シリコン素材です。
底はシリコン素材による滑り止め。
サイズ感はこのくらい。鞄に軽く突っ込んでおけます。
もっとも、スタンドとしての安定感も必要なので、ご覧の通りそれなりの重量はあります。日常的に持ち歩くにはちょっと重いかな。
後述のように、スタンドとしてはかなり高価な製品なので、贅沢を言えば、プラスチックの質感にもうちょっと高級感が欲しかったようには思いますが、シンプルながらも東洋的気品を備えたデザインは、実際手に取ってみても満足度が高いです。
2.使用感
実際に、いろいろ置いてみましょう。
スマホは、もちろん余裕。「受け」の部分は二つに分かれているので、充電などのためのケーブルも、問題なくつなげます。サイズ的には、10.5インチディスプレイで約550gの「Surface GO 2」までは十分支えられますが、12.6インチディスプレイで875gの「Teclast X6 Pro」だと、支えきれませんでした。10インチクラス、600gくらいまでが限界と考えておいた方がいいでしょう。要するに、iPadを想定しているということです。
実際に役立つのは、なんといっても、このような作業。近年、スマホやAndroidタブレットやiPadもどんどんできることの幅が広がって、ちょっとした作業なら、Windowsパソコンを立ち上げずに済ませてしまうことも増えてきているかと思います。というか、そういう人向けの製品なわけですが。例えば、ウインタブの記事の下書きや記事ネタのメモなどは、私も、スマホでやることがよくあります。そんなときに、100円ショップなどのベタ置き型のスタンドと、このようなちゃんと「持ち上げる」スタンドでは、作業効率がかなり違うわけです。
もちろん、WindowsタブレットやAndroidタブレット、iPadなどのとの相性もOK。例えばSurface GO 2なら、持ち運び時にはタイプカバーキーボードで、落ち着いて作業するときには本格的なキーボードとこのスタンドで、と使い分けるとよいでしょう。
3.販路と価格
この「ミラノ折りたたみ式ポータブル電話タブレットスタンド」は、私が知る限り、かなり販路が限られている製品で、Banggoodくらいでしかみかけません。価格は、21.99ドル(2,481円)で送料無料と、リーズナブルな価格が多いBanggoodの中ではかなり高価な部類に入ります。正直、「10インチクラスまでOKな折りたたみ式タブレットスタンド」という機能面だけでよければ、Banggoodなら、1,000円強でいくらでもあります。それでもこのスタンドを買った理由は、ズバリ、デザインに一目惚れですね。やっぱり、美しい。もとよりニッチな製品だけに、たまには、こういうこだわりにお金をかけてみてもいいじゃないですか。
スマホや10インチクラスまでのタブレットで作業する習慣があるなら、こういうスタンドをひとつ持っておくと、より作業がはかどること請け合いです。さまざまなタイプやデザインがあるので、それぞれに、これは!というのを探してみましょう。
4.関連リンク
ミラノ折りたたみ式 スマホ・タブレットスタンド:Banggood
「Desktop Holders」カテゴリー:Banggood