記事にアフィリエイト広告を含みます

Kospet Hope - Android OSを搭載するスマートウォッチ、ついにRAM3GB/ストレージ32GBモデルが登場! 

Kospet Hope
ウインタブがいま最も注目していて、個人的にも欲しいと思っているのが「Android OS搭載のスマートウォッチ」です。腕時計なんですけど、OSにCPU、RAM、ストレージ、そしてカメラまで搭載していますので、単体でスマホとして使えます。ディスプレイが非常に小さいので、実際にスマホと同じ使い勝手にはならないと思いますが、機能としてはスマホなんですよね。もちろん一般的なスマートウォッチと同じように、本物のスマホと連携させて使うこともできます。

スポンサーリンク

さて、この「OS搭載スマートウォッチ」に、なんと「RAM3GB/ストレージ32GB」というハイスペック(?)な製品が登場しました!「Kospet Hope」といいます。

1.スペック

Kospet Hope
OSは最近としてはちょっと古めとなるAndroid 7.1.1で、CPUは2018年のエントリースマホによく使われているMT6739です。で、RAMが3GBでストレージが32GB。100ドルクラスの中華スマホだとRAM2GB/ストレージ16GBくらいのものが多いので、ここまでのスペックはある意味標準的なエントリースマホより上、と言えるかもしれません。

スマホであれば操作性に最も大きな影響があるのは「ディスプレイ」だと思いますが、この製品のディスプレイはさすがに小さく、1.39インチです。したがって、いくらRAMとストレージの容量に余裕があっても、ディスプレイサイズが操作のボトルネックになってしまうのは間違いありません。もちろんこの製品は「腕時計」なので、必要以上にディスプレイが大きくても、今度は腕に装着する際に問題が出てしまいます。

また、ディスプレイは解像度が400 × 400の有機ELです。円形なので、単にサイズが小さいということだけでなく、表示領域的にも厳しいものがあります。まあ、あくまで「スマホとして使うなら」ということなんですけどね。

独立したAndroidデバイスとして、通話やアプリも使えますので、SIMスロットも備えます。それと、カメラもしっかり内蔵されていて、ソフトウェア補間後8MPと、なかなかの画素数になっています。

このタイプのスマートウォッチでは、以前「LEMFO LEM7」という製品の紹介記事を掲載したことがあるのですが、その際、LEM7を使っている読者の方から「バッテリーが1日持たない」というコメントをいただいています。LEM7のバッテリー容量は580 mAh、このKospet Hopeは620 mAhなので、若干容量が大きくなってはいるものの、やはりバッテリー持ちには少し不安があると思われます。

サイズに関しては、LEMFO LEM7、そしてその後続モデルLEMFO LEM8(RAM2GB/ストレージ16GB)あたりと比較して大きな差はありません。やはり腕時計としては大型サイズということになります。

2.筐体

Kospet Hope
筐体(ケース)はCNC加工の金属製(おそらくアルミ合金でしょう)で、ベゼル部分はセラミック製です。実物を手に取ってみないとわかりませんが、メーカーのほうではかなり質感に自信があるようです。

Kospet Hope
カメラは一般的な腕時計でいう「リューズ」の位置にあります。この辺はLEMFOやZeblazeなど、OS搭載のスマートウォッチではほぼ「お約束」と言っていい配置です。

スポンサーリンク

Kospet Hope
また、この製品はIP67レベルの防水・防塵性能を確保していますので、上の画像のように手を洗う際などに多少濡れてもまったく問題はありません。

Kospet Hope
背面には心拍数センサーと充電やデータ伝送に使うPOGO Pinがあります。あと、カバーでおおわれていますが、Nano SIM用のスロットもありますね。

Kospet Hope
サイズ感はこんな感じ。腕時計としてはゴツいと思います。

Kospet Hope
この製品のバンドは標準だとシリコン製ですが、別売りでレザー製(本革かどうか定かではありません)のバンドも用意されています。ちなみにBanggoodで期間限定0.99ドルということなので、この製品を購入するのなら一緒に注文したほうがいいかもしれません。

Kospet Hope
前面は有機ELディスプレイなので、腕時計として使う場合に様々なデザインのフェイスに切り替えることができます。この辺は他のスマートウォッチと同じですが、腕に巻くものですから、デザインには凝りたいですね。

Kospet Hope
この記事では「独立したデバイスとしてAndroidの機能を楽しむ」的な論調になっていますが、一般的なスマートウォッチと同様、専用のアプリを使ってスマホと連携させて使うこともできます。「WiiWatch2」というアプリで、Android用、iOS用があります。

3.価格など

Kospet Hopeは中国の通販サイト「Banggood」で販売中(プレオーダー中)で、11月30日現在の価格は139.99ドル(16,196円)です。

スマートウォッチということもあり、デザインであるとか素材であるとか、そういったものを総合して購入検討することになりますが、エントリースマホであれば歓迎すべき「RAM3GB/ストレージ32GB」という容量は、個人的には「そんなに必要かなあ」という気がしないでもありません。というのも、ディスプレイが1.39インチしかなく、マルチタスクだとか3Dゲームだとかをまともに動かすのは難しいだろうと思いますし、せいぜいメールとかLINEなどSNSの通知を受け取ったり、たまに通話したり写真を撮ったり、という程度の使い方になると思うんですよね。そうすると、LEMFOなどの「RAM1GB(あるいは2GB)/ストレージ16GB」くらいでも特に困らないような気がします。

とはいえ、RAMにせよストレージにせよ、余裕があるに越したことはないですし、既存のRAM1GB/ストレージ16GBの製品と比較してもそれほど高価でもないので、選択肢としては魅力的だと思います。

4.関連リンク

Kospet Hope:Banggood
Replacement Durable Leather Watch Band Strap for Kospet Hope:Banggood

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    Smart Watchに必要なのはスペックじゃなくて電池もちじゃないのかな?RAM3GBも積んだら消費電力多そう。

  2. 匿名 より:

    セールで99ドルで売ってたなこれ
    動画みたら文字版の周りのベゼルがテカテカしてた
    つや消しだったら良かったのに
    液晶の周りの表示されない部分の太さが気になるからスルーした

  3. かぜ より:

    手を洗ってる画像の雑コラ感が良いなw

    • wintab より:

      かぜさん、こんにちは。これでもずいぶんマシになったと思います。数年前だとタブレットを掴んでいる人の手が進撃の巨人でしたから…。

    • 匿名 より:

      腕時計の向きも逆さまですね。

      まあ、そんなことより、一番の問題はバッテリーでしょうね。

  4. 匿名 より:

    コレ買ってみました。設定次第ですがLEM7より遥かにバッテリーが持ちますね。24時間は余裕、2日は無理ってところです。Always Timeという常時時計表示できる機能が素晴らしいです。ちなみにメーカーは次は2重ディスプレイかDual SoCを作るらしいですw

    RAMは3Gはちと多いですが、1Gのものではほぼ全部使い切ってしまって処理重いことを考えると2G以上は欲しいところですので、総合的に悪くないと思います。

    • wintab より:

      こんにちは、ご購入おめでとうございます!このジャンルの製品は2019年には日本でも人気がでるのでは?と思ってまして、ウインタブでも(この製品じゃないですけど)実機レビューしたいと思います。

  5. 匿名 より:

    はじめまして。
    物欲に負けて購入しました(笑)
    宜しければご教授ください。
    付属のUSBでPCに接続したのですが、充電のみでPC上で認識しません。
    これってPCに接続できないのでしょうか?

    • wintab より:

      こんにちは。すみません、実機手が手元になく、確たることは言えません。この記事をご参照ください。
      https://win-tab.net/misc/transfer_from_pc_to_android_1703283/

      あるいはケーブルがデータ伝送に対応していないのか?お力になれずすみません。

      • 匿名 より:

        本体の接続ピンが2本ですのでPCとの接続は出来ないかと。USBを置き換えたものなら4本要りますから。
        従ってRoot化はかなり手法が限られますね。

        • wintab より:

          こんにちは、知りませんでした!POGOピンってそうやって見るんですね。勉強になりました。