ドスパラが「スプリングセール(2月28日まで)」を開催中です。ドスパラのセールは比較的期間が長めに取られていますが、セール期間中に燃料投下(セール品の追加)があることもしばしばなので、こまめにチェックしておくのがいいと思います。ドスパラでは年末から、絵描きさん注目!の「raytrektab 10インチ」や、GeForce RTX搭載のゲーミングノート「GALLERIA GCF2070NF」が発売されていますが、さすがにそれら新製品はセール対象になっていません。しかし、既存モデルで「特価仕様」になっているものが見受けられ、お買い得感がかなり高まっています。
スプリングセール:ドスパラ
この記事では「特価仕様」の製品を中心に、セール品の一部を紹介します。
目次
1.GALLERIA GCF1050TGF-E
セール価格: 109,980円(税込み118,778円)から
●ベースモデルの仕様
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-8300H
GPU: NVIDIA GeForce GTX1050Ti(4GB)
RAM: 8GB
ストレージ: 250GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 360 × 245 × 27 mm / 2.0 kg
中級・上級のゲーマーだとどうしてもGeForce RTXシリーズのほうに目が向くと思いますが、自分自身はゲーマーではないウインタブとしては、「GALLERIAで一番気になるモデル」がこの製品と上位モデルのGALLERIA GCF1060GF-Eですね。
この製品「GALLERIA GCF1050TGF-E」はCPUにCoffee LakeのCore i5-8300Hを、GPUにGeForce GTX1050Tiを搭載します。RTXが登場した今となっては、どちらかというとエントリークラスのゲーミングノートですね。ただし、ウインタブが実機レビューした限り、パフォーマンスが低いということはなく、(ものによってはグラフィック設定を落とす必要があると思いますが)各種オンラインゲームを十分に楽しめる実力があります。
また、ウインタブがこのモデルを高く評価している理由として、「筐体の出来の良さ」が挙げられます。ゲーミングノートとしてはコンパクトなサイズで重量も2.0 kgと軽量ですし、金属製の筐体は控えめで高級感のあるデザインになっています。キーボードも「光学式スイッチ」を採用し、青軸メカニカルキーボードによく似た打鍵感を楽しめます。また、これはウインタブが実機レビューしたあとの仕様追加だと思いますが、キーボードは静音タイプも選べるようになっています(追加料金はありません)。
セール対象になっているのは「特価仕様」で、通常モデルには装備されている1TB HDDがつきません(ただし、注文時のカスタマイズでHDDやSSDの増量、増設が可能です)。その結果、これまでに見たことのないような低価格が実現しています。エントリーゲーマーにも、クリエイターにも、この製品はおすすめですよ!
ドスパラ製品ページ:GALLERIA GCF1050TGF-E
ウインタブ実機レビュー:ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E レビュー - Coffee Lake搭載の薄型・軽量ゲーミングノート、これは絶対欲しい!(実機レビュー)
2.Critea DX-KS RH3 SSD特価
セール価格: 64,980円(70,178円)
●ベースモデルの仕様
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i3-8130U
RAM: 8GB
ストレージ: 500GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,366 × 768)
サイズ: 382 × 256 × 23.9 mm / 1.8 kg
この製品ははっきり言って「ごく普通のスタンダードノート」です。ウインタブではこの製品の前身機を実機レビューしていますが、尖ったところのない、非常に使いやすいスタンダードノートだと感じました。もっとも、それって「普通だとイマイチ楽しくないであろうウインタブ読者」のストライクゾーンではないかもしれないですけど。
実機レビューの際、レビュー機がHDDモデルであったというのがちょっと残念でしたが、今回のセール品(特価仕様)はストレージが500GB SSDです。また、実機レビューの頃からCPUの世代も新しくなっているので、サクサク感が大きく向上しているものと思われます。人によってはディスプレイ品質がFHDではなくHDにとどまる、というのが不満に感じられるかもしれませんが、普段使いで特に画面の粗さを感じるようなものではありません。
奇抜なところのない製品ですが、リビングルームに置いて家族共用PCとして使うもよし、自分専用機として様々な用途で楽しむもよし、素直で飽きのこない良品だと思います。500GB SSDを搭載し、さしあたってカスタマイズが不要な構成になっていると思いますので、このセール価格は非常にお買い得だと思います。
ドスパラ製品ページ:Critea DX-KS RH3 SSD特価
ウインタブ実機レビュー:ドスパラ Critea DX-KS H3の実機レビュー - 15.6インチ、純白ボディがカッコいい!ドスパラの最新にして軽量なスタンダードノート
※レビュー機は今回のセール品とシステム構成及び筐体色が異なります
3.Critea DX-KS F7 SSD500GB搭載 限定特価
セール価格: 89,800円(税込み96,984円)
●ベースモデルの仕様
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i7-8550U
RAM: 8GB
ストレージ: 500GB SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 382 × 256 × 23.9 mm / 1.8 kg
こちらは上に紹介した「Critea DX-KS RH3」の上位モデルで、同一筐体を使っていて、CPUがCore i7、ディスプレイがFHD解像度(IPS相当です)となります。ウインタブでも実機レビューしていて、レビュー機のストレージがHDDのみという構成だったので「Core i7にストレージHDDのみという構成はおすすめしない」ということを書いています。しかし、今回の特価仕様は「500GB SSD」なので、実機レビューのときよりも格段に快適な操作ができると思います。
上に紹介したDX-KS RH3にせよ、このDX-KS F7にせよ、筐体は割と地味なデザインなんですが、パソコンとしての使い勝手は非常にいいんですよね。また、サイズはそんなに小さくありませんが、重量が1.8 kgと、15.6インチノートとしてはかなり軽量なので、たまに持ち歩くくらいのことは余裕でこなせます。実用品として長く使うのならこんな製品がいいと思いますよ。
ドスパラ製品ページ:Critea DX-KS F7
ウインタブ実機レビュー:ドスパラ Critea DX-KS F7 レビュー - プレーンな15.6インチスタンダードノート、Core i7搭載で性能面も十分(実機レビュー)
4.Altair VH-AD3L
セール価格: 29,980円(税込み32,278円)
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Celeron N3450
RAM/ストレージ: 4GB/64GB
ディスプレイ: 14インチ(1,366 × 768)
サイズ: 340.6 × 237 × 25.5 mm / 1.6 kg
ラストに紹介するのがこれ、14インチの「中華より安いかも」な超低価格ノートPCです。ウインタブでも実機レビューしてまして、細かい不満は置いておいて、トータルで見ると明らかに価格に見合わないくらいの品質だと思っています。CPUはApollo LakeのCeleron N3450で、Atomと比較しても格段に高性能ですから、Office系のソフトとかWebでの調べ物くらいなら余裕でこなせるくらいの実力はありますし、ストレージもローエンド品にありがちな「32GB」ではなく64GBありますので、十分とは言えないまでもWindowsの大型アップデートで四苦八苦する、ということもありません。
筐体は少しばかりプラスティッキーですが、実用性は十分で、中華ノートとは異なり、ドスパラの製品保証もつきますので、安心して購入できます。
ドスパラ製品ページ:Altair VH-AD3L
ウインタブ実機レビュー:ドスパラ Altair VH-AD3L - 14インチ、「驚異のコスパ」のノートPC、低予算でのPC購入はこれで決まりか?(実機レビュー)
5.関連リンク
スプリングセール:ドスパラ