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ドン・キホーテ NANOTE NEXT ー ドンキのUMPCが第3世代に!ストレージがeMMCからSSDに強化されました

NANOTE NEXT
こんにちは、かのあゆです。ドン・キホーテが7インチUMPC「NANOTE NEXT」を発表しました。「情熱価格」シリーズとして販売されているNANOTEシリーズにまさかの第3世代モデル投入です。CPUの型番とストレージの仕様が変更されましたが、相変わらずUMPCとして「驚異的に安い」点は継承されています。

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1.NANOTE NEXT スペック

スペック表

  NANOTE NEXT
OS Windows 10 Home 
CPU Intel Pentium J4205
RAM 8GB
ストレージ 64GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 7インチIPS(1,920 × 1,200)タッチ
ネットワーク 802.11b/g/n、Bluetooth 4.2
入出力 USB-C、USB 3.0 Tytpe-A、microHDMI、microSDカードリーダー、3.5 mmイヤホンジャック
カメラ Webカメラ(30万画素)
バッテリー 2,050 mAh
サイズ 181 × 113.6 × 19.6 mm
重量 580 g

コメント

OSはWindows 10 Homeです。Windows 11のシステム要件を満たしているため、Windows Updatreや更新アシスタント経由で無償アップグレードが可能と思われますが、ストレージ容量が少ないこともあり、できれば最初からWindows 11にしてほしかったところではあります。

NANOTE NEXTではApollo Lake世代のデスクトップ向けCPUであるPentium J4205です。前モデルとなるNANOTE P8ではモバイル向けのPentium N4200が搭載されていたので、一見するとアップグレードされたように見えるのですが、実際にはマルチコア性能が若干優れている程度で、性能的にはあまり差はありません。

RAMは8GB、内蔵ストレージは64GBという構成です。ストレージの容量は初代NANOTE、NANOTE P8から据え置きですが、eMMCからSSD(おそらくM.2 SATA接続)に変更されたため、読み書き速度の遅さはかなり解消されているはずです。ただし2022年現在ではWindows PCとして運用するには64GBという容量は心もとなく、eMMCのままで良いのでストレージを128GBにアップグレードしてほしかったところです。

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NANOTE NEXT
ディスプレイは7.0インチサイズで、解像度はWUXGA(1,920 × 1,200)でタッチ対応します。ウインタブでは初代NANOTEを実機レビュー済みですが、ディスプレイ品質は当時かのあゆが所有していたONE-NETBOOK One Mix 1Sと比較しても劣ることはなく、高水準であったと評価しています。

WEBカメラは0.3MPです。画素数は最低限ですが、このサイズでWEBカメラが備わっているのはNANOTEシリーズならではの利点です。

ワイヤレスネットワークは802.11b/g/nとBluetooth 4.2に対応します。この仕様に関しては初代モデルからずっと継承されていますが、そろそろ5Ghz帯(a/ac)に対応ほしかったというのが正直な感想です。

入出力ポート
入出力ポートはUSB-C、USB. 3.0、microHDMI、3.5 mmイヤホンジャック、そしてmicroSDカードリーダーが装備されています。

バッテリー容量は2,500 mAhです。USB-Cポートを備えていますが、初代NANOTE、NANOTE P8同様給電には対応していないため、本体を充電するには付属する専用ACアダプターを持ち出す必要があります。

2.NANOTE NEXT 筐体

筐体
筐体は初代モデルから一切変更がありません。2年前に発売された初代モデルはビルドクオリティが(いろいろな意味で)低い部分がありましたが、この点は改善されているのでしょうか・・・

筐体デザインはGPD Pocket(初代)やONE-NETBOOK One Mix 1s/2シリーズに近いものになっています。筐体色はシルバーです。

初代NANOTE。キーボード配列を除きP8、NEXTもデザインは共通
参考までに初代モデルの正面写真を掲載しておきます。

3.NANOTE NEXT 価格など

NANOTE NEXTは5月16日より全国のドン・キホーテで販売開始となる予定で、価格は税込み32,780円です。また4月8日から4月25日まで楽天市場でも予約を受け付けています(4月11日現在、売り切れと表示されています)。昨年発売されたNANOTE P8が一部店舗で在庫処分を始めていたので、このシリーズもそろそろ終了かな・・・と思っていたのですが、まさかの新モデル登場となりました。基本的にハードウェアのスペックは前モデルのNANOTE P8と大きく変わっていないものの、ストレージがeMMCからSSDに変更されたことにより、OSの起動時間やアプリの立ち上がり速度は改善されているはずです。

ただし、相変わらず内蔵ストレージは64GBと2022年現在では最低限の容量であったり、5Ghz帯のWi-Fiに非対応になっている点などはやはり気になってしまいます。「どこでも気軽に購入できる」点と「UMPCとしては驚異的に安価」という点は魅力的に感じるのですが、次のモデルがあるとするのであれば8インチサイズになってもいいのでWi-Fi周りの仕様などは改善してほしいところではあります。

4.関連リンク

NANOTE NEXT:ドン・キホーテ
NANOTE NEXT:ドン・キホーテ 楽天市場店
※4月11日現在、楽天では「売り切れ」と表示されています

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コメント

  1. 匿名 より:

    NANOTEシリーズはUMPC入門として最低限の用途に耐えるスペックと、中華UMPCよりもコスパに優れる事を武器にしていますからね
    ただ、今回はp8を持っているならスペック差は誤差なので無理に買う必要はないですし、電源がp8と同じ構成のようなので、NANOTEは壊れても良い玩具と言い切れる玄人以外にオススメは出来ないですね
    どうせ今回も作りがガバってて、冷却用の銅板がCPUから浮いていそうなので、やはり最低でも分解は出来なければダメでしょうね

    • かのあゆ より:

      ある意味いじれるスキルがあれば楽しい機種だとは思うんですけどね・・・
      ちょっと初心者には勧められないです・・・
      P8持ってる場合確かに買い換えは不要ですね

  2. 匿名 より:

    64ギガじゃ無理128ギガは必要
    と思ったのでドスパラの8インチタブを買ってしまった
    ドンキはモバイルバッテリーの充電とストレージ容量をどうにかしてほしい

    • かのあゆ より:

      OneDriveのオンデマンド機能使うにしてもアプリインストールするだけでいっぱいいっぱいになってしまいますからね・・
      コストの兼ね合いもあると思うのですが、そろそろ64GBという容量は限界では・・・と思います。

  3. 匿名 より:

    Windowsは捨ててLinuxを入れるのが正解。
    64GBでも問題なく使える。前モデルでも多数の実績がありますね。

    同価格で128GBで8インチになったら化けると思うので、ドンキには頑張ってもらいたい。

    • かのあゆ より:

      ある意味Linux機やChromebook Flexマシンとして運用するのもありかもしれませんね。
      GeminiLakeならUbuntuでも問題なさそうですし、7インチサイズのChromebookは存在しないのでWindows以外ならいろいろと面白い使い方ができるかもしれません。

  4. 匿名 より:

    UMPCはこういう安いの買って自分に合うかまず試すのが一番いいと思う。

    • かのあゆ より:

      お試し機としては確かに手頃なのですが、これをUMPC入門機として選択するとちょっといろいろ厳しいかもしれません・・・ビルドクオリティは向上してるのかもしれませんがベースモデルが初代から変わってないっぽいので・・・

  5. 匿名 より:

    初代しか持ってないけど給電はType-Cですよ。
    写真と同じ配置ならば本体右側にしか入力端子がないので、これもそうなんじゃないかな

  6. 匿名 より:

    最近、入手者からの内部基板などの情報が出ましたね
    m.2-2242 SATA-SSD
    USB-PD
    以上の2点に対応しているそうです

    たったの33,000円でこの機能性なら、中華込みですら廉価UMPCの最強決定版と言い切れます
    少なくとも、変な廉価中華PCを買うよりも廉価かつ高性能ですね