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HP Pavilion 13(an0000)- ありそうでなかったPavilionの13.3インチ!これがHPの「鉄板構成」だ!

HP Pavilion 13-an0000
HPが13.3インチモバイルノート「Pavilion 13-an0000」を発売します。HPの13.3インチ・クラムシェルノートといえば「Spectre 13」と「ENVY 13」があります(他に法人向けのProBookなどもあります)が、両者ともプレミアムラインの製品で、今回発売されるPavilion 13はスタンダードラインという位置づけになります。しかし、スペックのほうが非常によく、HPいわく「モバイルノートパソコンの『どまんなか』鉄板構成」とのこと。

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1.スペック

HP Pavilion 13-an0000
ウインタブでは2018年に「上級モバイルノート勝手基準」というのを作り、何度か記事で取り上げたことがあります。その「勝手基準」というのは「Core i5/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ」というものでしたが、このPavilion 13はまさにその勝手基準に合致するスペックです。そしてこのスペックがHPの言う「鉄板構成」です。

CPUはWhiskey LakeのCore i5-8265U、RAMは8GB、ストレージは256GB SSD、そしてディスプレイは13.3インチのIPS液晶、FHD解像度です。この構成であればビジネス用にせよ、プライベート用にせよ、オンラインゲームを主目的とするのでなければ十分な実力を発揮してくれるでしょう。

入出力ポートは特にすごい、というわけではありませんが、モバイルノートとしては標準的で過不足のない構成だと思います。欲を言えば有線LANポートがほしかったかな、と思いますが、上位の超薄型ノートのようにUSBポートが全てType-Cだったり、SDカードリーダーがmicro規格だったりということもないので、使いやすい構成だと言えるでしょう。

サイズも2019年水準だと「標準的」かな、と思います。コンパクトではありますが、上位モデルのように薄型とは言えませんし、タテ・ヨコサイズも最小クラスとは言えません。必要にして十分なサイズ、という感じでしょうか。

2.筐体

HP Pavilion 13-an0000
Pavilionシリーズの代表格は15.6インチの「Pavilion 15-cu0000」と「Pavilion 15-cs0000」だと思いますし、実際にHP製品の中で売れ筋であると聞いています。Pavilion 13の筐体はPavilion 15の2機種と共通のデザインコンセプトで仕上げられています。

正面から見ると、左右のベゼルがかなり細くなっていてスタイリッシュに感じられますが、同時にシンプルでくせがない、という印象もあります。

HP Pavilion 13-an0000
天板です。Pavilion 13には限定カラー「SAKURA」というのも設定されていて、この画像は「SAKURA」カラーのものです。春らしくていい色だと思いますし、女性ユーザーからも人気が出そうですね。

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HP Pavilion 13-an0000
しかし、私のようなおっさんも大丈夫です。既存の人気色(だと思います)「モダンゴールド」も選べます。筐体は「アルミ仕様」という説明になっていて、ウインタブが以前実機レビューしたPavilion 15-cu0000の天板も金属製でしたから、この製品の素材もアルミ製だと考えられます。

また、HPのロゴマークはSpectreやENVYに使われているプレミアムタイプではなく、見慣れたHPロゴが使われます。

HP Pavilion 13-an0000
Pavilion 15と同様、「リフトアップヒンジ」が採用され、ヒンジ開口時に筐体後部がせり上がるような構造になっています。

HP Pavilion 13-an0000
製品ページにキーボードの拡大画像がなく、キーボードの様子が一番わかりやすいのがこの画像でした。日本向けには「日本語配列バックライトキーボード」が装備されます。HPの13.3インチなので「Enterキーの右に一列ある」タイプですね。

また、オーディオシステムはBang&Olufsenでキーボード面の上部グリルに2つのスピーカーが装備されます。「HPのBang&Olufsen」の品質はウインタブ的には「間違いない」と思っています。

HP Pavilion 13-an0000
側面と入出力ポートの配置です。USB Type-Aポートが左右に振り分けられているともっと良かったかな、とは思いますが、構成としては必要十分と思われます。

3.価格など

HP Pavilion 13-an0000は2月14日現在「近日発売」というステイタスになっていて、まだ発売はされていません。HP Directplusにはすでに製品ページがあり、価格は99,800円(税込み107,784円)と表記されています。この価格でもリーズナブルだとは思いますが、ちょっと気になるのが既存のプレミアムモデル「ENVY 13」との関係です。ENVY 13のスタンダードモデル(Core i5-8250U/RAM8GB/256GB SSD)の2月14日現在の価格が104,800円(税込み113,184円、「ホントに!パソコンなんでも相談デラックス」サービスが付属)なので、価格差はかなり小さいんですよね。

ENVY 13もまたHPのプレミアム13.3インチとして極めて魅力的な製品ですから、スタンダードブランドのPavilion 13との価格差が(CPUの型番は新しいとは言え)このくらいだと、ENVYのほうがいいや!っていう人も少なくないかも。ENVY 13とよく比較して、気に入ったほうを買う、というのでもいいかもしれないですね。

4.関連リンク(HP Directplus)

HP Pavilion 13-an0000 製品詳細
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コメント

  1. 匿名 より:

    法人向けの福袋でEliteBook830 G5が近い値段で売られたんですが、
    こっちを待っていれば…と思わなくもないですね。ENVYはデザインの
    主張が激しいので、こちらの方が使いやすいといって選ぶ人もいそうです。

    • wintab より:

      こんにちは。なるほど、そうですね。私はENVYのデザインが非常に気に入ってるのですが、そうじゃない人もいるはずだし、そういう人には癖の小さいこの製品のほうが高評価になるかもしれないです。