
富士通クライアントコンピューティング株式会社がノートPCの2026年春モデル「FMV Note P」を発表しました。先に製品紹介記事を掲載した「FMV Note A」と同じ16インチサイズのスタンダードノートですが、Note AがCopilot+ PCであるのに対し、このNote PはCopilot+ PCではありません。
なお、この製品は家電量販店などでも販売されるカタログモデル「FMV P75-L1」と、富士通WEB MARTで販売されるカスタムメイドモデル (注文時にシステム構成の変更が可能)「FMV WP1-L1」があります。この記事ではFMV WP1-L1のスペックをもとに説明します。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | AMD Ryzen 5 230/Ryzen 7 250 |
| RAM | 16GB/32GB (LPDDR5X-7500、オンボード) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD (PCIe Gen4) |
| ディスプレイ | 16インチ (1,920×1,200) 高輝度・広視野角 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| ポート類 | USB4 Type-C×2 (PD/映像対応) USB 3.2 Gen 1 Type-A×2 HDMI、オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (5MP) 顔認証対応 |
| バッテリー | 63 Wh (動画再生 約11.5-12.3時間) |
| サイズ | 355×243×19.7 mm (突起部含まず) |
| 重量 | 1.68 kg |
2. OS/CPU
OSはWindows 11 Home/Proを選択可能です。CPUはRyzen 200シリーズのRyzen 5 230とRyzen 7 250で、どちらもAI処理チップNPUを内蔵していますが、Ryzen AI 300シリーズや400シリーズのNPUよりも性能は低く、Copilot+ PCの要件を満たしません。しかし、NPUを別とすれば性能は高く、Copilot+ PC対応の型番に引けを取りません。
3. RAM/SSD/ディスプレイ
RAMはRyzen 5モデルが16GB、Ryzen 7モデルは16GBと32GBを選べ、いずれもオンボードメモリなので購入後の増設・換装はできません。

ディスプレイは16インチで解像度は1,920×1,200、「高輝度 、高視野角」と開示されています。同じサイズ、同じ解像度のNote Aでは「高色純度、100%sRGBの色域」という説明がありましたが、Note P (WP1-L1)では色域の開示はありませんでした。
4. 筐体

筐体には再生素材が多用されており、外装は「再生材利用率95%の環境配慮型プラスチック」です。筐体色は「ストームグレー」のみです。個人的な印象では「ありそうでない、カッコいい色」だと思います。

キーボードは「キーピッチ約18.4mm/キーストローク約1.7mm/106キー、JIS配列準拠(テンキー付)(かな無し)」と開示されています。Note Aに搭載されているキーボードバックライトはありません。また、「指の力に合わせてキーの重さを調整した2段階押下圧設定 (重いキーと軽いキーがある、ということ)」です。

側面とポート構成です。USBポートは合計で4つ、うち2つがUSB4規格です。ただし、Note AにはあったSDカードリーダーと有線LANポートはありません。

この製品のバッテリーはユーザーがDIYで交換できるようになっています (ただし、富士通製の純正バッテリーを購入する必要があります)。Dynabook製品でもバッテリー交換可能なものが増えていますが、この画像を見る限りDynabook製品のように「ワンタッチでバッテリー交換」という感じでもなさそうですね。

Note Pは重量1.68 kgと16インチノートとしては軽量なので、たまに外出先に持ち出して使うのにも向きますが、ACアダプターも小型軽量です。モバイルノート用のACアダプター (200g台のことが多いです)よりも軽いですね。
5. 価格など
富士通 FMV Note P (WP1-L1)は富士通WEB MARTで販売中で、価格は169,800円からですが、製品ページに1万円OFFクーポンがあったり、お気に入りに保存すると限定クーポンがもらえたりしますので、実際にはもう少し安く購入ができます。
同じ16インチサイズのNote AがCopilot+ PCで高級感のある筐体になっているのに対し、Note Pは軽量で価格が低めに設定されているのが特徴です。購入にあたってはNote Aとよく比較されることをおすすめします。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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