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Galaxy Z Fold 3 5G - タブレットとしても使える折りたたみスマホ、ついに防水・防塵にも対応!お値段もちょっと安くなりました

Galaxy Z Fold 3
こんにちは、かのあゆです。Samsungは8月12日にオンライン・イベント「Galaxy Unpacked 2021」を開催し、スマートフォンやスマートウォッチを発表しました。なお、例年であればこの時期にSペンをサポートする大型ファブレット端末「Galaxy Note」シリーズの新モデルが発表されているのですが、今年は投入が見送られています。

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今回発表されたスマートフォンはいずれも折りたたみ式ディスプレイを搭載するモデルとなりますが、まずは3世代目となった「Galaxy Z Fold 3」を紹介したいと思います。

1.Galaxy Z Fold 3 スペック

スペック表

   Galaxy Z Fold 3
OS  Android 11 with One UI 3
CPU 5nmプロセスプロセッサ
RAM  12GB
ストレージ  256GB/512GB
ディスプレイ サブディスプレイ:6.2インチ(2,268 x 832)
メインディスプレイ:7.6インチ(2,208 x 1,768)
LTEバンド 対応バンド未公開(2021年8月13日現在)
SIM  nanoSIM
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力  USB Type-C
カメラ カバーセルフィーカメラ:10MP
インセルフィーカメラ:4MP
メイン:12MP + 12MP + 12MP
バッテリー  4,400 mAh
サイズ  折りたたみ時:158.2 x 67.1 x 16 mm
ディスプレイ開口時:158.2 x 128.1 x 6.4 mm
重量  271 g

バリエーションモデル

12GB/256GB
12GB/512GB

コメント

OSは先に販売されているGalaxy S21シリーズなどと同じく現時点で最新バージョンとなるAndroid 11 with One UI 3を採用しています。

日本国内で販売されているGalaxyスマートフォンはキャリアモデルとして投入されていることもあり、実際にアップデートされるかどうかは各キャリアの意向次第となりますが、グローバルモデルに関してはZ Foldシリーズ、Z Flipシリーズも含めOSアップデート保証が3年に延長されているため、まもなくリリースされるAndroid 12へのアップデートはもちろんのこと、3年後にリリースされるAndroid 14あるいは15まで受け取ることができそうです。

近年スマートフォンの性能も大幅に向上しており、バッテリーの寿命などを除けば長期間使っていくことも可能なので、OSアップデートを長期的に受け取れるのは安心できるポイントの一つになると思います。

搭載CPUは「5nmプロセスプロセッサ」としか発表されていませんが、Foldシリーズは初代モデルからQualcomm Snapdragon 8xxシリーズを採用していることことから、今回も最新のハイエンドCPUであるSnapdragon 888を採用しているものと思われます。

RAMは2019年に登場した初代Fold、2020年に登場したZ Fold 2から変わらず12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応していません。

ディスプレイは折りたたんだ状態で使用するサブディスプレイが6.2インチ(2,268 x 832)、開いた状態で使うメインディスプレイが7.6インチ(2,208 x 1,768)という構成で、どちらもDynamic AMOLEDをパネルに採用しています。初代モデルでは解像度がHD+(1,680 x 720)に抑えられており、また機能面でも制約があったことから「サブディスプレイ」としての使い方がメインでしたが、Z Fold 3では折りたたんだ状態でも通常のスマートフォンと同じ感覚で利用できるようになっています。またメイン。サブともにリフレッシュレートは120Hzとなっており、ゲーミングスマートフォンとしても快適に利用できます。

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カメラはカバーセルフィーカメラ10MP、メインセルフィーカメラ4MP、アウトカメラ12MP(望遠) + 12MP(広角)+ 12MP(超広角)という構成です。スペック自体は以前のモデルから変わっていないものの、元々Galaxyのカメラは綺麗に撮れることで定評があり、現在かのあゆがメイン端末として使用している初代Foldも満足できる画質なので、Z Fold 3の画質にも期待できます。

初代Fold、Z Fold 2は防水・防塵に対応していませんでしたが、3世代モデルとなるZ Fold 3ではついにIPX5/8準拠の防水・防塵に対応しました。高価な製品なので取り扱いに気をつけないといけないのはもちろんですが、これで雨の日でも安心して使うことが出来るようになりました。

Foldシリーズとしては初めてSペンをサポート
またFoldシリーズとしては初めてSペンをサポートしているため、紙と同じような感覚でメモを取れるほか、本格的なイラスト制作用端末としても活躍してくれます。

バッテリーは4,400 mAhで、ワイヤレス急速充電に対応するほか、Galaxy Z Fold 3本体をワイヤレス充電器として利用できる「ワイヤレス・パワーシェア」にも引き続き対応します。

2.Galaxy Z Fold 3 筐体

カバーディスプレイ
折りたたんだ状態です。初代モデルは上下ベゼルが広く、お世辞にもスタイリッシュとはいえなかったのですが、Z Fold 2以降ではGalaxy SシリーズやNoteシリーズと同じく「Infinity-O Display」(パンチホールノッチ)を採用したベゼルレスデザインに変更され、折りたたんだ状態でも違和感なく使えるスタイリッシュなデザインに変更されました。

メインディスプレイ
開いた状態では7.6インチサイズのコンパクトなAndroidタブレットに早変わりします。メインセルフィーカメラが右側に埋め込まれています。この画像をガン見していただくとうっすらと見えると思いますが、ぱっと見では目立たなくなっています。初代モデルと比較するとこちらもかなりデザインが洗練された印象です。

背面
背面のデザインはZ Fold 2がGalaxy Note 20やGalaxy S21のデザインを踏襲していたのに対し、Galaxy Z Fold 3では初代Foldに近いデザインに戻っています。個人的にはこちらのデザインの方がすっきりしていて好みです。筐体色は「ファントム・グリーン」「ファントム・ホワイト」「ファントム・ブラック」の3色展開です。

3.Galaxy Z Fold 3 価格など

Galaxy Z Fold 3は米国では8月25日より販売開始予定となっており、価格は1,799ドル(約198,609円)からです。まだ「高級品」であることには変わりないものの、初代FoldやZ Fold 2がキャリアで25万円程度で販売されていたことを踏まえると確実に安くなっています。ただし、国内モデルに関しては(おそらく)キャリアモデルとして販売される関係上、価格になにがしかの上乗せがありそうですが・・・

国内投入に関しては現時点で発表されていませんが、すでに日本語向けページも用意されていることから、例年通りであればau専売モデルとして近いうちに投入されることになりそうです。

実は今年より初代Fold(国内版SCV44)をメイン端末として運用していますが、もう3世代目のモデルが登場するのか・・・というのが正直な感想です。初代Foldも国内版は5Gに非対応ではあるものの、Snapdragon 855に12GB RAMという構成と言うこともあり、2021年現在でも快適に利用できているのですが、やはり元値が高いことと防水・防塵ではないため雨の日は気をつかわないといけない点が少し残念に感じていました。

最新モデルとなるZ Fold 3ではついに防水・防塵性能を手に入れたため、メインスマートフォンとして安心して使えるようになりました。初代から気軽に乗り換える・・・には価格帯的に厳しいものの、確実に進化を遂げた最新のGalaxy Z Fold 3、個人的にも早く実機を触ってみたいと思っています。

4.関連リンク

Galaxy Z Fold 3:Galaxy Mobile Japan

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コメント

  1. 匿名 より:

    電磁誘導ペンとか防水とかどう考えても無理難題なのに
    センサボード2枚重ねしてつなぎ目を両方から補正とか
    ヒンジに水がはいってもいいように防水処理するとかよく考えたなぁと関心
    今回のfoldは本気で実用域までブラッシュアップして
    ペンタブ化によってFlipと差別化して相当な気合感じますね