こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。毎週お伝えしているレノボの週末セール情報です。今週はThinkPadシリーズの割引率はほとんど変化がなく、変更されたのは2018年モデルの12.5インチモバイルノート「ThinkPad A285」が65%OFFという、スゴイ割引率になった、ということくらいですね(ただし、Ryzenの世代がひとつ前のものになります)。
しかし、ThinkPadシリーズのフラッグシップモデル「X1 Carbon」と「X1 Yoga」に第10世代Core iプロセッサー搭載モデルが追加されました。この2機種はThinkPadシリーズの中でも人気が高いと思われますが、「CPUが第8世代のみ」という点が気になっていた人も多かったと思います。なので、ビッグニュースと言えそうです。
なお、この記事とは別に、「Lenovo製品の割引率一覧ページ」を用意しています。毎週しっかりLenovoの主要機種の割引率をチェックし、一覧表示していますので、製品別の割引率を確認したい人はこちらの記事をご覧ください。特にThinkPadはワイドバリエーションなので、シリーズごとに簡単に解説も加えています。
レノボ(Lenovo)クーポン割引率・セール価格の一覧(ThinkPad、ThinkBook、Legion、IdeaPad、Yogaシリーズ)【10月19日更新】
では、今週のセール品から一部をピックアップしてご紹介します。
目次
1.限定クーポン(プライバシーフィルターとバッグ)
クーポンの内容
クーポンコード: JPAF1020
対象商品: 下記のアクセサリー5製品(最大50%OFF)
クーポン有効期間: 2019年10月19日(土)・10月20日(日)の2日間限定
※このクーポンはLenovo直販サイトには記載がありませんので、ここからコピペしてお使い下さい。
対象製品

ThinkPad エッセンシャル・トップロードケース
●12.5インチワイド プライバシーフィルター:3,410円(50%OFF)
●14.0インチワイド プライバシーフィルター:3,630円(50%OFF)
●ThinkPad エッセンシャル・バックパック:2,970円(40%OFF)
●ThinkPad 12インチ スリーブケース:1,320円(40%OFF)
●ThinkPad エッセンシャル・トップロードケース2,310円(40%OFF)
Lenovoが一部のサイトに配布している限定クーポンですが、今週はプライバシーフィルターとバッグが対象です。プライバシーフィルターはサイズが合えばLenovo製品でなくとも使えますので、製品ページにあるサイズを良くご確認の上購入して下さい。
また、Lenovoの純正バッグは私も2つくらい購入したことがありますが、ものはいいです。今回おすすめしたいのはエッセンシャル・バックパックとエッセンシャル・トップロードレースですね。ビジネスマンならトップロードレースをひとつ持っておくと便利でしょう。価格も2千円台なので、特に躊躇することなく購入ができると思います。
2.ThinkPad X1 Carbon(2019)
セール価格: 172,062円(税込み)から(最大34%OFF)
※クーポンは製品ページに記載されています。
●カスタマイズ例(税込み239,976円)
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-10710U
RAM: 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 14インチIPS(2,560 × 1,440)
サイズ: 323 x 217 x 14.95 mm / 1.09 kg
ThinkPadユーザーも、そうでない人も、「一番欲しいThinkPad」がこのX1 Carbonだと思います。ただ、世の中に第10世代(Comet Lake)のCore iプロセッサーが出回り始めた中、X1 CarbonのCPUは依然第8世代(Whiskey Lake)にとどまっていて、それが購入を躊躇する最大の理由だった、という人も少なくないでしょう。
しかし、ついにX1 Carbon(とX1 Yoga)に第10世代のCore iプロセッサーが搭載されました!選択できるのはCore i5-10210U、Core i7-10510U、そしてCore i7-10710Uの3種類です。このうち、Core i5-10510UとCore i7-10510Uに関しては他社製品にも多く採用されているもので、第8世代(Whiskey Lake)の延長線上のCPU、ということができます。性能面ではもちろんWhiskey Lakeよりも上ですが、ビジネスマシンたるThinkPadではその恩恵は限定的(つまり、Office系のソフトウェアを使うくらいだと体感差はごく小さいということです)だと思います。一方でCore i7-10710Uは「6コア12スレッド(Whiskey LakeのCore i7-8365Uや今回追加されたCore i7-10510Uは4コア8スレッド)」です。Passmarkが公表しているベンチマークスコアを見ると、このくらいの差があります。
Core i7-10710U: 12,532
Core i7-10510U: 9,561
Core i7-8565U: 8,909
※10月18日現在のPassmark公表値。数値が大きいほうが高性能
※Core i7-10710Uのサンプル数は4、Core i7-10510Uは7
Comet LakeのCPUについてはまだサンプル数が少ないので、今後スコアが大きく変化する可能性があると思いますが、それにしてもCore i7-10710Uのスコアは非常に高くなっています。このCPUがX1 Carbonに必要か、というのはわかりませんが、フラッグシップ・ビジネスモバイルPCにふさわしいということは言えますね。
第10世代CPU搭載のニュースを知り、「背中を押された」感のある人は非常に多いと思います。さらに激しく背中を押してくれる話として、10月21日までに第10世代CPU搭載のX1 CarbonあるいはX1 Yogaを購入すると、「5年引き取り修理保証がたったの100円!」というキャンペーンも実施中です。ThinkPadは並外れて頑丈なので、普通に5年以上使えてしまいますから、100円で5年保証というのはめちゃめちゃありがたい話だと言えます。
Lenovoへのリンク:
ThinkPad X1 Carbon (2019)
ウインタブ紹介記事:
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(2019)- ThinkPadのフラッグシップ・モバイルノートがいよいよ2019年モデルに!14インチで重量わずか1.09 kg
ThinkPadシリーズの割引率一覧はこちらです。
レノボ(Lenovo)クーポン割引率の一覧(ThinkPad、ThinkBook、Legion、IdeaPad、Yogaシリーズ)【10月19日更新】
3.Legion Y740(15)
セール価格: 173,052円(税込み)から(最大43%OFF)
※クーポンは製品ページに記載されています
●カスタマイズ例(税込み194,997円)
OS: Windows 10 Home(英語版)
CPU: Core i7-9750H
GPU: GeForce RTX2070 Max-Q(8GB)
RAM: 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)144Hz
サイズ: 361 x 265 x 19.95(最薄部)mm / 2.2 kg
先日ウインタブでも実機レビューをさせてもらった、ゲーミングブランド「Legion」の上位モデルです。Legionシリーズはスペックの割に価格が低めで、ThinkPadシリーズと同様に注文時のカスタマイズが可能なので、試しに「税込み20万円未満でどこまでの構成が組めるか」というのをやってみました(上の「カスタマイズ例」です)。
194,997円でGPUはRTX2070にできますね。CPUはゲーミングノートではおなじみのCore i7-9750H、RAMは16GB、ストレージは512GB SSD、そしてディスプレイはリフレッシュレート144 Hzです。RAMを32GBにしたり、ストレージを1TB SSDにしたりもできますが、その場合税込みで20万円をちょっとだけオーバーしてしまいますので自重してます。この「例」で注目したいのは「20万円切りでRTX2070」という点ですね。激安だと思います。
Legion Y740は単に安いだけの製品ではありません。ウインタブでレビューした際、金属素材を多用し、高級感もある筐体、前衛的なデザイン、RGBバックライトや通気口付近のイルミネーションなど、ゲーミングノートとしての雰囲気も十分です。
また、この製品は最高でGeForce RTX2080 Max-Qまでの搭載が可能なので、腕のいいゲーマーも納得の構成が組めます。
一応注意事項として、OSが英語版(日本語の言語パックを導入すればほぼ完璧に日本語化できるので、あまり問題はありません)なのと、キーボードが英語配列、というのがありますが、この辺は特に大きな障害でもないと思います。
Lenovoへのリンク:
Legion Y740(15)
ウインタブ実機レビュー:
Lenovo Legion Y740(15) レビュー - レノボ・ゲーミングノートのトップモデル!独創的なデザインと期待を裏切らない高性能を備えています!(実機レビュー)
4.Legion Y7000
セール価格: 102,542円(税込み)から(最大42%OFF)
※クーポンは製品ページに記載されています
●カスタマイズ例(税込み128,502円)
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i7-9750H
GPU: GeForce GTX1650(4GB)
RAM: 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)144Hz
サイズ: 360 x 267 x 24.2(最薄部)mm / 2.3 kg
もう1機種Legionをご紹介します。このY7000はLegionの中ではエントリーモデルと位置づけられ、同じエントリーモデルのLegion Y540(15)とはキーボードのバックライト色が異なる程度で、ほぼ同じ筐体、ほぼ同じシステム構成になっています。しかし、割引率はLegion Y7000のほうが大きいので、「赤いキーボード」に抵抗がないのであれば、こちらがおすすめです。
最低価格は10万円そこそこから、と非常にリーズナブルなのですが、この製品も注文時に構成のカスタマイズができますので、五流ゲーマーである私が「しがらみなしに」構成を組んでみました。上に掲載した「カスタマイズ例(税込み128,502円)」というやつです。
CPUはCore i5-9300Hも選べますが、せっかくなんでCore i7のほうを選びました(ここはあまり深いこだわりはないです)。GPUはGTX1650で十分だと思っています。GTX1650でも画質の設定を調整すれば最新のオンラインゲームのほとんどは問題なく動作するはずです。というか、最近の自分の経験上「プレイ中に画質とか気にしている暇はない」と感じている、というのが正直なところなんですよねw
RAMは8GBでも大丈夫なんですけど、Y7000のRAMの追加料金が8GB→16GBで6,490円(割引後)なんで、これなら16GBにしておこうと思いました。ストレージは256GBだとちょっと足りないと思っています。オンラインゲームは40GBくらいの容量のものも少なくないので、256GBだとすぐに容量がいっぱいになっちゃうと思うんですよね。なので512GBにしてみました。
あとはいじってません。Y7000はエントリークラスとは言え、ディスプレイはIPS液晶でリフレッシュレートも144 Hzありますので、このままで全く不満はありません。これで128,502円です。カスタマイズ余地は多く、これより安くもできますし、RTX2060も搭載可能なので、初心者も中上級者も満足の行く構成に仕上げることができると思います。
先日、娘と話をしていて、お友達でゲームにハマる人が増えているということを聞かされました。スマホのPUBGとかCOD(Call of Duty:Mobile、これ面白いですよね!)からPCゲームに移行した人もいるようです。また、うちの娘もウインタブの検証機を使ってCS:GO(Counter-Strike: Global OffensiveというFPSゲーム)で練習をはじめました。「これ難しいねえ」なんて言いながら楽しそうです。
ガチなゲーマーを目指すのもいいと思いますが、カジュアルゲーマー、あるいはサンデーゲーマーとして、平日はお仕事なんかでPCを使い、休日にゲームプレイを楽しむ、というのも悪くないと思います。なので、次に自宅用のPCを購入する際には思い切ってゲーミングノートにしてみてもいいんじゃないでしょうか?その場合、Y7000は十分な性能を備えていて、価格も安いのでおすすめです。
Lenovoへのリンク:
Legion Y7000
ウインタブ実機レビュー:
Lenovo Legion Y7000 レビュー - 15.6インチで購入しやすい価格のゲーミングノート。パフォーマンス、筐体品質とも高水準なのでおすすめです!(実機レビュー)
Legionシリーズの割引率一覧はこちらです。
レノボ(Lenovo)クーポン割引率の一覧(ThinkPad、ThinkBook、Legion、IdeaPad、Yogaシリーズ)【10月19日更新】
5.ThinkBookシリーズ
セール価格(13): 74,800円から(最大48%OFF)
セール価格(14): 52,800円から(最大49%OFF)
セール価格(15): 54,890円から(最大50%OFF)
※税込み価格
※クーポンは製品ページに記載されています
●ThinkBook 14・52,800円モデルの構成
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i3-10110U
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 14インチIPS(1,920 × 1,080)
サイズ: 326 x 229 x 17.9 mm / 1.5 kg
Lenovoの新しい製品ブランドが「ThinkBook」シリーズです。ThinkBook 14と15直販モデルの発売が10月11日から、という、超最新モデルとなります。ブランド名はThinkPadに似ていますが、どちらかと言うとideapadシリーズに近い製品特性で、ThinkPadのトレードマークである「赤いデベソ(トラックポイント)」はなく、筐体色もideapadシリーズと同じ「ミネラルグレー」です。
基本となるシステム構成は先行して販売されている13sが第8世代(Whiskey Lake)のCore i5/Core i7を搭載し、Core i7モデルには外部GPUのAMD Radeon 540Xも積むハイスペック仕様、14と15は第10世代(Comet Lake)のCore i3/Core i5を搭載する、「ほどほどのビジネススペック」です。
この記事ではThinkBook 14のCore i3モデルのスペック表を掲載しています(ThinkBook 15の同スペックのモデルは54,890円)。ウインタブがおすすめしたいのはこの構成なんです。私はもう4年くらいCore i3を搭載するThinkPadを愛用していますが、テキストライティングとかExcelで管理資料を作ったりとか、画像加工ソフトで簡単な画像加工をするとか、そういった使い方をしていて性能面で不満を感じたことはありません。ただ、WebアプリとかWindows 10そのものが少しずつ重くなってきているので、これからPCを買うならRAMは8GBあったほうがいいと思っています。その意味で、この52,800円のモデルは過不足がないスペックになっていると思いますし、それでいて激安価格です。
既存モデルのThinkBook 13sについては、すでにかなりの人気モデルになっています。こちらはCPUが第8世代(Whiskey Lake)のままではあるものの、13.3インチとモバイル利用に最適なサイズ感ですし、CPU、RAM、ストレージ構成も不足はありません。というか最低構成でもCore i5ですからね。もちろん税込みで74,800円という価格も、見た目はThinkBook 14と15より高く感じられますが、CPUのスペックも高く、純然たるモバイルマシンといえる筐体なので、割高感はありません(というか、他社製品と比較しても十分に安いです)。
Lenovoへのリンク:
ThinkBook 13s
ThinkBook 14
ThinkBook 15
ウインタブ紹介記事:
Lenovo ThinkBook 13s - 抜群のコスパを誇る「レノボのThink」13.3インチモバイルノート、実機を見てきました!
Lenovo ThinkBook 14 / ThinkBook 15 - 人気のノートPC「ThinkBookシリーズ」に14インチと15.6インチが加わりました!
ThinkBookシリーズの割引率一覧はこちらです。
レノボ(Lenovo)クーポン割引率・セール価格の一覧(ThinkPad、ThinkBook、Legion、IdeaPad、Yogaシリーズ)【10月19日更新】
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