CPUにHelio G99を搭載するAndroidタブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 Pro」のグローバル版の発売記念セールが決定しました。(XiaomiやSamsungといった世界的大手メーカー製品は別として)低価格帯のAndroidタブレットとしては最高水準の性能となることが期待される製品です。セール価格は激安レベル!
ALLDOCUBE iPlay 50 Proについては中国版の紹介記事を掲載済みです。製品の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。この記事ではごく簡単な製品仕様とセール価格についてご説明します。
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro - Helio G99搭載、パフォーマンスが大幅にアップしたALLDOCUBEのAndroidタブレット
1.iPlay 50 Pro 概要
スペック表
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro | |
OS | Android 12 |
CPU | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.4インチIPS(2,000 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD:B38/39/40/41 |
SIM | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 3.8V/6000mAh |
サイズ | 248 × 157.8 × 8.4 mm |
重量 | 466 g |
コメント
先日記事を掲載した中国版とほぼ同スペックです。通信バンドも中国版と変わりませんでした。でも、Google関連サービスはしっかり入っています。
iPlay 50 Proのシステムスペックで注目なのは「とにかくCPU」ですね。Helio G99はこれまで低価格帯中華Androidタブの中では主流であったUNISOC T618よりも高性能です。ALLDOCUBEの資料によればAntutuスコアは「353,545」とのことです。UNISOC T618のAntutuスコアが25万点弱くらいなので、かなり大きな性能差があります。
一方で、「じゃCPU以外は?」となると、従来モデルのiPlay 40シリーズからあまり変わっていません。OSのバージョンこそAndroid 12になっているものの(iPlay 40シリーズはAndroid 11)、RAM8GB、ストレージ128GB、10.4インチで解像度2,000 × 1,200のディスプレイ、そしてカメラ画素数と、ほとんどの仕様が据え置きです。また、スピーカーが4スピーカーから2スピーカーになっていたり、バッテリー容量が6,200 mAhから6,000 mAhと微妙に減っていたりと、若干スペックダウンしているところもあります。

中国版の画像です

中国版の画像です
筐体はiPlay 40シリーズがやや丸みを帯びた形状だったのに対し、エッジ部分が角張ったものに変更されました。また、iPlay 40シリーズとは大差ないものの、厚さ8.4 mm、重量466 gというのは取り回しが楽なサイズ感だと思います。
それともう一点。パフォーマンスが大幅に向上したiPlay 50 Proですが、Widevineのレベルについての説明がありませんでした。「ということはL3」でしょう。なので、AmazonプライムビデオやNetflixでHD画質(720p)以上での視聴はできません(YouTubeであればHD画質視聴は可能です)。
2.iPlay 50 Pro 発売記念セールについて
AliExpress内のALLDOCUBE Official Storeにて1月16日(説明はありませんでしたがおそらく日本時間の午後5時と思われます)からワールドプレミアセールが開催され、セール価格は139.99ドル(およそ18,766円)から、となっています。ただし、製品ページに「$159.99-$9-$11=$139.99」という記載があり、2つのクーポンを併用した価格が139.99ドル、ということのようです。そして11ドルOFFクーポンは先着100台という記載もありましたので、出遅れてしまうと150ドルくらいにはなってしまいますね。ただ、150ドル(およそ20,100円)でもCPU性能を考慮すれば割安だと思います。
3.関連リンク
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro:ALLDOCUBE Official Store(AliExpress)