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AUKEY PowerStudioの実機レビュー - 可愛らしいデザインのポータブル電源。高い汎用性でアウトドアなどでも活躍しそう!

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どうも。ひつじです。突然ですが皆様は災害対策していますか?(私は出来てないですね…。)一昔前であれば衣食住を確保しておけば当面は生き延びられると考えていたのですが今年の夏を通じて「これは電力確保も生きる上で必須だな」と個人的に感じた次第です。

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今や必須アイテムであると言えるスマートフォンだけでなく、簡易的ながら熱中症対策になりそうなポータブル扇風機や冷風扇等、使えるように準備しておけば便利なものはたくさんあるのですがそうなると電源確保は必須ですし、小さい容量では心もとない、というのが本音です。

そこでご紹介したいのがAUKEYの「PowerStudio」。ラジカセ位の大きさのポータブル電源なのですが緊急時はもちろん、アウトドアにおけるちょっとした電源確保やUPSの代わり等、意外と活躍の場がありそうな製品です。

1.スペック

スペック表が画像の形で存在したためそちらを掲載いたします。

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※クリックで拡大します

注目したい点として、合計300WながらAC出力ポート(=コンセント)を2ポート利用可能なこと、それからUSB PDに対応するUSB Type-Cを有していることでしょう。充電する際、DC入力だと60Wが限界なのですが、USB PDだと100W(テスト時は95Wでした)、更に充電時同時にこれらは使用可能であるため最大160Wで充電が可能です。この場合満充電は2.5時間程度で可能。これならアウトドアに使用したい場合でも前日寝る前に充電しておけば満充電状態で持ち出すことが出来るわけです。

また、合計300WのAC出力というのも意外に活用範囲が広く、最近の400L級冷蔵庫くらいまでは何とか300Wに収まります。常時300W出力し続けた場合は1時間程度でバッテリーを使い切るとは思いますが、霜取り機能が働かなければ数時間はこのバッテリーで賄うことはできるでしょうし、テレビや扇風機等はもっと消費電力が少ないため、4、5時間は稼働させることが出来ます。他にも楽器用のアンプ等は屋外では持て余す位の出力のものでも120W程度。1時間に満たないストリートライブ等であれば賄えるスペックを有します。

また、シガーソケットやUSB等といった接続端子の種類の多さも魅力です。例えばLANパーティや屋外でドローンを飛ばす等といったイベントでも使い勝手は良いと思います。

powerstudio_color
なお、カラーは2色展開です。「クラシック・グレー」と「レトロ・ブルー」があるようですが今回レビューした「レトロ・ブルー」はパステル調で可愛らしいカラーリングですね。

2.筐体

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付属品はシンプルです。シガーソケットとDC端子を変換するケーブル(充電用)、ACアダプター、ポーチ、取扱説明書等が付属するようです。今回はレビュー機なので説明書は付属がありませんでした。(といっても使用上迷う要素もないでしょう)

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次に外観です。端子類のある前面から。液晶画面には受給電状況とバッテリー残量を示すインジケータが表示されます。また、各端子類はブロックごとに使用のON、OFFが可能なスイッチがあります。このスイッチをONにすることでそれぞれの端子の使用が可能となります。充電用のDC端子はUSB OutとDC Outの間、USB PDはUSB Outのブロック内にあるType-Cを活用します。

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コンセント部分ですが、下部コンセントは特に説明がないものの、3Pタイプのプラグも差し込み可能なようです。ただ画像のようにアースプラグがコンセントブレードより長いものについては利用が厳しい場合もあります。

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それとフラッシュライトも搭載しています。直視すると目が眩む位眩しく、点灯パターンも常時点灯、SOSモールス信号のリズムでの点滅、常時点滅の3つに切替が可能です。

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続いて背面です。かなりデザインはオシャレですね。ギターのヘッドアンプや高級なBluetoothスピーカーのようなデザインです。持ち運び用のハンドルも革で出来ており、BRUNO等のデザインが好きな方には特に魅力的に映ると思います。こちらの向きを正面として置いておけばガジェット感も薄まり良いのではないでしょうか。

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左右側面や天板、底面には特に何もありません。底面にゴムの足が取り付けられている点と製品に関する印字があるくらいが特徴でしょうか。

総括するとデザインにこだわりのある機種であるということが見て取れますね。この位可愛らしいデザインであればインテリアにこだわりがあっても気兼ねなく置けるシーンはあると思いますし、楽器などの機材に混ぜ込んでも違和感がないので人に見せるような使い方をしても調和がとれると思います。

3.使用感

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オーディオを鳴らしてみましたが、安定して電力供給が出来ているようでした。同時に給電をしてみたところ、バッテリー残量に余裕があればあまり充電はしないようです。一方で給電が突然途切れても使用している機器の使用には特に弊害はないためUPSのような活用も可能でしょう。

バッテリー残量表示は多少ムラがあるようですが、30W使用した場合でおおよそ5分で1%程度消費するようですね。

充電はUSB PDの方が確かに速いです。(先日紹介しましたAUKEYのOmnia PA-B5を使用)ただ通常使用であればDC端子のみでも十分に活用は可能ですしそこは利用方法次第、というところでしょうか。

また今回紹介出来ていませんが別途折り畳み式のソーラーパネルによる充電も可能なようです。車中泊など、アウトドアで活用する機会が多い方でしたら車のトランクに積んでおく等の活用が出来そうですし災害時にも役立ちそうですね。

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なお、600Wでサージ機能が働くとあったので過大な出力を求める機器(IHクッキングヒーター)を接続したところ、出力が600Wを超えて1秒足らずでアラーム音が鳴り電源供給が停止しました。遮断速度も速く、万が一の場合も大きな問題は生じないと思います。

細かい欠点としては操作音のOFFが出来ない点でしょうか。結構大きな音なのでこの点だけは気になります。発熱は多少ありますが気になる程ではないですし、コイル鳴きはありません。そういった部分ではおおよそ問題ないでしょう。

4.価格など

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AUKEY PowerStudioは現在Makuakeでクラウドファンディング中です。PowerStudio単体は9月16日現在21%OFFの31,442円(税込。以下も同様)で応援購入が可能です。2台であれば60,496円で購入可能ですね。またこのPowerStudioと折り畳み式ソーラーパネルのセットは27%OFFの48,618円、フルセットともいえる、折り畳み式ソーラーパネルとOmnia PA-B5、充電用ケーブルのセットが25%OFFの56,670円で購入可能です。

なお同時購入が前提ですがAUKEYのOmnia PA-B5と充電に対応するケーブルのセットが15%OFFの7,616円、折り畳み式ソーラーパネルも15%OFFの22,780円で購入可能となっています。(あれ?となると折り畳み式ソーラーパネルとPowerStudioのセットに7,616円でPA-B5とケーブルを付けた方がフルセットより合計金額が安くなるような…。)

また、ソーラーパネルが2枚にPowerStudio1つをセットにしたものやPowerStudioを100台セットにしたものなど、お得なセット品はほかにもありますので是非ご確認頂ければと思います。

5.関連リンク

AUKEY PowerStudio:Makuake

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コメント

  1. 匿名 より:

    こんなくそでかい電源を標準にするのやめてPDを標準にしたらいいのに