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DOOGEE S70 / S70 Lite - 世界初の「タフネススマホ」にして「ゲーミングスマホ」、周辺機器も充実!

DOOGEE S70 / S70 Lite
DOOGEEから、2つの側面を持つスマホが発売されます。「DOOGEE S70 / S70 Lite」という製品なのですが、「IP68レベル、ミルスペックのアウトドアスマホ」であり「ゲーミングスマホ」でもあります。どちらも日本でも固定ファンのいる製品ジャンルだと思うのですが、どちら側のファンも納得できる「こだわり」のある製品だと思います。

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なお、この製品は中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダーが開始されたところなのですが、もともとクラウドファンディング「INDIEGOGO」に出品されていて、好調に出資を集めています。

1.スペック

DOOGEE S70 / S70 Lite
OSはAndroid 8.1と新しく、CPUはHelio P23です。「いやそれゲーミングスマホとしては物足りないから。」と言われそうですが、ウインタブで最近レビューしたHelio P23は低クロック版(CPUが2.0GHz、GPUが700 MHz)なのに対し、この製品はオリジナルのクロックスピード「CPUが最大2.5GHz、GPUが770 MHz」なので、Antutuスコアなんかはウインタブの計測値(Antutu Ver.7で80,000から85,000くらい)よりも高くなるのではないか、と思います。

DOOGEE S70 / S70 Lite
あと、この製品には「Gameboostボタン」というのがついてまして、これを押すと他のアプリを強制終了し、通知をオフに、通話すら受け付けなくなります。また、CPUの冷却機能を高め、結果としてCPUのパフォーマンスが大きく向上するとのことです。

DOOGEE S70 / S70 Lite
これはCPUの温度上昇とアプリの起動時間を測定し、他の製品と比較したものです。「他の製品」の製品名とかスペックが全然わからないところに「中華らしさ」を感じないでもありませんが、とにかく自信があるみたいですね。

ではなぜSnapdragon 845じゃないのか?と言えば、「製品価格との兼ね合い」でしょう。この製品はプレオーダーでも300ドルそこそこの価格になっていますので、Snapdragon 845なんかを搭載してプラス200ドルくらいになってしまうのを嫌ったんだろうと思います(本当のところはわかりません)。

CPU以外のスペックを見てみましょう。S70と低価格版であるS70 Liteのスペック差はわずかです。RAM容量がS70では6GBになっているのに対し、S70 Liteでは4GBに抑えられています。先に書いておくと、これ以外にはカメラ性能が異なるくらいで、筐体は同一ですし、他の機能にも差はありません。

ストレージは64GB、ディスプレイは5.99インチで解像度はFHD+です。なお、この製品のディスプレイはアスペクト比18:9の縦長タイプですが、ノッチ(切り欠き)はありません。

それと、通信バンドは「グローバル」を謳っているだけあり、バンド19にも対応しますので、歓迎したいところですね。なお、いつも書いていますが、中華スマホの場合、DSDS(SIM2枚挿しによる同時待ち受け)対応となっている場合でも日本では使えないケースが少なくありませんので、DSDSについてはあまり期待しないほうがいいと思います。

バッテリーは大容量です。最近の中華スマホだと10,000mAhを越える超大容量バッテリーを搭載する製品が出てきていますが、常識的に5,500 mAhあれば(もっぱらゲームをする場合は別として)普通に使っていれば一日充電なしで過ごせると思います。

サイズは「期待通り」デカイですし、重いです。重量278 gというのはまさに鈍器レベル。まあ、これアウトドアスマホですしね。

DOOGEE S70 / S70 Lite
これまでの説明と重複してしまいますが、これが機能の概要です。アウトドアスマホとしては「防塵」「IP68」「ミルスペック(MIL-STD-810G)」などがあり、ゲーミングスマホとしては「Gameboost Mode」「マルチレイヤー・クーリングシステム」「ゲームパッド対応」というのがあります。

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その他に「ワイヤレス(Qi)充電」「NFC」なんかもあり、まさに機能てんこ盛り状態ですね。

2.筐体

DOOGEE S70 / S70 Lite
筐体は見るからにアウトドアスマホ、という感じですが、背面のデザインは少しだけおとなしめですね。なお、前面ガラスはゴリラガラス4が使われています。背面素材は「レザー」となっていますが、人工皮革だろうと思います。

DOOGEE S70 / S70 Lite
筐体色はブラック、レッド、オレンジの3色ですが、基調色はブラックで、アクセントカラーに使われているものが筐体色として表記されます。

DOOGEE S70 / S70 Lite
この製品は側面や上下面の画像がなく、いまいちわかりにくいところもあるのですが、なんと言っても気になるのはこれ、専用ゲームパッドです。

DOOGEE S70 / S70 Lite
DOOGEEはスマホ用のゲームパッドも作っていますが、この「G1」と呼ばれるパッドはS70専用設計とのことです。本体とはBluetooth接続になります。残念ながらまだBanggoodでは製品ページがないのですが、INDIEGOGOでの出品価格を確認すると、20ドル~30ドルくらいのオプション品のようです。

DOOGEE S70 / S70 Lite
この製品らしい画像です。しかし、これを見ると嫌でもゲームをやりたくなりますね!

筐体説明の最後に、INDIEGOGOで公開されている製品動画にリンクしておきます。

Hands-on with the DOOGEE S70

3.価格など

DOOGEE S70 / S70 Liteはクラウドファンディング「INDIEGOGO」に出品されていて、中国の通販サイト「Banggood」にも製品ページがあります。INDIEGOGOではS70のみの取り扱いで、10月12日現在最も低価格なのが本体のみ279ドル(約31,300円)、ゲームパッド込みで299ドル(約33,600円)です。また、BanggoodではS70がプレオーダー中で299.99ドル(34,502円)、S70 Liteが「In Stock Alert(入荷お知らせ)」というステイタスでまだ発売されておらず、参考価格が229.99ドル(26,451円)です。

S70とS70 Liteの相違点はRAM容量とカメラ性能だけなので、私が買うとしたら当然S70にすると思います。ゲーミングスマホって基本的に高価格なものが多く、この製品のセールスポイントは「ゲーミングスマホとしてはCPU性能が低めで、そのぶん安い」ということと、「そのかわりIP68レベルの頑丈な筐体になっている」という点なので、筐体品質が同等、CPUも同じということならS70 Liteが激安すぎるくらいだと考えます。

この製品、実機レビューしてみたいですね。ただ、PUBGモバイルとかasphalt 9とかでテストするなら、ライターのかのあゆさんとかtakumiさんとかのほうが適任かもしれないですけど。

10月17日追記:Banggoodで10月22日までの期間限定ですがゲームパッドG1つきで269.99ドル(30,789円)となるセールを開催中です。

4.関連リンク

DOOGEE S70: World’s First Rugged Gaming Smartphone:INDIEGOGO
DOOGEE S70:Banggood
DOOGEE S70 Lite:Banggood

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コメント

  1. 匿名 より:

    このゲームパッド、十字キーが左手側にあるんですね。
    このまま製品化されたら、右利きには使いづらそうです。

  2. えびのしっぽ より:

    Banggoodアプリで開くとプロモーションセールでS70が269.99ドルでG1が無料と出てきました。
    商品ページにはG1についての記述はありませんが。
    既にINDIEGOGOで299.99ドルをポチってしまっているがな・・・

    • wintab より:

      えびのしっぽさん、こんにちは。そうなんですよねー。INDIEGOGOも怒ってるような気がしますけど、Banggoodは一体どんな手を使ったのでしょうか。