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VOYO V3 Pro - 筐体品質抜群の13.3インチ2 in 1、良スペックでお値段もお手頃!

VOYO V3 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中国メーカー「VOYO」については以前13.3インチサイズの「VBook V3」と11.6インチサイズの「VBook A1」の実機レビューと読者レビューをしています。VOYOはミニPCやAndroidタブレットも手がけていますが、キーボード非分離型の2 in 1が最も得意なようで、今回紹介する「V3 Pro」も過去に実機レビューした2機種もすべて2 in 1です。そして、筐体のデザインコンセプトも一貫していて、一見すると全部同じに見えます。

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また、私の実機レビュー経験に基づくと、この2 in 1筐体は非常に出来がよく、使い勝手、質感とも素晴らしいものがあります。もちろん欠点もありますけどね。ニューモデル「V3 Pro」ですが、見た目が従来製品と全然変わらないため新鮮味に欠けるように思われますが、なかなかの良スペックになっていますよ!

1.スペック

VOYO V3 Pro スペック表

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スペック表を確認する限り、「ほぼ全項目で水準をクリア」した内容になっています。CPUはApollo Lake世代のCeleron N3450、RAMはなんと8GBの大容量、そしてストレージは128GBのSSDです。CPUはエントリークラスで一般的に使われるものですが、RAMとストレージはしっかりお金がかかっているといいますか、RAMの8GBは「オーバースペックじゃね?」くらいなものですし、ストレージがeMMCとかHDDではなくSSDで128GBある、というのも非常に魅力的です。CPU性能がそれほど高くないとはいえ、RAMとストレージまでトータルで見ると、パソコンとしてかなり快適に使えそうですよね。

ディスプレイは13.3インチのIPS液晶でFHD解像度、2 in 1筐体なのでもちろんタッチ対応です。この製品にはスタイラスペンが同梱されますが、忘れないうちに書いておくと、以前実機レビューしたVBook V3とVBook A1の手書き入力性能は「史上最悪」でした。イラストはおろか字もまともに書けません。もちろんこの製品になって品質が改善している可能性はありますし、そうあってほしいと思いますが、購入される人へのアドバイスとしては「スタイラスペンはないものと考えてください」ということです。

いきなり悪口を書いてしまいましたが、手書き品質ともう一つ、「筐体が重い」という2点だけがこの製品というかVBook V3の欠点だと思っています。VOYOの名誉のため、というほどではありませんが、私はVBook V3の実機レビューで「これまで試用してきた中華製品ではナンバーワン」ということも書いています。それくらい素晴らしい筐体品質でした。念のため。

2.筐体

VOYO V3 Pro 正面
実物には触れたことがありませんが、冒頭に書いた通りこの製品の筐体はVBook V3と同一だと思います。タテ・ヨコサイズは全く同寸ですし、重量が1500 gだったものが1,750 gに増加しているものの、VBook V3も実測値では約1,700 gありましたので、この製品になって重くなったというよりは、メーカーが心を入れ替えてまともな数値に修正した、ということだと思います。

なので、筐体についてはVBook V3のレビューを見ていただければイメージしやすいと思います。金属筐体ではありませんが、質感は素晴らしいものがありました。

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VOYO V3 Pro 変形
キーボード非分離・ディスプレイ360度回転型の2 in 1なので、ノートPC形態のほか、タブレットモードやテントモードなど、一般的な2 in 1と同様に多彩なレイアウトで使うことができます。

VOYO V3 Pro 筐体色
筐体色は全部で4色ありますが、中国の通販サイトではすべてをカバーしていません。Banggoodではゴールドのみ、geekbuyingとTOMTOPでは筐体色の指定ができず、おそらくgeekbuyingはゴールドのみ、TOMTOPではブルーのみの販売となっているようです。

VOYO V3 Pro 指紋センサー
新しい装備として指紋センサーがつきました。これはVBook V3とA1にはなかったものです。

VOYO V3 Pro キーボード
キーボードです。Enterキーの右側に一列あるタイプですが、VBook V3の実機レビューでは打鍵感が非常によく、素晴らしい出来でした。この製品でもキーボード品質は同一だと思いますので、高品質であることが期待できます。ただ、右下の方向キーの形状など、VBook V3からは若干の変更があるようですね。

VOYO V3 Pro 側面
側面です。2 in 1なので電源ボタンと音量ボタンは側面にあります。また、タブレットモードなどにする際にキーボードを無効化するロックボタンもあります。それと、VOYOのこの筐体にはSIMスロットがついているのですが、この製品はLTEや3G通信には対応していないため、SIMを挿入して使うことはできません。

3.価格など

VOYO V3 Proは中国の通販サイト「Banggood」「geekbuying」「TOMTOP」で販売中で、10月26日現在の価格はBanggoodが最も安く283.99ドル(33,190円、クーポンコード「2480bd」が必要)、geekbuyingでは349.99ドル(40,876円)、TOMTOPでは399.99ドル(44,399円)となっています。Banggoodのクーポン価格は異常値と言えるくらいですね(実際に買い物かごに入れて価格を確認しています)。

VOYOのこのタイプの筐体は重量が重くなってしまいますが、出来は非常にいいです。また、この製品ではRAM8GB、ストレージ128GB SSDという構成なので、ビジネス利用にせよプライベートなエンタメ利用にせよ、余裕を持って使えると思います。個人的にはおすすめですね。

4.関連リンク

VOYO V3 Pro:Banggood
VOYO V3 Pro:geekbuying
VOYO V3 Pro:TOMTOP

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コメント

  1. 日本語入力 より:

    1.75kgかぁ…

    そういえばVOYOのロゴってどこかDELLっぽいけど、DELLの製品も他と比べて重いの多かったよなぁ…そこまでリスペクトしなくてもいいのに。いや考えすぎか?

    • wintab より:

      日本語入力さん、こんにちは、コメントありがとうございます。多分考えすぎか、と。でもちょっと笑ってしまった…。

  2. 本山 葵 より:

    こんばんわ。
    Voyo Vbook V3 のハイエンド仕様(CPUがCorei5とi7)のものには
    指紋センサーがありますよ。
    i7 メモリ16G 512GのSSD(M2SSDで1Tまで拡張可能)とか化け物スペックのですがいじり倒す為に欲しいですねー

    AcerのR3-131T(1.5kg 2in1)使っていますが
    使っていけば1.7kgさほど気にならないと思いますよ。

    • wintab より:

      本山 葵さん、こんにちは、コメントありがとうございます。ハイエンド仕様の存在は把握していますが、絶対的な意味で価格が高いので、読者におすすめしにくいと思っています。保証面がしっかりしていたらいいんですけどね。