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ドスパラ Altair VH-AD3S(N3450) - ドスパラの激安14.1インチモバイルノート、お値段据え置きでCPUがパワーアップ!

ドスパラ Altair VH-AD3S(N3450)
国内最安の、と書くと語弊があります。というか最安とは言えません。しかし、メーカーがドスパラで、最低限使えるスペック、ということまで考慮すると個人的にはこの製品こそが国内最安値のモバイルPCだと思っています。「Altair VH-AD3S」ですね。14インチでCeleron搭載、重量1.36 kgのモバイルノートです。ウインタブでも実機レビューしていますが、これで税抜き3万円を切っているというのは驚異的だと思いましたし、中国通販で購入するTeclastやJumperなどの製品に価格面で一歩も引けを取りません。

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このVH-AD3Sがマイナーチェンジしました。確実に従来モデルよりも高性能化し、しかもお値段据え置きです。なお、VH-AD3Sについては以前ウインタブで実機レビューをしていますので、詳しくはこちらをご覧ください。筐体など、多くの部分はニューモデルでも同じです。
ドスパラ Altair VH-AD3S レビュー - 激安価格ながら期待以上の実力と質感の高い筐体を備えた14.1インチモバイルノート(実機レビュー)

1.概要

ドスパラ Altair VH-AD3S(N3450)
スペック表を確認する限り、従来モデルからの変更点はOSとCPUです。OSはWindows 10 HomeのSモードになりました。Sモードはアプリのインストールに制約があり、Windowsストアにあるものしかインストールができませんが、ユーザーが簡単に解除できますので、よりセキュアな環境で使いたければSモードのまま、普通に好きなアプリをインストールしたいのならSモードを解除すれば普通のWindows 10 Homeになります。

CPUはCeleron N3350からN3450に変更されました。どちらもGemini Lakeではなく、ひとつ前のApollo Lakeですが、N3350がデュアルコアだったのに対し、N3450はクワッドコアですし、ベンチマークテストなどをやってもスコアに大きな差が出ます。ウインタブではこのくらいのエントリーCPUを搭載する製品を数多くレビューし、実際に仕事に使ってもいますが、ExcelやWord、簡単な画像加工、動画視聴などには何の支障もありません。強いて言えばWindowsの大型アップデートの際に非力さを感じる(アップデートにかかる時間が非常に長い)くらいでしょうか。

RAM、ストレージは4GB/64GB eMMCと、従来モデルから変更はありません。

ドスパラ Altair VH-AD3S M.2 スロット
この製品は底面にM.2 スロットを備えていて、「SATA接続の2242/2260/2280サイズ」のM.2 SSDを増設できます。配線も済んでいますので、どこかでM.2 SSDを買ってくれば初心者の人でも簡単にストレージを拡張することができます。使い始めのうちは64GB eMMCでも大丈夫だと思いますが、やはり64GBというのは十分な容量とは言いにくいので、しばらくしてからSSDを追加するといいでしょう。また、ちょっと面倒ですが、OSをSSD側にインストールすればシステムやアプリの起動がさらに高速になります(OSの入れ替えはウインタブで過去に何度か記事にしています。例えばこちら)。

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ディスプレイは14.1インチのFHD解像度で、ウインタブが従来モデルの実機レビューをした際には「IPS相当」と評価しています。ニューモデルでもIPS相当になっているかは断言できませんが、IPSというのは特定企業の商標のため、ドスパラでは従来から自社製品に「IPS」という文言を使っておらず、それらを踏まえるとこの製品のディスプレイもIPS相当である可能性が非常に高いです。

ドスパラ Altair VH-AD3S キーボード
キーボードも日本語配列です。金型は英語配列のままなので、一般的な日本語キーボードとは(Enterキーの形状など)デザインが異なりますが、中華ノートのように英語配列のまま使うしかない、というよりは数段親切と言えるでしょう。また、タッチパッドの中に指紋センサーも装備しています。

ドスパラ Altair VH-AD3S 正面
サイズはモバイルノートとしては少し大きめです。また重量も1.36 kgというのは少し重く感じるかもしれません。しかし、価格が価格なんで、このへんはやむを得ないと考えるべきでしょう。ただし、筐体は十分に薄型になっていますし、筐体素材も金属(たぶんアルミ合金です)なので、見た感じも触った感じも安っぽさはありません。

2.価格など

ドスパラ Altair VH-AD3S(N3450)はドスパラ公式サイトで販売中で、7月14日現在の価格は29,980円(税込み32,378円)です。

最近ウインタブが注目しているのが「Core i5搭載で8万円切りのモバイルノート」 で、これらの製品ならウインタブ読者のメインPCにふさわしい実力を備えていると思います。一方でもともとウインタブは低スペック機が大好きなサイトでして、VH-AD3Sのような「3万円でちゃんと使えるノートPC」にも高い関心があります。ウインタブ読者がこのジャンルの製品を購入する場合は「サブ機」的な位置づけになると思いますが、ある程度スペックの高いデスクトップPCやノートPCをお持ちであれば、この製品はいろいろと役立つのではないかと思います。

また、PC初心者の人がこの製品を使いながらSSDの増設をしてみたり、この製品の性能でできること、出来ないことを学んだりするのもいいと思います。使い始めのうちはExcelなどの表計算やワードプロセッサー、プレゼンテーションソフトなんかを勉強したり、動画を観たり、Webで調べ物をしたりするんだろうと思いますけど、そのくらいのことであればこの製品はラクラクとこなせますからね。

3.関連リンク(ドスパラ))

Altair VH-AD3S 3450 Windows 10 Home(S モード)

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コメント

  1. 匿名 より:

    今回の、Altair VH-AD3Sに関してはパワーアップではなくて、単にユーザー側からの突き上げを食らってCeleron N3450に戻しただけで、目新しいところはありませんね。

  2. 匿名 より:

    ツクモのTSNB14UP1発売に合わせてのマイナーチェンジ。
    あちらはCeleron 3867U、M.2 SSD 64GB、Windows 10 Pro と言う仕様で同価格。

    選ぶとき迷いますね。
    私はmb11esvユーザーです、普段N3350で十分ですがCPU使用率はつねにギリギリレベルなので4コア化やKaby Lake R搭載機に魅力を感じます。