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NokiaとWindowsPhoneがなくなる? - 海外ニュースから

Nokia Lumia 830
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。珍しく刺激的なタイトルをつけてしまいましたが、WindowsPhoneが消滅するわけではなく、「WindowsPhone」という名称と「Nokia」というブランド名がなくなる、ということです。WindowsPhone製品はこの先も健在です。

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複数の海外メディアがこのことを報じていて、

・この先、WindowsPhoneという名称とロゴマークを販促活動で使う頻度を減らしていき、代わりに標準的な「Windows」の名称とロゴに置き換えていく
・ホリデーシーズン(11月下旬から年末くらいまでの期間)の販促活動からNokiaブランドも取り去る

というのが要旨です。

1.NokiaブランドからMicrosoftブランドへ

Nokia Lumia 830-2
MicrosoftはNokiaのモバイル事業を買収しましたが、Nokiaという会社そのものを買収したわけではないので、いつまでもNokiaブランドを使うわけにはいきません。似たような例として、LenovoがIBMからPC事業を買収したときも「Lenovoは5年間IBMの名称とロゴをPC製品に使用できる」という取り決めがありましたが、Lenovoは期間満了を待たずにIBMの名称とロゴを取り去りました。

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MicrosoftはNokiaという名称を2015年11月25日まで使える契約になっていますが、それまでにモバイル端末から取り去られることは既定路線だったわけで、時期が早まって、このホリデーシーズンから、ということなんでしょう。そもそもLumiaを製造している会社の名前はNokiaではなく、「Microsoft Mobile Oy(Oyはフィンランド語で株式会社という意味)」ですし。

2.WindowsPhoneからWindowsへ

これは、2015年春に予定されている新OS、Windows9(仮称)の投入に合わせて、ということでしょう。Windows OSは現在ではWindows8.1,WindowsRTそしてWindowsPhoneという3つのOSに分かれていますが、新OSではWindowsRTとWindowsPhoneのOSが統合されると言われており、統合されたOSはスマートフォンだけではなく、小型タブレットなどにも使われることになるので、早い段階で「Phone」という言葉をOS名称から取り去る必要があるのかも知れません。

3.LumiaのロゴはMicrosoft色を強化

Lumia 新ロゴ予想図

画像出所:Neowin

「Lumia」はNokiaのWindowsPhoneに使われている製品ブランドですが、こちらは残るということです。上の画像はNeowinから引用したものですが、使用しているフォントがMicrosoftのコーポレート・フォントである「Segoe」になっていて、Microsoftファミリーであることが鮮明になっていますね。これはNeowinが制作したものなので、実際この通りになるかわかりませんが、MicrosoftがSegoeフォントを使用すべく準備を進めているのは確実なようです。

毎度毎度同じことを書いていますが、この記事を書いていて思うのはやっぱり「いいから早く日本でWindowsPhone出せや」ということです。

4.関連リンク

Microsoft to drop Nokia and Windows Phone brands [Update]:Neowin(英語)
Microsoft is killing the Nokia and Windows Phone brands:THE VERGE(英語)

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