どうも。ひつじです。いやはや本当にアップデートに積極的ですよね…。最強ゲーミングスマホの一端を担うRedMagicシリーズより新モデル「RedMagic 6」と「RedMagic 6 Pro」が発売されます。
中国での発売が3月11日からと先行しているようなのですが、グローバル版は3月16日に正式発表、4月2日に販売開始、というスケジュールのようです。
というわけで、グローバル版のスペックが開示されましたので価格とともに紹介をいたします。
1.スペック
nubia RedMagic 6/6 Pro | |
OS | Android 11(RedMagic OS 4.0) |
CPU(SoC) | Snapdragon 888 |
RAM | LPDDR5 12GB/16GB(Pro) |
ストレージ | UFS3.1 128GB/256GB(Pro) |
ディスプレイ |
6.8インチAMOLED(2,400×1,080) リフレッシュレート165Hz タッチサンプリングレート360~500Hz |
LTEバンド |
5G : n41/n78 LTE : B1/2/3/4/5/7/8/12/ 17/18/19/20/26/28/66 |
SIM | Nano SIM×2 |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.1 |
入出力 |
USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、 400Hzショルダーボタン、画面内指紋認証 |
カメラ | イン8MP/アウト64MP+8MP+2MP |
バッテリー | 5,050mAh(最大66Wの急速充電に対応) |
サイズ | 169×77.09×9.8mm |
重量 | 220g |
機種展開としては通常モデルの「RedMagic 6」と上位モデルの「RedMagic 6 Pro」が存在します。通常モデルですらかなりの化け物と言える性能ですが、「RedMagic 6 Pro」の性能はハイエンドデスクトップPCも恐れおののくようなとんでもないシロモノ。
旧機種から進化した点として、まずはCPUが挙げられます。Snapdragon 888は言わずと知れたQualcommのハイエンドCPU(SoC)です。AntutuのVer8だとQualcomm曰くリファレンス機で70万点を超える性能があり、Android系のスマホではもちろん現状最高峰の性能を有するものとなります。
またそれだけではなく、Snapdragon 865等と比較してゲーミング性能の向上そのものにも注力されたのが888の特徴だと言えます。例えば目に見える部分のレンダリング品質を優先するVRS(ヴァリアブルレートシェーディング」に対応することでレンダリング性能を向上させていますし、操作面でも「Qualcomm Game Quick Touch」により応答性を向上させています。
それから、RAMやROMのスペックもとんでもないことになっています。これは特に「RedMagic 6 Pro」が強烈で、なんとRAMは16GB、ROMは256GBです。もはやRAMに至ってはこのスペックを有したパソコンを持っている人の方が少ないレベルじゃないですか?16GBの時点でゲーミングPCでも「余裕があります。」って私普段レビューしてますが…。どう使い切ればいいんでしょうか。
ディスプレイの性能向上も目覚ましいです。解像度上はわずかに縦方向が長くなり、それに伴ってインチ数もやや大きくなった程度ですが、画質面がまず優秀で、DCI-P3 色域カバー率100%、更に10bitカラー出力に対応しています。これ、グラフィックモニター級の性能です…。ただそれ以上に凄まじいポイントとして、リフレッシュレートが旧機種より向上(144Hz→165Hz)、更にタッチサンプリングレートも大きく向上しています。(最大240Hz→最大500Hz)
このレベルになってくると差を感じるのは難しいかもしれませんが画面の応答性能が同等だとすれば「互角の戦い」の勝率には影響すると思いますね…。また、強烈なタッチサンプリングレートの向上は日頃のスクロール操作もかなり快適にするだろうと思います。この各サンプリングレートの向上は画面のみならず、ショルダーボタンにまで及んでいるあたり、芸も細かいですね。
なお一部スペック表には反映していないですが「RedMagic 6」と「RedMagic 6 Pro」の違いとして冷却ファンの回転数(前者が18,000rpm、後者が20,000rpm)が挙げられます。ハードに使いこなすのであればProはROMやRAMの違い以外でもメリットがあると言えます。
一方、一見旧来モデルと違いがなさそうなカメラ等ですがもともと旧機種のカメラは優秀(実機レビュー)だったことに加え、CPU側でもカメラ関連の機能向上(HEIF形式での色深度拡充等)が図られていることから画素数だけを元に「変わらない」と結論づけるのは早計だと言えます。ここは実機を使って判断したいところ。
サイズ感はそれほど変わらないですね。わずかに寸法表記が旧機種と異なるのですが手に持った感じはほとんど同じじゃないでしょうか。
2.筐体
3.周辺機器について
旧機種でもコントローラー等の周辺機器が存在していましたが、今回は別売でデュアルファンが存在するようです。ちなみに中国版サイトを見る限り通常モデルとPro用とで仕様は微妙に異なるのかそれぞれ別商品として取り扱われていました。
4.価格など
3月17日現在、グローバルでの販売価格などは不明です。参考までに中国国内版であれば通常モデルの同スペック品が4,099元(約68,674円)です。Pro版は同等スペックのものの価格が不明ですが、通常モデルがこれだけ低価格なのであれば自然と期待してしまいますね。少なくとも旧モデルと比較して価格が暴騰する、なんてことはないでしょう。
また、それとは別に日本国内向けサイトではアーリーバードオファーのためのメールアドレスの登録を受け付けています。興味がある方はぜひ登録をしてみてくださいね。
ウインタブでも過去機種はいくつか紹介していますがRedMagicシリーズは質感、性能等がかなり高レベルであると認識しています。今後も情報更新などがあれば定期的にお知らせをいたしますので、ご期待ください。
5.関連リンク
RedMagic公式サイト
RedMagic 6:製品紹介ページ
RedMagic 6 Pro:製品紹介ページ