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マウス NEXTGEAR-NOTE i71130 - ノートPCとしては「これで限界」って言えそうなハイエンドゲーミングノート

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130
通常の市販製品としてはおそらくこれで限界だろう、と思える超ハイスペックのゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i71130」を紹介します。G-Tuneブランド(マウスのゲーミングライン)の製品で、従来機「NEXTGEAR-NOTE i71120」からの変更点は多くはありませんが、従来機にあった複数のバリエーションを廃し、ハイエンドモデルのみに絞っているのが潔いと感じます。ちなみにお値段は699,800円(税込み755,784円)から、となっています…。

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1.スペック

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130 スペック表
CPUはデスクトップPC用のCore i7-8700Kです。オーバークロックが可能な、第8世代のCore i7としては最高性能のものになります。これを上回るIntel CPUはCore i9になりますね。外部GPUはGeForceで最上位のGTX1080を2基(SLI)搭載します。そして、RAMの64GBは標準で、これ以外の構成はありません。ストレージは1TB SSD(Samsung SM961という、超高速なものでです)を3基搭載します。ただしRAID構成ではなく、1TBの物理ストレージ(M.2)が3枚ある、ということです。

なお、ストレージは3枚の M.2 SSDとは別にSSD1基とHDD1基を搭載可能です。ということで搭載可能なストレージの最大容量は約6TBとなります…。

ディスプレイは17.3インチで当然4K解像度、NVIDIAのG-Syncにも対応します。また、この製品は映像出力ポートを3つ(HDMIとMiniDisplayPort × 2)備えており、すべて4K品質で最大4画面(内蔵ディスプレイを含む)への同時出力が可能です。

USBポートはすべて3.0規格以上でType-Cを2つ含み、合計で7つです。また有線LANポートが2つある、というのもすごいですね。そして…

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130
ACアダプターも2つ、それぞれ330Wなので、変圧部のところで660Wとなります。この製品のバッテリー稼働時間は2.2時間と短いですが、そもそもバッテリー稼働を念頭に入れてないですね。それどころか、部品やケーブルが多くなろうと、安定した電源供給を最優先していることがわかります。

サイズですが…、変なことを書くのはやめときましょう…。厚さ5センチ、重量5キロオーバーですが、仕方ないです…。

2.筐体

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130
前身機「NEXTGEAR-NOTE i71120」から大きく変わった感じはしません。狭ベゼルなんてことはなく、山のように大きなノートPCです。

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マウス NEXTGEAR-NOTE i71130
立体的な天板です。傷のように見える部分にはイルミネーションが仕込まれていて、カラフルに発光させることが可能です(消灯も含め、全8色)。

また、このサイズになると、「ヒンジを開けるのにすごく力がいりそう…」って思いますが、マウスによれば「天板と本体の比重を工夫することで片手だけで天板の開閉を行う事が可能」とのことです。

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130
キーボードです。日本語配列で107キー、キーピッチ約18.4 mm、キーストローク約2 mmと、ノートPCとしては深めのストロークになっています。もちろんNキーロールオーバー(複数キーの同時押し)が可能ですし、カラフルなバックライトもついています。あと、タッチパッド部分にある指紋センサーが、ちょっとかわいく見えますね!

一般に上級ゲーミングノートには、キーボードの制御(マクロキーの割当や個別キーの無効化、キーボードイルミネーションの設定など)用アプリ、ファンや電源管理用アプリ、音響管理用のアプリなどがプリインストールされており、それはこの製品にも当然あります。

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130

クリックで拡大します

側面と背面です。充実した入出力ポートと同時に、その「厚さ」には圧倒されますね。ここまで厚いとディスる言葉も出てきません。ただ、キーボード面とテーブル(あるいは机)の段差が大きくなると思いますので、外付けパームレスト(クッションなど)は必要かな、と思います。

3.価格など

マウス NEXTGEAR-NOTE i71130はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、1月22日現在の価格は699,800円(税込み755,784円)からです。

さすがにここまで高価になってしまうと、そう簡単に「よし!買おう!」というわけにはいかないでしょうね。ただ、カタログモデルとして市販されるノートPCでもここまでやれる!というのは理解しておきたいところ。まさにマウスG-Tuneのフラッグシップモデルというのにふさわしい製品だと思います。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

NEXTGEAR-NOTE i71130 シリーズ (GTX 1080 / SLI)
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コメント

  1. 日本語入力 より:

    ノートPCにTDP95WのCPUがのるのか…2.2時間とはいえバッテリーで動かせるのに衝撃。

    関係ない話ですがモリモリスペックのミニPCって無いですよね…モバイル向けのパーツうまく使えば大きい弁当箱サイズのゲーミングPC作るのもそう難しくなさそう。
    マウスさん是非作ってください、私が(仮にお金があれば)買います(無茶

  2. 2011年pc現役マン より:

    これは極端かもしれないけどハイエンドゲーミングノートってもはや開発者用ですよね
    会社以外の場所で環境構築しなきゃいけないときに元から構築済みのものを持ち運べるっていう

  3. 匿名 より:

    もはやキーボードとディスプレイがついたデスクトップですな

  4. 匿名 より:

    これだけハイスペックにするならキーボード取り外せるとかモニターが上に上がるとか使うときに使いやすくする工夫欲しいわ

    • 匿名 より:

      ノートパソコンにそこまで求めるならオーダーメイドで頼んだらどうですか?
      そっちの方がニーズを満たせると思いますよ
      予算度外視ならですが

  5. 匿名 より:

    トランスポータブル(移動、輸送が可能)PC業界とはそういうもんなので
    わかっちゃいるけどニッチすぎますね・・・
    一般人にはモバイルとデスクトップの用途で十分すぎる
    どうしても性能欲しければkabylake-Gノートでも選べばいいし

  6. ぶんぼ より:

    ゲーミングデスクトップが軽く3台買えてしまいますねw
    というか、5kgってノートである意味があるのかどうか。(一昔前のノートpc ベアボーンキットでそんなのがあった気がしますが・・・。)