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Intrism Icon レビュー - 作る!遊ぶ!飾る!長く楽しめる木製の3D迷路キット


こんにちは、オジルです。Kibidangoにてクラウドファンディング中の木製パズル、「Intrism Icon」のレビューです。Intrismはシリーズ製品で、Mini、Pro、Level Oneという大きさ・難易度が異なるキューブ型の立体迷路パズルをクラウドファンディングにて実施し、現在は各所で通常販売されるようになったもの。この「Icon」はこれまでの形状とは異なり、六角形で厚さが4cmほどになっています。トップ画ではよく分かりにくいのですが、裏側も同じようなつくりになっていて、二層式の立体迷路です。

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タイトルにもあるように、Intrism Iconは作るところからスタートして、完成したら立体迷路として遊んだり、インテリアとして飾ったりできる「ひとつで3度楽しめる」商品。何はともあれ、まず完成させないと話になりません。早速いきしょう!

※本来のウインタブ記事ならここで「おすすめポイント」「いまいちなところ」のような箇条書きがありますが、本商品はそういったものを超越した独特の世界観があり、省略させていただきます。とにかくお時間のある方はぜひ最後までお読みください。

Intrism Iconの製品ページはこちらです。
Intrism Icon|組み立てて遊んで飾れる3D迷路キット:Kibidango

1.作る


外箱は8インチクラスタブレットくらいのサイズです。これで立体的な迷路が組み上がるの?と思ってしまうほど。


内容物は、パーツとなる板が4枚、剝離シートが付いた六角形のアクリル板が2枚、説明書です。Kibidango上の説明ではサンドペーパーやステッカーが付属するようですけど、特に見当たらず。私が見落としたのか?はたまた入れ忘れか?いずれにしてもあくまでサンプル提供品ですから、リターン品にはきっと含まれているはずです。


説明は白黒で英語ですが、まあなんとかなるでしょう。では組み立て開始です。


正直に告白します。①からさっそく迷いましたw

同じ形をひたすら探すこと約3分、全然見つけられません。これは前途多難…と思いながら板を裏返してみたところ、「A」と刻印があり、そのすぐ近くに「FIRST PIECE」の文字が!ああそうか、内容物で掲載した写真、全部裏だったのね…。しかも、よく見たら英語でシートAと説明してあるじゃないか。

それはさておき、パーツをパキッと取り外す感覚が「子供の頃に縁日でやった型抜きを一撃で完成させる」ような小気味よさがあって個人的にかなりツボ。パーツによっては華奢に見える部分もあるのですが、思いのほか強度があるため心配には及びません。


②、③と順に進めていくと、結構すぐ近くに次のパーツがあることが発覚。サクサク進んでいきます。


④まで終わったところ。まだ完成形には程遠く、どこの部分なのか見当もつきません。ちなみに、全部でどれくらいの製作工程があるのかはあえてチェックしませんでした。心が折れるのは嫌なので。


最初の見開き部分、⑧まで完了。まだどこの部分かよく分からないまま。きっとこの先に何かが待っている。そう信じて歩みを続けます。

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⑯時点。途中から違う箇所を組み立てされられ、何をやっているのか分からない。この道を信じていいのか?引き返すなら今のうちだぞ。そんな囁きも聞こえつつ(嘘です、ごめんなさい)黙々と手を動かす私。いやしかしこれ、楽しいというか、完全に虜になっている。無心で取り組めるぞ…。


作っては他のところを作らされ、それを何度か繰り返すこと㊱到達。あーーーーーーっ!これ中央部分だ!終わりが見えた!


アクリル板が出てきたということはそう、完成間近です。右側に「CONGRATULATIONS」みたいな文字が見えたような…いや、見なかったことにしましょう。最後まで油断しないんだ俺は。それで何度も失敗してきただろ?(何の話


側面のパーツを取り付けて完成です。だいたい2時間弱くらい要しましたが、体感的にはあっという間でした。こんなに集中してひとつのことに取り組んだのは久しぶりかもしれません。

いやーそれにしても感無量!自分で組み立てた達成感からか、「これ普通に売ってるやつじゃん!」とか、「実はね、私が作ったんですよ…フフフ」とか、色んなことを思ったり言ったりしたくなっちゃいます。個人感情抜きにしても、完成品のクオリティーが思いのほか高く、だいぶ満足感がありますね。

2.遊ぶ

さて、完成したところで迷路をプレイしてみましょうか。


組み立て中にある程度ギミックっぽいところは見ていたものの、実際にやってみると意外と思い通りにいきません。傾けたり、裏返したり、様々な視点から取り組まないと一筋縄ではいかないんですよね。私はだいたい15分くらいでクリアできましたけど、対象年齢が10歳以上ということで、その年代のお子さんであれば知育玩具として脳の活性化に役立ちそう。いまは1歳なのでまだ早すぎますが、もう少し大きくなったら我が子にプレゼントして一緒に遊ぶつもりです。もちろん、大人でも脳トレとして十分に集中して遊べます。

3.飾る


申し訳ありません、「飾る」に関してですが、壁掛け時計のように裏面にフックが取り付けられるような仕様になっているものの、自宅環境の関係で試すことができませんでした。ただ、雑然と置いておくだけでも「画になる」といいますか、木製ゆえの良さはきちんとあると思います。おしゃれなオフィスにそれとなく置いておいて、「コーヒーを淹れてくるから、それで少し遊んでてよ」なんてシーンが頭に浮かびました。そんな人間に私もなってみたいものです。

4.レビューまとめ

Intrism IconはKibidangoにてクラウドファンディング中で、最も割引率の高い超早割が6,700円ですが残りわずか、ただし早割も6,900円と、さほど差はありません。なお、リターン品としてこれまでのIntrismシリーズ各商品も用意されています。

これね、冒頭で書こうかだいぶ迷ったんですけど、Intrism Iconを手にするまで、ウインタブ上でライターのnatsukiさんがちょくちょく木製パズルを絶賛している記事を見ては「そんなにいいの?ほんとに?忖度してない?」と少し懐疑的だったんです。ただ今回、完全にいい意味で裏切られました。近ごろ「キダルト」なるジャンルが流行っているように、木製だからどことなく懐かしさがあり、夢中で作ったり遊んだりしていると幼い頃の自分を重ねて感慨深い気持ちになり、ハマっちゃうのも納得です。

老若男女問わず楽しめて、オブジェとしても空間に調和する。このジャンルが好きな方はもちろん、経験したことのない方にこそぜひ味わっていただきたいものですね。プレゼントとしても喜ばれるでしょう。ガジェットでもここまで推すことは滅多になく、かなりおすすめです。

5.関連リンク

Intrism Icon|組み立てて遊んで飾れる3D迷路キット:Kibidango

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