こんにちは。かのあゆです。現在イオシスでAndroidを搭載したデジタルオーディオプレイヤー「ウォークマン Fシリーズ NW-F855」の中古商品が激安価格で販売中です。本製品はWi-Fi専用商品となりますがOSにAndroid 4.1.1を採用し、Google Play Storeでアプリのインストールも可能になっており、デジタルオーディオプレイヤーとしても高音質なハイレゾ音源に対応した製品となっています。
1.スペック
OS: Android 4.1.1 “Jellybean”
CPU: Texas Instruments OMAP 4 Dual-Core 1Ghz
RAM: 1GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 4インチ 854×480 FWVGA
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 3.0
サイズ: 116×58.7×8.2mm /103g
Android端末としてみた場合、スペックとしては2011年後半あたりから2012年あたりのスマートフォンで一般的なスペックとなっており、正直現在となってはパワー不足な面は否めません。
Texus Instruments社のOMAPシリーズは現在では搭載スマートフォンを見ることはなくなりましたが、かつては富士通やSamsungが搭載スマートフォンを日本国内で販売していました。
2012年当時は十分高性能なCPUでしたが、今となっては本当にライトな使い方に絞らない限り搭載OSの古さもあってAndroid端末としての常用は厳しいかもしれません。
OSはAndroid 4.1.1”Jellybean”。ソニーのスマートフォンといえば子会社のソニー・モバイルが製造している「XPERIA」が存在しており、本機種にも当時のXPERIA Zシリーズと同じデザインの壁紙が含まれていますが、基本的には素のAndroidをそのまま搭載しています。ただしミュージックアプリなどは当然ソニーのウォークマン仕様となっています。
また液晶ディスプレイにXPERIAでもおなじみの「TRILUMINOS Display for Mobile」を採用しており非常に美しい画面表示を実現しています。
オーディオプレイヤーとしてはソニーのウォークマンブランドの製品のためかなり充実した内容となっており、ハイレゾ音源の再生や既存の圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」などを搭載しています。
また現在はファームウェアのアップデートでより高音質な「DSD」フォーマットの音源の再生もサポートしています。
基本的には「Android機能がおまけについているウォークマン」なので、最低限のアプリだけインストールし、デジタルオーディオプレイヤーを主役とするのが本機の正しい使い方のような気がします。
ちなみにあくまでオーディオプレイヤーであるためカメラはアウト、インともに搭載されていません。
2.デザイン
本機種は「ビビットピンク」「ブラック」「ホワイト」「ブルー」の4色が用意されていましたが、イオシスが特価で販売している中古製品は「ブラック」一色になります。
4インチというAndroid端末としてはコンパクトなボディで、背面はアルミ素材を採用しています。ズボンのポケットに入れても苦にならないコンパクト感は非常に魅力的なのではないでしょうか。
3.まとめ
現在ウォークマン Fシリーズ NW-F855はイオシス秋葉原路地オモテ店、名古屋大洲店、およびネット通販で税込7,980円にて販売中となっています。
あくまで中古商品であるため、付属品は本体とUSBケーブルのみとなっており、ハイレゾ音源を楽しむには別途ハイレゾ対応ヘッドフォンの購入が必要となりますが、ハイレゾ対応のデジタルオーディオプレイヤーがこの価格で購入できるのはなかなか魅力的なのではないでしょうか。
容量が16GBしか搭載されておらず、microSDカードによる容量拡張も行えない点は残念ですが、ハイレゾ対応デジタルオーディオプレイヤーを試しに買ってみたいという方には非常に手を出しやすい価格設定になっています。
4.関連リンク
ウォークマン NW-F880シリーズ:SONY
WALKMAN Fシリーズ NW-F885 ブラック [16GB]:イオシス
コメント
ただでさえ容量のでかくなるハイレゾを16gで運用できるとは思えませんが。安物買いの銭失いでしょうね。
しかも中古品なのでバッテリーも死にかけでしょうね。
正直中古品等の情報はいらないです。
spotifyを聞く用途だったら使えそう・・・。
いまだに現役稼働してる我が家のNW-F887(64G)
DAPとしての不満点は電池持ちくらいでしたね
今となっては購入する価値はないけどウォークマンとしては十分な部類でした
ハイレゾという言葉が一人歩きしているように思います。
そもそも、昔のアナログは周波数の上限、下限をカットしないハイレゾだったはず。
それをデジタル変換したときに聞こえないものは必要ないとカットしたはず。
いまさらハイレゾといってもね、すでに録音機器がデジタル化した時点でハイレゾといっても所詮「はあ~?レゾ?」と言いたい。
特にハイレゾ対応ヘッドホンなんて言われた日には、安物スピーカが入っていたものを、普通のスピーカに変えただけ?程度でしか思えない。(それでバカ高いからあほらしい)
MP3の高圧縮とか、MDに慣れ親しんだ人にはすごいと感じるだろうが、昔からアナログステレオを使っている人から見たら「やっとまともな音に近づいたか?」程度です。
デジタルの利点はまずはお手軽さです
利点を考慮しないのであれば、ガジェットの評価としては片手落ちかと思います
例えば、ポタアンが受けてるとこも安価でお手軽だからです
これを家にあるアンプで充分だと言い切ってしまっては、ガジェットとしての評価にはなりませんよね?
思うにデジタル音源をポータブル機で聴いてる層は、よりオリジナルに近い音源かどうかは重要視してはないと思うのですよ
そしてハイレゾの欠点は、音ではなく、そのデータ量の大きさにより取り回しの悪いとこと、旧態然したマーケティングにあります
簡単に言えば、メーカー側は、デジカメの世界がコンデジから一眼デジカメに変わったように、ユーザーもがMP3からハイレゾ音源へ変わると錯覚したとこから、ズレが起こってるかと