こんにちは、かのあゆです。現在イオシスにて2015年冬モデルとしてソニー・モバイルより販売されたドコモ版「Xperia Z5 Compact SO-02H」の中古品が特価セール中です。本端末は2015年後半に投入されたXperia Z5シリーズのコンパクトモデルで、当時のフラッグシップクラスのスペックを4.6インチのコンパクトな筐体に詰め込んだ一台です。
現在では古めの端末ではありますが、キャリア販売モデルなのでおサイフケータイやワンセグ受信機能などもサポートされており、サブ端末運用やコンパクトなタブレット代わりにうってつけの一台です。
1.スペック
初期搭載OSはAndroid 5.1 “Lollipop”でしたが、日本国内キャリアモデルでもグローバルモデルと同じく2回OSのメジャーアップデートが実施され、最終的にはAndroid 7.0 “Nougat”までアップデートされています。
搭載CPUは2015年当時のハイエンドCPUであるQualcomm Snapdragon 810で、2019年現在でも2~3万円クラスで購入できるミッドレンジクラスのCPUと同じクラスのスペックとなっており、十分現役で使える性能です。
ただし、この世代のCPUは発熱関連でいろいろと問題になっているので、この点が最大の懸念かもしれません。5.0インチモデルのXperia Z5や5.5インチモデルのXperia Z5 Premiumではヒートパイプを2本搭載するなどして発熱対策をしていましたが、コンパクトモデルであるZ5 Compactではそういった対策はサイズの関係で行われなかったので、SIMを挿して運用する際には発熱に少し気を付けたほうが良いかと思われます。
RAMは2GB、ストレージは32GBで、現在の基準からするとRAM容量が少なめな印象ですが、ストレージに関しては今のミッドレンジと同等の容量となっており、ある程度大容量アプリのインストールにも対応できます。
ディスプレイは4.6インチで解像度は1,280 x 720となっており、Xperiaシリーズではおなじみの「トリルミナスディスプレイ for Mobile」が採用され、現在の基準でも十分きれいな表示を実現しています。
カメラはイン5.1MP、アウト23MPという構成で、発売当時世界最速をうたっていた0.03秒オートフォーカスやデジタル5倍ズーム対応といった機能が搭載されており、さらにシーン自動識別機能も搭載されているなど現在のスマートフォンと比較しても、シングルカメラではあるものの十分なスペックだと思います。
ハイレゾ音源対応、既存の圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」、サラウンド機能「S-Force Front Surround」に対応するフロントステレオスピーカーなど、現在のXperiaでも継承されているオーディオ機能もしっかり搭載されており、コンパクトなオーディオプレイヤーとして購入するのもありかもしれません。
バッテリーは2,700mAhで、もともとXperia Compactシリーズは稼働時間の長さに定評がありましたが、さすがに4年前の端末なのでバッテリーに関してはそれなりに劣化していると考えたほうがよさそうです。
2.デザイン
2015年9月に開催されたIFA 2015で発表されたXperia Z5シリーズの中でコンパクトモデルとなるXperia Z5 CompactはコンパクトなボディながらXperiaらしさをしっかり継承したデザインです。
2017年に発売されたXperia XZ1 Compactまでこのデザインが採用されていたこともあり、今も見てもそこまで古臭さを感じないのはさすがXperiaといったところでしょうか。
4.6インチのコンパクトな筐体はスマートフォンの大型化が進んだ今となっては希少で、かのあゆも久々に触りましたが手のひらにすっぽり収まるのは素晴らしいと思います。
全体的に2013年に発売された初代Xperia Zから採用されている「オムニバランスデザイン」を継承していますが、この世代のXperiaでは背面ガラスにフロスト加工が施されており、非常に手触りのいい質感です。
Xperia Zシリーズとしては最終モデルとなるXperia Z5シリーズですが、このデザインは個人的に今でも完成度が高いと思っています。
今回特価販売されているXperia Z5 Compactはイオシスの商品ランク「C」商品となりますが、ほとんどの商品が細かい擦り傷や落下痕などはあるものの、全体的にコンディションがきれいでポート類を保護するポートカバーの欠品もない商品ばかりでした。
ただし、コンディションがきれいな製品は早い者勝ちとなるので、気になるのであれば早めに購入したほうがいいかもしれません。
Xperia Z5 Compactではカラーリングとして「イエロー」「グラファイト・ブラック」「ホワイト」「コーラル」の4色が用意されていましたが、このうち今回のイオシスの特価対象となっているのは「イエロー」のみとなります。
3.まとめ
Xperia Z5 Compactのセール特価品はドコモの通信制限判定が「△」のCランク品が現在3,980円で販売中です。
△判定の製品ですがイオシスによる赤ロム保証もついているため、万が一通信制限が発生しても同等製品との交換、または返金対応が受けられるほか、製品自体にも3カ月の保証が付いてきます。
また、同じ△判定でもう少しコンディションの良い「Bランク」品は5,980円で、通信制限判定が〇となっている「Cランク」品が8,980円で販売中です。
すでに発売から4年経過した古い端末なのでバッテリーのへたりなどの懸念はあるものの、2015年当時ハイエンドコンパクトとして販売されたモデルだけに質感が高く、またXperiaシリーズらしくオーディオ関連の機能も充実しているため、サブ端末としてだけでなく、オーディオプレイヤーとして活用するのも悪くはない選択肢だと思います。
搭載されているCPUも現在のミッドレンジモデルと同等クラスのスペックは持ち合わせているので、OSがAndroid 7.0までの対応と古めであることを除けば十分今でも現役で活用できる端末です。
また非常に安価なのでWi-FI運用でコンパクトなタブレット代わりに使うのも悪くはない運用方法でしょう。
3,980円の特価品に関してはこの記事を執筆している時点でもだいぶ売れているため、気になるのであれば早めにチェックしたほうがよさそうです。
4.関連リンク
Xperia Z5 Compact SO-02H : Sony Mobile
Xperia Z5 Compact SO-02H 商品一覧 : イオシス
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