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Zeblaze THOR 4 Pro - 1.6インチの「大きめディスプレイ」ながら、コンパクトに仕上がったAndroid OS搭載スマートウォッチ

Zeblaze THOR 4 Pro
Android OSを搭載するスマートウォッチを手掛ける中国メーカーにはLEMFOのほかにZeblazeがあります。ウインタブではZeblazeの製品の紹介記事を掲載するのはこれが初めてですが、Zeblazeはこれまでに多くのOS搭載スマートウォッチを作っていて、中には「LEMFO製品と中身が同じじゃん」というものも見受けられます。LEMFOとZeblaze、どっちがおおもとなのかはわかりませんが、最新モデルとしてのLEMFO LEM8とZeblaze THOR 4 Pro、筐体や内部構造はかなり異なったものになっています。

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1.スペック

Zeblaze THOR 4 Pro
システム構成は最新のAndroid OS搭載スマートウォッチとしては標準的です。OSはAndroid 7.1.1、CPUはMT6739で、RAMとストレージは1GB/16GB。先ほど紹介記事を掲載したKospet HopeはスマートウォッチながらRAM3GB/ストレージ32GBという大容量を備えていますが、それとは対照的です。この製品は単体で通話をしたり、アプリをインストールしたり、メッセージを送ったりと言ったことができる独立したAndroidデバイス(スマートフォン)ですが、そうはいっても腕時計なので、操作性には限界があり、マルチタスクであるとかアクションゲームなんかをするには無理があり、個人的には「果たしてRAM3GBも必要なのか?1GBでも十分なのでは?」と思っています。

ディスプレイは大きいです。このタイプのスマートウォッチは多くの場合1.39インチなのですが、この製品は1.6インチです。また、有機ELではなくLTPS (低温ポリシリコン)が使われています。実際のところ、腕時計のディスプレイとして有機ELがいいのかLTPSがいいのか、私には何とも言えませんが、どちらも高画質ではあります。

ただし、解像度はやや低めで、他の1.39インチ有機ELの製品が400 × 400であるのに対し、この製品は320 × 320です。でも2インチに満たないサイズなので、解像度よりは絶対的な大きさのほうを重視してもいいのかな、とは思います。

バッテリーは600 mAhで、これもLEMFO LEM8やZeblaze Thor 4の580 mAhよりは若干大容量です。ただ、そんなに大きな差ではないので、バッテリー持ちのほうは劇的に改善されるとも思えません。

ディスプレイサイズが大きくなったことにより、心配になるのがサイズです。なんと、「小さくなりました」。Zeblaze Thor 4は48.5 × 48.5 × 15.9 mm、LEMFO LEM8はダイヤル径50 mmなので、若干ではありますがThor 4 Proのほうが小さいです。

2.筐体

Zeblaze THOR 4 Pro
ディスプレイサイズが大きくなっているにもかかわらず、サイズが小さくなっているということは「ベゼルが細くなった」ということですよね?LEMFO LEM8の画像と比較してみます。

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LEMFO LEM8
こちらがLEM8。ちょっと微妙ですが、確かにThor 4 Proのほうがベゼルは細いですね…。

なお、Thor 4 Proについては様々な角度からの画像が公開されていません。ですが、カメラは他のAndroid OS搭載のスマートウォッチと同様にリューズの部分についているのがわかります。「配置」という意味では他のスマートウォッチと同じようなものですね。

Zeblaze THOR 4 Pro
背面には心拍数センサーとnanoSIM用のスロット、そして充電とデータ伝送に使うPOGOピンがあります。

Zeblaze THOR 4 Pro
バンドはシリコンとレザーの「ハイブリッド」です。表面がレザー、裏面がシリコンということのようです。また、この製品は購入時にバンドの色(ブラックとブラウン)を指定する仕組みになっています。

Zeblaze THOR 4 Pro
ディスプレイ面は多彩なテンプレートが用意されていて、使っていて楽しくなりそうです。また、アプリのUIもカスタマイズされているみたいですね。スマホとの連携ももちろん可能で、「 Wiiwatch2(Kospet Hopeと同じアプリ)」を使います(Android、iOSに対応)。

3.価格など

「大変だ!早く記事を書かなくちゃ!」と思いました。というのも、11月30日現在、この製品は中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダーセールを開催していて、99.99ドル(11,554円)で購入できます(先着1,000台限定)。また、TOMTOPでもセール中で104.99ドル(11,863円)です。

同じ日に2つのスマートウォッチ(この製品とKospet Hope)の紹介記事を掲載するのは初めてです。また、ちょうどいい比較になる、といいますか、RAMとストレージが大容量のKospet Hopeと、ディスプレイサイズが大きくて狭ベゼルのZeblaze Thor 4 Pro、いずれも魅力的な製品で、どちらも購入しやすい価格になっていると思います。個人的には、スマートウォッチに大容量のRAMとかストレージはあまり必要ない気がしますので、少しでも画面が大きくてサイズも小さいZeblaze Thor 4 Proがいいかなあ、と思います。

4.関連リンク

Zeblaze THOR 4 Pro:Banggood
Zeblaze Thor 4 PRO:TOMTOP

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コメント

  1. 目ちゃん より:

    これって日本語対応してますかね?

    • wintab より:

      目ちゃんさん、返信が遅れすみません。紹介動画やレビュー動画を見る限り対応しているようです。

  2. ピヨ より:

    対応言語に日本語が載ってな
    いんですが日本語対応してますか?

    • wintab より:

      ピヨさん、こんにちは。この製品は現在かのあゆさんがレビュー中で、私は初期設定だけやりましたが、日本語対応します。ただし、英語表記のまま残ってしまう部分もありました。個人的には「日本語でOK」といってもいいのだろうと思います。