中国の通販サイト「Banggood」のセール情報です。定期的にお伝えしている中国通販Banggoodのセール情報です。ここ何年かBanggoodでは日本の顧客に向けてセールを開設していますが、現在も日本向けに「新春初売りセール」をやっています。また、今回もたくさんのクーポンをご案内いただいています。
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2022年新春初売り:Banggood
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【2021年12月】Banggood セール/クーポン一覧(PC・タブレット・スマホ・周辺機器)
今回は新春初売りセールから、いくつかセール品をピックアップしてご紹介します。特にWindowsのミニPCがよさげかな、と…。
1.クーポンの利用方法について
私、毎週Banggoodのセール情報記事を書いていますが、ほとんどの場合「クーポンコードを直接入力する方式で割引が受けられるパターン」だったので、新春初売りセールでの操作方法に少し戸惑ってしまいました。おそらく読者の皆さんのほうがスムーズに購入手続きができそうにも思いますが、一応念のためクーポンの適用方法についてご説明します。
まずはセールページにアクセスします。ここで(例として)GMK NucBoxの購入手続きをしてみます。赤枠で囲んだ「coupon Get」のところをクリックします。すると、「クーポンを獲得しました(表示言語により英文だったり日本文だったりします)」というメッセージが出ます。このあと普通に製品ページに行き、製品の購入手続きに入ります。
購入手続きの最終の画面(注文確定の直前)のところで、赤枠で囲んだ「Coupons(日本語表示なら『クーポン』)」のところをクリックします。
すると、先ほど獲得したクーポンが表示されますので、チェックを入れます。これで割引価格が適用されます。
2.GMK NucBox
セール価格:179.99ドル(20,961円)
※クーポンは新春初売りセールのページにあります
OS:Windows 10 Home
CPU:Celeron J4125
RAM:8GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:なし
サイズ:62 x 62 x 42 mm / 125 g
※Banggood製品ページにWindows 11アップグレード可能とのコメントあり
超ミニサイズのWindows PCです。ウインタブでも実機レビューをしていますが、手のひらサイズの筐体ながら、見かけよりもずっとパワフルでした。CPUのCeleron J4125はPassmarkスコアが「3,033(12月26日現在のPassmark公表値)」とCeleronとしては高性能で、第7世代のCore i5-7200U(Passmarkスコア3408)にそう劣らないくらいの実力があります。
ただし、実機レビューで動画編集を試してみましたが、エンコーディングのところでコケてしまいました。なので、ExcelやWordを使うとか、Webブラウジングや動画視聴をするとか、簡単な画像加工くらいまでならいけるが、それ以上の高負荷作業には向かないですね。また、超小型筐体ゆえ、入出力ポートの数がミニマムで、実用上おそらくハブが必要になると思います。
179.99ドルというのは非常に安いです(たぶん過去最安値です)。なにせこのセール品は「RAM8GB/ストレージ512GB」ですから。特にストレージ512GBというのはかなり魅力で、ホームネットワークなどでも便利に使えるんじゃないでしょうか。
ただし、これだけの超小型マシンではありますが、一応デスクトップPCの範疇に入る製品です。つまり、別途「モニター、キーボード、マウス等のポインティングデバイス」が必要となり、仮にこれらの周辺機器を別途用意する場合、少なくともプラス1万円以上の追加出費にはなるでしょうね。購入にあたってはこの点にご注意ください。
Banggood製品ページ:
2022年新春初売り
※このページの上のほうにセール品が掲載されています
※クーポンの獲得を忘れずに…。
※日本で使う場合は「USプラグ」となります(USプラグでもセール価格が適用されます)。
ウインタブ実機レビュー:
GMK NucBoxの実機レビュー - 手のひらサイズの超小型Windows PC。省スペース性は抜群、ライトユースなら快適に使えます
3.Ulefone Power Armor 13
セール価格:299.99ドル(34,935円)
※クーポンコードは不要
※Versionのところで「Other Area Version」を選んでください
OS:Android 11
CPU:Helio G95
RAM:8GB
ストレージ:256GB
ディスプレイ:6.81インチ(2,400 x 1,080)
カメラ:イン16MP/アウト48MP+8MP+2MP+2MP
バッテリー:13,200 mAh
サイズ:183.7 × 85.38 ×20.8 mm / 491.9g
タフネススマホとしてはハイスペッククラス、一般的なスマホとしてはミッドレンジクラスのスペックの製品です。Ulefoneの伝統ブランド「Armor」と「Power」のハイブリットと言え、「いかにもタフネス」な外観(Armor)に13,200 mAhの超大容量バッテリー(Power)を搭載しています。
また、「レーザー式距離計」を搭載していたり、バッテリーはワイヤレス・リバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる)機能がついていたりもします。
5G対応はしませんが、CPUのHelio G95はAntutu Ver.8のスコアが約35万点(ウインタブでの同一CPUを搭載した他機種の実績値)ですし、RAMとストレージ容量も十分、そしてカメラは48MPです。重さが491 gなので、普段使いに最適!とは言いにくいですが、タフネススマホが好きな人にはピッタリかと。
なお、この製品は新春初売りセールのページにも掲載されていましたが、クーポンはなかったので、通常の製品ページからセール価格で購入できます。299.99ドルというのはおそらく「過去最安値タイ」だと思います。
Banggood製品ページ:
Ulefone Power Armor 13
※Versionのところで「Other Area Version」を選んでください
ウインタブ紹介記事:
Ulefone Power Armor 13 - モバイルバッテリー代わりにもできる高性能で多機能なタフネススマホ
4.TRIGKEY Green G2
セール価格:194.99ドル(22,707円)
※クーポンは新春初売りセールのページにあります
OS:Windows 10 Pro
CPU:Celeron N5095
RAM:8GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:なし
サイズ:124 x 113 x 41 mm
※Banggood製品ページにWindows 11アップグレード可能とのコメントあり
最近になって複数のモデルがBanggoodで取扱開始となったTRIGKEYのミニPCです。まだウインタブで実機レビューをしていませんが、年内にライターがレビューを開始する予定になっています。
OSはPro版でCPUはJasper Lake世代のCeleron N5095(TDP15Wのデスクトップ用CPU)を搭載しています。ウインタブではまだJasper Lake搭載機をレビューしたことがありませんが、Passmarkが公表しているベンチマークスコアは4085と、Celeronとしては非常に高いものになっています(エントリークラスのノートPCによく使われているCeleron N4120のスコアは2455)。
またRAMは8GB、ストレージは256GBという構成で、ミニPCなので筐体内部にアクセスでき、RAMは最大16GBまで増量可能(ただし、空きスロットの有無については情報がありません)、ストレージは2.5インチSATAのSSDを追加可能です。この製品でどこまで負荷の高い作業をするかにもよりますが、旧世代のCoreプロセッサーと遜色ない性能になっていると思いますので、ビジネス用途では一通りのことがこなせるんじゃないでしょうか。
この製品は200ドルを切る価格で購入できます。上にご紹介したGMK NukBoxよりも高価ではありますが、おそらくCPU性能はこちらのほうが高く、入出力ポートの数も多いので、少し余分にお金を出す価値は十分にあると思います。
Banggood製品ページ:
2022年新春初売り
※このページの真ん中のほうにセール品が掲載されています
※クーポンの獲得を忘れずに…。
※よく似た名称の「Green G1」もセールページに掲載されていますが、スペックが異なりますのでご注意ください
ウインタブ紹介記事:
Trig Key Green G2 - 新世代CPU Intel Celeron N5095搭載の手頃なミニPCがBanggoodに登場!
5.GPD XP
セール価格:294.99ドル(34,353円)
※クーポンは新春初売りセールのページにあります
OS:GPD Metro UI(Android 11)
CPU:MediaTek Helio G95
RAM:6GB
ストレージ:128GB
ディスプレイ:6.81インチ(2,400 × 1,080)60Hz
サイズ:205-233 × 83 × 18 mm
重量:330-370 g
筐体構造を知ると欲しくなってしまうAndroidのゲーム機です。日本では株式会社天空扱いの正規品が販売中です。「純粋に価格だけ見れば」Banggoodのほうがお買い得ですが、製品保証やトラブルの際の対応のスムーズさを考慮すれば、天空が割高とまでは言えません。
最近はGPD WIN3やONEXPLAYERシリーズなど、Windowsベースのゲーム機(ゲーミングUMPC)が人気ですが、スペックが非常に高いこともあり、価格もかなり高額です。そもそもWindowsを載せているという時点でコストが掛かってしまいますしね。
GPD XPはAndroid機ですし、システムスペックも少し控えめ、でも筐体はバリバリのゲーミング仕様です。Windows機とは「できること(プレイできるゲーム)」が違いますが、とにかく価格が安いです。
着脱可能な3種類のモジュールが同梱されている、というのもガジェット好きには大変興味深いところ。最近はAndroidでも本格的なFPSゲームなどを楽しめるようになっていますので、特にスマホゲーマーにはおすすめです。
Banggood製品ページ:
2022年新春初売り
※このページの上のほうにセール品が掲載されています
※クーポンの獲得を忘れずに…。
ウインタブ紹介記事:
GPD XP - モジュール形式で取替可能なコントローラーがついたAndroidゲーム機。価格もお手頃です!
6.関連リンク
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