Blackview Tab 8 － あのBlackviewからタブレットが！10.1インチで動画視聴向き、価格もリーズナブルです

スマホ、特にアウトドア系のタフネススマホでおなじみの中国メーカー「Blackview」がAndroidタブレットを発売しました。「Blackview Tab 8」という製品で、スペックはそれほど高くありませんが、サイズが10.1インチで搭載OSも新しく、価格面でも非常に魅力的な製品です。

1.スペック

OSはAndroid 10と新しく、中華タブとしては現状珍しいと言えます。CPUはUNISOC SC9863Aで、Antutu（Ver.7）のスコアが72,000点ほどなので、「エントリースペックのいいほう」くらいの性能ですが、一部快適にプレイできないゲームがありそうなほかは、普段使いで不満を感じるようなものではないと思います。

RAMは4GB、ストレージは64GBと、低価格なAndroidタブレットとしては標準的です。また、ディスプレイは10.1インチでWUXGA（1,920 × 1,200）と、動画視聴などをするのにも良さそうなものになっています。

また、Blackview Tab 8はLTEタブレットです。Nano SIMの2枚挿しが可能で、日本の通信バンドにピッタリとは言えませんが、バンド1は使えますね。

さすがはスマホメーカー、といいますか、Blackview Tab 8は顔認証ができます。インカメラは5MPなんですけど、実際の精度の方はどうでしょうか。また、アウトカメラは13MPと、タブレット製品としては高精細な部類となります。

それともう一つ、「さすがスマホメーカー」な話を。この製品、リバースチャージ（本体をモバイルバッテリーのようにして、他のデバイスを充電できる）にも対応します。リバースチャージができるAndroidタブレット、って、他に記憶がないですね…。

2.筐体

筐体色はゴールドとグレーの2色。背面だけでなく、前面のベゼルの色も異なります。で、この画像を見て気づいたんですが、Blackview Tab 8は先日紹介記事を掲載した「Binai M11」にそっくりです。OSのバージョンと搭載CPUも同じですね。ただし、RAMやストレージ容量は異なりますし、筐体サイズもタテ・ヨコは同じなものの、厚さが異なります。なので、全く同じもの、ということではなく、同じベースでそれぞれのメーカーがアレンジをしているもの、と考えるべきでしょう。

前面はセンサーボタンなどはなく、ごくプレーンなデザインです。この製品のサイズは長辺が並くらい、短辺はやや小さめ、という感じなので、ベゼル幅もこんなもんかな、と思います。

背面は美しくヘアライン加工が施されています。Binai M11が「CNC加工の金属製」という説明だったので、Blackview Tab 8もおそらく金属製の背面パネルになっていると思われます。

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ディテール画像です。横持ち時として見ると、左上が上面、右上が背面、左下が左側面と下面、そして右下が左側面です。下面にPOGOピンが見えますが、

別売りでキーボードが用意されています。ただし、このキーボードは7月1日現在、Blackveiwの公式サイトでもBanggoodでも発売はされていません。

それと、期間限定かと思われますが、Blackview Tab 8を購入すると、専用ケースがプレゼントされるとのことです。

3.価格など

Blackview Tab 8はBlackview公式サイト及び中国通販のBanggoodで販売中（プレオーダー中）ですが、7月1日現在だとBanggoodの価格が安く、124.99ドル（13,618円、先着100台まで）です。キーボードの情報がないのが残念ですが、専用ケースはタブレットスタンドとしても使えるようですし、動画視聴用のタブレットとして考えればリーズナブルな価格と言えるのではないでしょうか。

4.関連リンク

TAB 8：Blackview日本語公式サイト
Blackview Tab 8：Banggood