POCO X3 Pro －「ハイスペックで激安」なPOCOが帰ってきた！Snapdragon 860搭載の最新スマホ

XiaomiのサブブランドPOCOのニューモデル「X3 Pro」をご紹介します。先日Banggoodのセール情報でちらっとお伝えしたのですが、従来モデル「X3」から大きくスペックアップした、POCOらしい、ハイスペックで激安なスマートフォンです。

1.スペック

スペック表

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この製品はウインタブでも実機レビューをしたPOCO X3からスペックが上がり、CPUは最新のSnapdragon 860となりました。Antutu Ver.9のスコアは57.7万点ほどのようです（ソースはこの動画）。ただし、おなじみの「Antutu Ver.8」ではなく「Ver.9」なので、スコア体系が異なります。同じ動画に他のSnapdragonのスコアも表示されていて、855が約51万点、865が約65万点、888が約81万点になっていましたので、「855と865の中間くらい」の性能だと思います。これなら「ハイエンド」といっていい水準でしょう。

RAMとストレージは「6GB/128GB」と「8GB/256GB」の組み合わせで、どちらを選んでも後悔することがない容量だと思います。あとは予算次第でしょうか。

一方でカメラの画素数はX3から少し落ちました。X3ではアウト側に64MPカメラを搭載していましたが、X3 Proでは48MPにとどまります。私なら48MPで「全然OK」ですが、スマホで凝った写真撮影などをされる人は注意が必要です。

それともうひとつ、ハイスペックな新製品ではありますが、5Gには対応しません。この点はあとでがっかりしないように、あらかじめ理解しておきたいところです。

サイズは従来モデルのX3と全く同じです。後述しますが、外観についてはX3とほとんど変わりません。

2.筐体

外観はX3とほぼ同じです。設定される筐体色が異なっているのと、背面の「POCO」のロゴが少しくっきりしたものになった、というくらいでしょうか。前面はパンチホール型カメラ、背面はカメラ形状が目を引きます。

スペックの割に非常にお買い得感の高いPOCO X3 Proですが、ディスプレイのリフレッシュレートは120 Hz、前面ガラスは「ゴリラガラス 6」が使われるなど、CPUやRAM、ストレージ以外でも凝った仕様となっています。

冷却面では「液冷システム」が採用されています。個人的には「どうしてこの価格で…」と感じられるくらいの充実装備だと思います。

側面の画像です。イヤホンジャックはしっかり残されています。また、この画像だとわかりにくいのですが、この製品はデュアルスピーカーを搭載していて、上部と下部に配置されています。そのため動画視聴や（横持ちでの）ゲームプレイの際に、自然で迫力のあるステレオサウンドが楽しめそうです。

また、右側面（画像右端）中央にあるのは「電源ボタン兼指紋センサー」です。この製品は指紋認証と顔認証のいずれも対応しています。

カラーバリエーションは上にご紹介した「Phantom Black」のほか「Metal Bronze」と「Frost Blue」があります。

3.価格など

POCO X3 Proは中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダー受付中で、4月6日現在の価格は6GB/128GB版が229ドル（25,768円）、8GB/256GB版が269ドル（30,269円）です。また、先日の記事でご案内した割引クーポンは6日午後5時にスタートしていて、6GB/128GB版がクーポンコード「BGBJPX3P」で199.99ドル（22,392円）に、8GB/256GB版がクーポンコード「BGJPX3P256」で249.99ドル（28,019円）で購入できます（注：4月7日にクーポンが変更されましたので、この記事でも修正しています）。これならクーポン早期終了必至かと…。

4.関連リンク

POCO X3 Pro 6+128：Banggood
POCO X3 Pro 8+256：Banggood