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UMIDIGI BISON X10/X10 Pro - UMIDIGIのタフネススマホに購入しやすい価格のニューモデルが加わりました

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
UMIDIGIがタフネススマホ「BISON X10」「BISON X10 Pro」を発表しました。この製品については以前ウインタブで紹介記事を掲載していますが、その時点では「ほとんど何もわからない」状態でした。しかし、ここに来てようやくスペックや製品画像、そして新発売セールの価格など、詳細な情報が明らかになりました。

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従来モデルから全体的にスペックが落とされているものの、UMIDIGIらしいハイコスパスマホに仕上がっています。

1.スペック

スペック表

   UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
OS  Android 11
CPU  MediaTek Helio P60
RAM  4GB
ストレージ  X10:64GB/X10 Pro:128GB
ディスプレイ  6.53インチ(1,600 x 720)
LTEバンド B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19
20/26/28A/28B/66
SIM  nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.2
入出力  USB Type-C、microSDカードリーダー、イヤホンジャック
カメラ  イン8MP/アウト20MP+8MP+5MP
バッテリー  6,150 mAh
サイズ 169.7 x 82.1 x 12.9 mm
重量 X10:282g/X10 Pro:285g

バリエーションモデル

X10、X10 Proとも9月23日現在は単一バリエーションです。

コメント

X10(無印)とX10 Proのスペック上の違いはそれほど大きくはありません。CPUはともにHelio P60で、Antutu Ver.8のスコアが16万点台くらいなので、「エントリークラスと呼ぶのはかわいそう、しかしミッドレンジと呼ぶには少し低め」という感じの性能です。2年くらい前はウインタブでも「ミッドレンジです」と言ってたんですけどね。

RAMもX10、X10 Pro共通で4GB、ストレージはX10が64GB、X10 Proが128GBです。RAMに関しては、2021年のいま、4GBというのはエントリークラスの容量かと思いますし、従来UMIDIGIはミッドレンジ機にはRAM6GBを搭載するケースが多かったようにも思われますので、私の第一印象では「4GBのみ」というのが少し意外でした。

ディスプレイも6.53インチで解像度はHD+にとどまります。

ということで、RAM/ストレージ/ディスプレイ仕様については、従来モデルのUMIDIGI BISON(Helio P60/RAM6GB/ストレージ128GB/FHD+ディスプレイ)にも及ばないですね。スペック表を見る限り、X10とX10 Proは従来モデルのBISON(無印)よりも下位のモデル、ということが言えるでしょう。

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
カメラの構成はこんな感じです(上の画像がX10、下がX10 Pro)。イン側は8MP、アウト側が20MP+8MP+5MPのトリプルレンズですから、ここでも画素数はBISON(無印)の「24MP/アウト48MP+16MP+5MP+5MP」に及びません。ただし、カメラの品質は画素数だけでは決まりませんし、アウト側20MPであっても十分に美しい写真撮影ができる可能性もありますね。個人的にUMIDIGIのカメラ品質は中華スマホとしては高水準な部類だと思っていますし。

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なお、最近のUMIDIGIといえば「赤外線温度計(体温計)」ですが、X10 Proにはこの機能が搭載され、X10にはありません。

X10とX10 Proの相違点を整理すると、「ストレージ容量(X10が64GB、X10 Proが128GB)」と「赤外線温度計(X10は非搭載、X10 Proは搭載)」が異なる、ということになります。

2.筐体

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
上の画像がX10、下がX10 Proです。スペックの相違点は小さいですが、筐体の雰囲気は違っています。X10にはグラスファイバー製の背面カバーが使われ、X10 Proにはラバー製の背面カバーが使われています。よりタフネススマホっぽいのはX10 Proのほうで、X10はアウトドアシーン以外で使っても違和感のないデザインと言えるかもしれません。

もちろん、どちらもIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の堅牢性を備えています。

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro

クリックで拡大します

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro

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各部名称です。上がX10、下がX10 Proですが、配置はほぼ同じですね。ユーザーがカスタマイズできる(任意の操作を割り当てることができる)ボタンも2つあります。また電源ボタンは指紋センサーも兼ねています。

3.価格など

UMIDIGI BISON X10 / X10 ProはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、10月11日から13日までワールドプレミア(セール)が予定されています。

UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
UMIDIGI BISON X10/X10 Pro
こちらがセール価格です。特にX10のほうはもろにエントリースマホのお値段ですね。CPUがHelio P60とやや古い型番で従来モデルからかわりばえしないとか、RAMが4GBしかないとか、不満な点もありますが、この価格を見てしまうと納得ですよね。

現在スペックの高いスマホを使っている人のメイン機としては力不足ですが、スマホでゲームはしない、という人や、アウトドア用にも使える手頃なサブスマホを探している、という人にはピッタリの製品なのではないか、と思います。

4.関連リンク

BISON X10:UMIDIGI公式サイト 製品紹介ページ
UMIDIGI BISON X10 Pro:UMIDIGI公式サイト 製品紹介ページ
UMIDIGI BISON X10 & X10 Pro:UMIDIGI Official Store(AliExpress)

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コメント

  1. 匿名 より:

    何でmicroSDを読み込み(専用)だけにしたんだろう?

    • wintab より:

      あ、それは気づきませんでした。失礼しました。記事を修正しておきます。

  2. 匿名 より:

    umidigiの油絵カメラは健在?

    • wintab より:

      私しばらくUMIDIGIのスマホをメインに使っていたのですが、恥ずかしながら「綺麗じゃん」と思ってました…。

  3. 被害者 より:

    UMIDIGIは、F2を半年位使用していたが何もしていないのに急に電池パックが膨れて、背面カバーが浮いてきたって症状が出て、UMIDIGIに連絡したら、新しいF2
    と交換すると言われて、交換して貰ったが同じく半年で同じ症状が発生して、今度は電池パックから発火して、机と椅子と床が焦げました。
    すぐにUMIDIGIに連絡したら、1年以上経過してるから、保証はしないと言われましたが、確かに最初のF2は1年以上になりますが、交換対応からは半年位での症状でした。
    流石に、小型爆弾を送り付けられた気分になり、二度とこのメーカーは購入したいと思わなかったですね。
    最新機種でも多分同じような事が起きる気がして、恐ろしいとしか思えませんね。

    • wintab より:

      情報ありがとうございます。さすがに発火は怖い。このような事態はUMIDIGIだけでなく、他の製品でもまれに話を聞きます。さすがに頻発はしないんでしょうけど、実際に自分が経験したら、そのメーカーの製品は二度と購入する気にならないです。