こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中国の通販サイトは価格競争が非常に激しく、日頃からしっかり価格をチェックしておく必要があると思っています。ただ、サイトごとに得意なジャンルや得意なメーカー、というのがあり、例えばPIPOならBanggood、そしてJumperならgeekbuyingが強いと思います。この記事を書くのにあたり、現在geekbuyingではスマホメーカーであるUlefoneのセールをやっているため、それに注目して記事を書こうとしたのですが、最新にして最強の「Ulefone Gemini Pro」なんかは通販サイト3社でピッタリ同じ価格になってまして、「これは無理」と思いました。
次に注目したのはJumperです。やっぱりJumper製品に関してはgeekbuyingが品揃え、価格とも最も強い、ということが再確認できました。なので、この記事ではお買い得感の強いJumper製品を4機種紹介したいと思います。
目次
1.Jumper EZPad 6
セール価格: 189.99ドル(22,020円)
※キーボード込みの価格
※タブレット単体だと169.99ドル(19,702円)
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom X5-Z8350
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 11.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみ2MP
入出力: microUSB、microHDMI、オーディオ、microSD、DC-IN
(キーボード側にUSB 2.0 × 2)
バッテリー: 7,000mAh、稼働時間5時間
サイズ: 290 × 180 × 10 mm / 重量 700 g(実測値720 g)
※キーボード678 g(実測値675 g)
中華タブやPCも徐々にCPUがAtomからApollo LakeのCeleronに切り替わりつつある中、この製品は発売から少し日が経っており、依然としてCPUはAtomのままです。ただし、RAMやストレージ、そしてディスプレイに関しては十分なスペックとなっていますし、11.6インチと大きめながらタブレット単体でも使えるというのがポイントになります。今回のセール価格だとタブレット単体の価格169.99ドルというのは決して悪くないながらも、それほど強い割安感はなく、ヒンジつきの専用キーボードが20ドルの追金で購入できるというのが魅力だと思います。
ウインタブでもこの製品を実機レビュー、読者レビューしていますが、キーボードを接続すればほぼ完全なノートPCとして使え(ただしキーボードは英語配列です)、もちろんタブレット単体でも使えるので、かなり使いみちが広がります。189.99ドルという価格はAtom機であることを割り引いても十分にお買い得だと思います。
実機レビュー:Jumper EZpad 6 ー 11.6インチで筺体品質よし、性能は期待通り、価格は割安と納得の中華タブ(実機レビュー)
読者レビュー:Jumper EZPad 6 - ライトユースに最適!価格の割に高品質な11.6インチ2 in 1(読者レビュー:クグリーさん)
geekbuying製品ページ:Jumper EZpad 6
2.Jumper EZpad Mini 4
セール価格: 99.99ドル(11,589円)
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom X5-Z8350
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,920 × 1,200)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth
カメラ: インのみ2MP
入出力: microUSB、microHDMI、オーディオ、microSD
バッテリー: 4,500mAh
サイズ: 207 x 123 x 9.8 mm / 320 g
プレーンな8インチタブレットです。そして、他の中華8インチタブレットとは異なる、好ましい特徴があります。「シングルブート」です。ほとんどの中華8インチタブはストレージが32GBしかないところにAndroidとWindowsのデュアルブートにしてしまっているため、物珍しさで購入すると痛い目にあうことがあります。32GBでデュアルブートにしてしまうと、ストレージの空き容量が絶対的に不足になってしまうんです。その点、この製品はストレージが32GBではあってもWindowsのみのシングルブートのため、Windowsの大型アップデート(およそ年2回のペースで実施されます)の際、ちょっと面倒ですがアップデートに必要な空き容量(8GB)を確保でき、安定した使い方が可能になります。
日本でも最近は8インチタブレットがめっきり減ってしまいました。この製品のセール価格は日本製品の半額強くらいですし、ディスプレイ解像度は日本製品よりもワンランク上、というのがありますので、小型タブレットを探している人にはいいチャンスか、と思います。
紹介記事:Jumper EZpad Mini 4 - 8インチでストレージに余裕があるシングルブート・タブレット!中華としては希少よ!
geekbuying製品ページ:Jumper EZpad Mini 4
3.Jumper EZpad 6 M6
セール価格: 115.99ドル(13,443円)
※タブレット単体の価格
※専用キーボードをセットすると159.99ドル(18,543円)
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom X5-Z8350
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 10.8インチIPS(1,366 × 768)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみ2MP
入出力: USB 3.0、microUSB、microHDMI、オーディオ、microSD
バッテリー: 6,000mAh
サイズ(タブレットのみ): 280 × 180 × 9 mm / 重量 640 g
上に紹介した「EZPad 6」よりも全てにおいてワンランク下のスペックです。そういう意味では価格勝負な製品と言えます。しかし、10.8インチという、少し大きめのディスプレイを持ち、Jumperらしくシングルブートでもあるので、特にタブレットとして使う場合は結構快適だと思います。
この製品は簡易タイプ(カバー一体型)のキーボードも用意されていて、それをセットで購入するのも悪くはないと思います。ただ、私の個人的意見としては、PC知識が十分にあるウインタブの読者が、性能面でやや劣ることを承知の上で、あえてタブレット単体でサブ機、サブサブ機として購入し、タブレット形態で使いつつ、後日必要に応じて日本語配列で使いやすいサードパーティ製のキーボードをセットする、みたいなのがいいのでは?と思います。それくらい安いですよね。
geekbuying製品ページ:Jumper EZpad 6 M6
4.Jumper Ezbook i7
セール価格: 409.99ドル(47,520円)
OS: Windows 10
CPU: Intel Core i7-4500U
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB SSD
ディスプレイ: 14インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11 a/b/g、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみ0.3MP
入出力: USB 3.0、USB 2.0、miniHDMI、SDスロット、LAN(RJ45)、オーディオ、DC-IN
バッテリー: 4,000mAh
サイズ: 346.5 x 229.5 x 24 mm / 1.44 kg
この製品はおなじみのEZBookにCore i7をぶち込んでしまっています。当然冷却ファンなどもついていると思いますし、見た目は普通のEZBookですが、筐体設計も別物になっています。ただ、Core i7とはいえ世代がかなり古く、3世代前のHaswellで、ちょっと首をかしげてしまうところもありますが、それにしてもこれだけのスペックで5万円を切る、というのはすごいですよね。
この製品はウインタブでは実機レビューをしておらず、突っ込んだコメントはできません。また、スペックの割に激安ということは言えますが、耐久性や保証面で不安を抱える中華製品に支払う絶対的な金額としては決して小さくはないので、必ずしもおすすめ、とは言いにくいです。しかし、セール情報のひとつとしてお伝えしたいと思います。
紹介記事:Jumper EZBook i7 ー 14.1インチモバイルノートにCore i7を搭載!大丈夫なのか?Jumper
geekbuying製品ページ:Jumper Ezbook i7
コメント
Jumper EZPad 6を今年4月にGEARBESTからキーボード込みで18,027円(たぶん$160)で買いました。
いまは28,962円なので特価セール中だったと思いますが、中華の場合は特価セールも半端ないです。