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GPD Pocket 2 Amber Black - Celeron 3965Yを搭載する「黒いGPD Pocket 2」がgeekbuyingで販売されています

GPD Pocket 2 Amber Black
GPD Pocket 2に筐体色がブラックのバージョンが存在することをご存知でしょうか?2018年末にクラウドファンディング「INDIEGOGO」にて100台限定で出資を募っていたのですが、当然のように2019年1月16日現在は「完売(出資目標達成)」となっています。筐体色がブラックになっているという点だけでなく、CPUの型番が変更され、購入しやすい価格になっているのが特徴でした。

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その「GPD Poket 2 Amber Black」が、事情はよく分からないんですけど中国の通販サイト「geekbuying」で販売されています。

1.スペック

GPD Pocket 2 Amber Black
Amber Blackになって変更された点はそれほど多くはありません。ただし、重要な部分が変わっています。まずCPUです。銀色の(というか普通の)GPD Pocket 2は当初Core m3-7Y30、その後Core m3-8100Yを搭載するようになりましたが、Amber Blackはそれよりも性能の低いCeleron 3965Yを搭載します。3965Yの開発コードネームはKaby Lake、ベンチマークスコアはこんな感じです。

Celeron 3965Y: 1,619
Core m3-8100Y: 3,612
Core m3-7Y30: 3,558
Celeron N4100: 2,324
Celeron N4000: 1,460
Atom x5-Z8350: 1,263
※2019年1月15日現在のPassmark公表値。数値が大きいほうが高性能

このように、オリジナルのPocket 2が搭載するCore m3には大きく水をあけられていて、でもAtomよりは高性能、と言えます。もちろんCPU性能は高いに越したことはないので、この点を残念に思われる人もいるかと思います。ただ、後述しますがその分確実に安いですよ。

RAMはPocket 2が4GB/8GBとなっている(ただし日本向けはほぼ8GBですよね)のに対し、Amber Blackは4GBのみとなります。またストレージは128GB eMMCと変更されていません。同様にディスプレイも同じ品質です。

それ以外の変更点としてはバッテリー稼働時間が挙げられます。Pocket 2は6~8時間となっているのに対し、Amber Blackは8~10時間です。なお、バッテリー容量は6,800mAhで変更がないと思われますが、geekbuyingの製品ページでは7,000 mAhという記載になっていました。

サイズはPocket 2から変更がありません。ライバル機のOne NetBook One Mix 2Sと比較するとタテヨコサイズは大差ないものの、薄型になっています(One Mix 2Sは厚さ17 mm)。

2.筐体

GPD Pocket 2 Amber Black
筐体構造に関してはおそらくオリジナルのPcoket 2と同じだと思います。ただし、オリジナルに比べかなり価格が下げられていますので、例えば筐体素材(アルミニウムマグネシウム合金)などが変更されている可能性もあります。

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しかし、このブラック、個人的にはシルバー筐体よりも数段カッコいいと思います。

GPD Pocket 2 Amber Black
キーボードです。以前からGPD Pocket 2の製品情報を把握していた人には釈迦に説法となりますが、ある意味日本人向けと言える配慮があります。基本的には英語配列(と、言っていいですよね?)ですが、最上段の左側のほうになんと「半/全」キーがあります。また、タッチパッドは右上端にある小さな四角いもの、マウスの左右クリックボタンは最上段のさらに上にあるアイコン(一番左が左クリック、その横が右クリック)です。

なにかとOne NetBook One Mix 2Sと比較されますが(というかOne Mix 2Sがデザイン的に追随しているのは明らかだと思います)、このキー配列はOne Mix 2Sとは大きく異なっています。

3.価格など

GPD Pocket 2 Amber Black
GPD Pocket 2 Amber Blackは中国の通販サイト「geekbuying」で販売中で、1月16日現在の価格は435.99ドル(48,590円)です。なぜこのタイミングでAmber Blackがgeekbuyingで販売されているのか、その辺の事情は分かりません。しかし、geekbuyingに限らず、ウインタブでよく紹介している中国の通販サイトは、日本の大手通販サイトと比較するとサービス面で未熟なところがあって、顧客を怒らせてしまうこともあります(世界中を探してもクレームが一切ないサイトは存在しません)が、悪質なことはしないので、取引そのものは安全にできるはずです。

この価格、INDIEGOGOでの出資価格435ドルとほぼ同じですし、CPUとRAM性能の代償として考えても十分な安さになっていると思います。あとはUMPCに何を求めるか、というか、ご自身の利用シーンに照らして、Core m3でないと厳しいのか、あるいはCeleronでも問題ないのか、ということを判断されたらいいでしょう。

1月16日追記:読者の方(複数)より、実際にはこんなきれいなブラックではなく、グレーである、というコメントを頂いております。実機は確認できておりませんので、詳細なコメントは控えますが、Googleで画像検索をすると若干実機の画像がヒットしますので、気になる方は試してみてください

4.関連リンク

GPD Pocket 2(Amber Black):geekbuying
※geekbuyingからクーポンが発行されました。クーポンコード「WENEOADJ」で429.99ドルになります(1月16日現在)

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コメント

  1. ずめん より:

    (; ・`ω・´)ナン…ダト!?
    ほんと不思議ですね…にしても黒カッコいいなぁ(;´Д`)ハァハァ
    N4100位のスコアだったらポチりそう(;´Д`)ハァハァ

    • wintab より:

      ずめんさん、こんにちは。なんか色があんまり綺麗じゃないっていうコメントがありまして、ちょっと不安…。

  2. 匿名 より:

    実物は天板栗色
    キーボード周りは鼠色という全然黒くない詐欺色です

  3. 匿名 より:

    本体カラーは黒とは程遠い、マックブックのようなグレーです。写真に騙されないで!